来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
グレートジャーニー
かつて、人類の祖先たちがアフリカ大陸からユーラシア大陸のあちこちに旅だって進出したことをグレートジャーニーなどという言葉で表現していたことがあった。今も使われているのだろうか。
「偉大なる旅」という意味だ。単純化していうと、今から6万年前、ホモサピエンスのある種のグループはアフリカを離れ、まだほとんど知ることもなかった北、東の方へ向かった。当時のアフリカは人間など動物にとって住みやすい土地だったという。そこから離れる動機は何だったのだろう。
もちろん、食料を求めるとか争いがないところ、などが動機だっただろう。ユーラシアの各地に広がっていった。これも大雑把に言えば、日本にたどり着くには約2万年かかっている。
ひと世代を20年とすると、1000代になる。人びとは、例えばトルコにすみついていた人たちの中から、50人ほどが、「東にはもっと住みやすいところがありそうだ」と考えついて、数年間相談したり悩んだりして、その中の30人が「よしのるかそるか、行ってみよう」と故郷をあとにしていった。こんな小さなドラマがくりかえされながら、ホモ・サピエンスのなわばりが増えていったのではないか。そのあたりを想像すると、無数のロマンを生み出せるかもしれない。
「偉大なる旅」という意味だ。単純化していうと、今から6万年前、ホモサピエンスのある種のグループはアフリカを離れ、まだほとんど知ることもなかった北、東の方へ向かった。当時のアフリカは人間など動物にとって住みやすい土地だったという。そこから離れる動機は何だったのだろう。
もちろん、食料を求めるとか争いがないところ、などが動機だっただろう。ユーラシアの各地に広がっていった。これも大雑把に言えば、日本にたどり着くには約2万年かかっている。
ひと世代を20年とすると、1000代になる。人びとは、例えばトルコにすみついていた人たちの中から、50人ほどが、「東にはもっと住みやすいところがありそうだ」と考えついて、数年間相談したり悩んだりして、その中の30人が「よしのるかそるか、行ってみよう」と故郷をあとにしていった。こんな小さなドラマがくりかえされながら、ホモ・サピエンスのなわばりが増えていったのではないか。そのあたりを想像すると、無数のロマンを生み出せるかもしれない。
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