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日記 … Kametarou Blog
グローバリズムの手直しが必要だ
出典は「三橋貴明の日本一わかりやすい世界経済の読み方・アメリカ編」。
若年層の失業率が高い、学費が高く奨学金はローンと化している、高額の医療費で医療を受けられない人たちの増加、賃金は上がらず、どんどん拡大する所得格差、などなど。
若年層の失業率が高い、学費が高く奨学金はローンと化している、高額の医療費で医療を受けられない人たちの増加、賃金は上がらず、どんどん拡大する所得格差、などなど。
上位10%層のもつ資産が、国民全体の資産の7割を超えているという。「負け組は自己責任」という論理が大きな欺瞞を拡大再生産している。
グローバリズムという競争社会がますます進むことでこれらの病巣はさらに増大することは想像に難くない。
こういった状況の中で登場したトランプ氏は「アメリカ第一」という保護主義をかかげて明日大統領の地位につく。グローバリズムの反対の政策をとることになるのだろう。しかしこの政策は世界経済に大きなマイナスの影響をもたらすと予想される。
これまでも指摘してきたが、上のグローバリズムは日本もまた同じ病巣を産むだろう。もっとも今の世界で単純なグローバリズム反対でうまくいくことはないだろう。トランプ政策への懸念である。
今日の毎日の投稿欄「みんなの広場」に「過度なグローバリズム修正を」という意見が掲載されている。同じような気持ち・意見を持つ人が多くなることは当然だろう。保守・革新を問わず政治家諸氏の真摯な議論と施策立案を期待したいのだが。
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