クラス会

クラス会と言っても自分の卒業ではなく、わが愛する卒業生たちの同窓会だった。1960年に大学を出てすぐ就職したのは札幌北斗高校という女子高校(今は共学)だった。私はこの学校でこの年から1990年まで30年間勤め9回の卒業生を送り出した。多かった卒業学年の担任だった。この3回目の担任だった人たちが集まった。

語り合うのは40数年前のあれこれ。あのころHTは私に「加山雄三と同じ年」などと何度も言ってあのころ流行った歌(タイトルは?)の名台詞「幸せだなボクは、君といるときが一番幸せなのだ」を言わせた。そんなことも言わせられた。
この時、卒業式を終えてクラスで担任として最後の挨拶をした直後涙が留まことがなかったことを思い出す。

誰もが還暦を過ぎて孫が何人いるとかダンナは現役か? というような質問が行き交う。そして「先生が元気でよかった」というリップサービスで話しは大筋終わった。

それにしても教師冥利に尽きるという感想をもった寒い日だった。

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