来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
映画「アンダンテ」
非常に感動的な映画だった。
大学中退、そして教師である父親の教え子の会社で就職したが、いっそう人づきあいが難しくなって、「本格的な」引きこもりになった主人公千華が、やさしい農村の人びと、さらにそこの自然のやさしさに触れて自分らしい生き方を取り戻す。
「アンダンテ」とは音楽の語で「ゆっくり」という意味。
今の社会、家庭も学校も社会全体も、とにかく効率オンリーである。せわしく競争が貫かれている。その非人間性を絵に描いたような今の社会への告発だ。
映画の各所で、ゆっくり(アンダンテ)を説くモットーがちりばめられている。そして、食物づくりもまた効率オンリーによって人間の健康を破壊していることも説かれている。
田んぼに「SOS」のメッセージを入れたペットボトル、これを読んだ男(30代半ばの独身)、都市と農村との交流、母親の子どもにかける夢、昔ながらの父親の言動、などなど。
そして田んぼの中におかれたピアノで千華は自分の曲を演奏して大きな拍手を受け、母もまた娘の生き方を認める。その曲と歌がすてきだった。
JA推薦らしい映画でもあるし、日本の農業政策の問題を指摘する映画。しかし引きこもり70万人の3分の2が男だという。この映画の主人公は女性。主人公が男性だったらこの感動はない?
「フリースクール」という言葉が一回だけ出てくる。
なおウエブサイト参照。http://www.ggvp.net/andante/index.php
大学中退、そして教師である父親の教え子の会社で就職したが、いっそう人づきあいが難しくなって、「本格的な」引きこもりになった主人公千華が、やさしい農村の人びと、さらにそこの自然のやさしさに触れて自分らしい生き方を取り戻す。
「アンダンテ」とは音楽の語で「ゆっくり」という意味。
今の社会、家庭も学校も社会全体も、とにかく効率オンリーである。せわしく競争が貫かれている。その非人間性を絵に描いたような今の社会への告発だ。
映画の各所で、ゆっくり(アンダンテ)を説くモットーがちりばめられている。そして、食物づくりもまた効率オンリーによって人間の健康を破壊していることも説かれている。
田んぼに「SOS」のメッセージを入れたペットボトル、これを読んだ男(30代半ばの独身)、都市と農村との交流、母親の子どもにかける夢、昔ながらの父親の言動、などなど。
そして田んぼの中におかれたピアノで千華は自分の曲を演奏して大きな拍手を受け、母もまた娘の生き方を認める。その曲と歌がすてきだった。
JA推薦らしい映画でもあるし、日本の農業政策の問題を指摘する映画。しかし引きこもり70万人の3分の2が男だという。この映画の主人公は女性。主人公が男性だったらこの感動はない?
「フリースクール」という言葉が一回だけ出てくる。
なおウエブサイト参照。http://www.ggvp.net/andante/index.php
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