「手抜き工事」

建物や土木工事に手抜きがあったことがどんどん暴露されてきた。大手の企業がこれをやっている。もっとも実際には下請け企業なのだが、元請け企業の責任であるから社会的使命を大きくもっている大手がこういうデタラメをやっていることに怒りを感じる。

私もこの年に至るまで「我が家」の新築改築を何度か行った。そのたびに手抜きがあるかも知れないから注意が必要とまわりから言われた。注意が必要と言ってもどうやってチェックすればいのか分からない。だから結局は信頼できる設計士を頼むしか方法がない。それは当然費用が高くなる。しかし一生一台の買い物が予定よりも多少高くなってもしかたがない、そんな思いをしたものだった。

今問題になっている土木工事も当然設計監理者がいるはずだ。これをごまかして手抜きを行うのだからヒドイ話だ。
世の中、この種のごまかしは誰でもいうことができるほど一般的なのではないだろうか。例のアベノミクスなど国民生活の各方面がうまくいっているように言っているが、いろいろなゴマカシを複雑にかみ合わせて国民の目に黒が白く見えるような小細工をしている一つの典型ではないのか、とすら思う。これは手抜きというより手の込んだ細工だからこれを見抜く国民の目は隠された「地下」まで見通さなければならないかも。

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