司馬遼太郎という作家

司馬遼太郎の作品の中に「街道をゆく」というシリーズがある。今、この第15巻目の「北海道の街道」を読んでいるのだが、この作家のスゴさに感心している。

私は少年時代から青年時代にかけて夢中のなった作家に吉川英治という人がいた。いわゆる時代小説の大家だった。
主な作品は読んでいるのではないかと思っているが、これとは関係がないが最近司馬遼太郎という作家に興味をもつようになった。やはり歴史物への共感がきっかけなのだが、数年前に「坂の上の雲」というNHKの番組が放映されてこのときに興味をもったことがあったが、ほんのちょっとだけだった。

今、妙に気になりだした。「街道をゆく」シリーズの北海道版を読んでいるのだが、あれだけの小説を書いて、またほぼ全国の街道(朝日文庫版で43冊)を書くなど、驚きだ。中身を考える前にその制作の量に感動する。

何とかの巨人などという言葉があるが、この人もまた何人もいる「知の巨人」のトップになる人なのだろう。
これから時間をかけて司馬作品を読んでいこうと思っている。市立図書館その他の図書館から借りること。
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