来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
虐待で死ぬ子どもたちが172人も
これは昨日の朝日の報道。2014年度に虐待で亡くなった18歳未満の子どもは71人。これは厚生労働省の統計。
全国の自治体が09年4月~16年9月に作成した死亡や重体の例187事例のうち、朝日新聞が集約・分析したところ、死亡が172人、0歳から3歳までが97人、4歳から9歳までが47人、10歳から16歳までが17人にのぼることが分かったという。この加害者は母親が79件になるとのこと。
この死亡事例のすべてを検証しきれていないらしい。
そして朝日は具体的な虐待の例をいくつか載せている。これをみると、どうして? なんとか防ぐことができなかったのか? などの疑問が次々にわく。
いろいろな事情があるのだろうが、自分が腹を痛めて生んだ子どもを自分の勝手は理由で虐待死に至らしめる親の態度が許せないのは私ひとりではないだろう。地域、周辺に住む人たちのまなざしなど、子どもを護る気持ちが集められる必要がこれからますます求められるのだと思う。
同時に問題は虐待死だけではない。報道されるいじめを苦にする子どもの死も、「他殺」に近い問題を持つのではないだろうか。殺される子どもも、自分で死ななければならないほどの苦痛を体験している子どもも、命が粗末にされる今の世の非情さを訴えつづけているのだ。
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