札幌自由が丘学園の教育のつどい

5日(土)の午後、札幌市北区民ホールで札幌自由が丘学園の「教育のつどい」を開催した。参加者が100人に満たない数だったが、3時間に及ぶつどいを堪能したのではないかと想像する。
前半は自丘の教育活動の紹介ということで、フリースクールの生徒たちの歌や挨拶、ついで生徒制作の映像による学校生活のあれこれ。

後半は北大教育学部の横井敏郎教授の講演、テーマが「世界と日本の教育政策と教育改革の動向」。主としてイギリスと韓国の教育をめぐる国の政策と国民の教育要求から説明された。続いて日本の戦後の教育政策の推移。特に90年代以降の教育をフリースクールの活動とこれに対する行政の展開など。

2時間近い講義・講演だった。私的には本当に久しぶりで大学の授業を受けた感じで感動した。自分の歩んできた教育実践が戦後の歴史の中でどう位置づいていたのか、の実証の感である。

フリースクールの取り組みが既存の「学校」から離れながらも教育保障の権利の面をしっかりもっていることを確認することができた思いである。
時間の関係で今問題の「多様な教育機会確保法案」関連はなかったが、これはもっと規模を小さくしてゼミナール形式で討論しあうことで取り組みましょうと横井先生と話し合った。その時期は冬休みのどこかになると思っている。

(今日記したfacebookと同じ)

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