来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
今日は「成人の日」
地下街などで和服姿の女性が目につく。晴れ着を着た若者たちに「これからの日本を頼むよ」と声をかけたくなる。
テレビに登場する新成人は皆「いいこと」を言っている。しかしこれからの日本、今成人した若者たちが私たちの年齢になる次の半世紀、世界と日本はどうなるのだろうか、とふとそんな危惧の念が頭をかすめるのだが。
私の「この日」はたしか1957年だった。戦争が終わってまだ12年、生活に心配はあったが、希望がいっぱい溢れていた。戦後の占領状態から日本は独立をなしとげた。再軍備とかいわゆる逆コースといわれる政治状態もあったが、新しい日本と世界を建設していくのだという多くの人びとの気持ちは健在だったのではないだろうか。環境問題とかその他人類の未来に暗い影を産み出すようなものはまだ視野にはなかった。しかし今はどうだろう?
世界の中東地区での戦争発火の心配は決して小さくはない。ヘタしたら世界大戦になりかねない恐れすらある。日本の政治情勢も全く前途不明瞭だ。
新しい成人の皆さん、視野を広く持って進んでもらいたいと切望したいのだが。
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