安倍首相、「ポツダム宣言は詳しくは読んでいない」

昨日20日の国会での党首討論で、安倍首相は共産党の志位委員長の質問に対して「ポツダム宣言は詳しくは読んでいない」という趣旨の発言をした。

これには驚いた。戦後レジームからの脱却とか戦後日本の復権とか言っているのに、戦後日本の出発点にあたるポツダム宣言を詳しくは知らないとは、多分知っていると言えば、どう思うかを答えなければならないから、言い逃れたということだろうが、それにしても驚き。

これでは、国連の安保理事会常任理事国の5か国は第二次大戦の「戦勝国」(連合国)でありこれらの国を認めないということになるのではないか。

戦後日本のレジームはポツダム宣言から始まったわけだから、これがなんだか分からないみたいなことを言っているのでは、どういう方向に日本をリードしようとしているのか、分からない。日本の総理大臣がこれでは日本の未来はどうなるのだろう?

毎回こういうテーマでブログを書き続けることに辛さを感じている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
«  安保関連法案... 「フリースク... »