東京シューレの生徒への授業

わが三和高校の東京学習センターに所属する東京シューレの生徒たちの本校スクーリング。50人の生徒たちがやってきた。中には父母もいっしょという組もあったが、久しぶりで「歴史」と「倫理」の二コマの授業を行うことができた。

難しいのは1年間にたかだが1時間か2時間のスクーリングの授業、何をどう行えばいいのか、をいつも問われる。常日頃は東京での違う先生たちからの指導があるのだが、本校での授業ということでやるほうも少々緊張する。

今回は北海道の歴史を中心にして組み立ててみた。だいたい「北海道」という名前の以前は「蝦夷地」だった。奈良時代からこういう地名は資料にある。中央の人たちはこの北国を蝦夷地という未開の野蛮人が住む地として理解していた。

「中央」とは何か、明治になって日本の近代が進むのだが、この近代の重要な中身は戦争だった。そんなことを中心に授業を組み立てたのだが、生徒たちの反応はよかったし、皆しっかり授業に参加してくれたことはよかったな、という思いだった。

しかし汽車(今はJRというが)にのって乗り換え付きで片道2時間半、そして二コマの授業、ちょっと疲れたかなという感想だが、上に記したように生徒たちの反応からみてまあまあの内容だったかな、と自己満足しているのだが。

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