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日記 … Kametarou Blog
北朝鮮の動きあれこれ
北挑戦が発射するミサイルが妙な飛び方をしたら大変だ、ということで日本は最新鋭の対空反撃態勢をとった。ところが、北のミサイルが失敗してこの情報がスムースに日本の各方面にとどかず各関係者がオタオタしたという状況だった。北のミサイル発射失敗と日本の防御態勢のオタオタが話題として続くかと思われた途端に北朝鮮の新しいボスの動きとそのボスの祖父の金日成(キムイルソン)生誕100年の騒ぎがクローズアップされた。
テレビ朝日系の報道によると、北の人びとはこの記念日に食糧その他の特別配給という恩恵を受けたという。北の国民一年間の食糧代に匹敵するカネが、先の失敗ミサイルの費用だったことで、特別配給があったそのお返しに国民はひどい収奪を受けることになるとも報じていた。これが本当かどうかわからないが、その昔の日本も「欲しがりません勝つまでは」とかと叫び続けたことが思い出される。
北朝鮮の人びとも同じように「強盛大国」を実現するための犠牲を余儀なくされているのだろう。
ミサイル迎撃態勢なる措置は何だったのか。自衛隊の存在価値をPRするために民主党政権が煽られたのだろうが、もしミサイルが失敗しないで沖縄県の上を「間違って」飛んだならどういう事態になったのだろう。あの失敗は日本のあちこちの人たちに大きな安堵を与えたに違いない。
もう少し北朝鮮のリーダー部分を説得する仕掛けをつくることができないものだろうか。日本の上層部も、今の北の動きが続いてくれた方が何かと好都合と思っていないだろうか。
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