北朝鮮という国の大将

もちろん正確には朝鮮民主主義人民共和国である。この国は言わずと知れた金正日将軍が指導する独裁国家である。この国の政治体制を、報道でだけだが、理解しようとしても日本がこの60余年営んできた「民主主義」と正反対である。しかし国号は「○○民主主義○○」であるのだか、将軍様たちは、この独裁体制そのものが民主主義と理解しているのだろう。

ヨーロッパの歴史のなかで形成されてきた政治方式が唯一のベター政治であるとも言えないかも知れない。独裁政治は、民主主義よりもすぐれた一面をもっていると評価できる、のか。あるいは「金正日独裁という民主主義政治」といえばいいのか、しかしどういう面から見ても1世紀以上遅れた体制であるとしか言えない。

金正日グループが、金独裁体制を特徴的な民主主義なのだ、というのなら国民が幸せの暮らしと諸外国との関係も適切な互恵の関係をつくっていることで証明しなければなるまい。

しかし報道でいえば、北の人たちは悪政に苦しみ不満が蓄積しているようである。これらの報道が偏っているなら、北の指導部は取材することを認めるといい。それは許さないのだから、金独裁体制はダメとしか言えない。

誰にも写真と実物を見せないで、年齢も20代後半ぐらいとしか言えない人物を後継者にして、「大将」に据えるなど軍事優先とすら言えない。自他共に経験と実績を評価される人を軍のトップにしておかなければイザというときに役に立たないのではないか。妹も大将、訳の分からない息子も大将、これでは北の未来はない。そういえば金正日という人も写真で見る限り、握手と拍手と手を振っているだけの力しかない人のようだ。

「大将」などという位が言われ出したから、日本などでも今後いろいろな人が◎◎大将としてデビューするのではないか。面白い。
私の知っている大将は、「裸の大将」「若大将」「青大将」など。そういえば札幌ラーメン店の中に「ラーメンの大将」というのもあった。

日本がつきあっていく国に、こういう国や中国などがあるのだから、この国のリーダーは本当に「フンドシを締め直して」かからなければならない。
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