このことわざの理解がある種の「常識」の有無を評価するバロメーターになっているきらいがあるらしい。昨日、うちの娘との会話である。「これは他人に情けをかけてはならない、という意味だよね」と娘。「反対だ。他人への情けは結局は自分にとってプラスになる、という意味だ」と私。「どこにそういう意味があるの?」と娘。「人を助けると、助けられた人は苦しい世の中をしっかり生きていく力をつけることができないのじゃない? 渡る世間は鬼ばかり、なんだから」と娘。 . . . 本文を読む
サッカーJ1の浦和対鳥栖の試合で、サポーターが掲げた横断幕「JAPANESE ONLY」に対してJリーグは浦和に対して厳しい処分を行うことを決めたという。23日の対清水戦で無観客試合を命じた。JAPANESE ONLYは、元韓国籍の選手が今季加入したことを意識したものではないか、と報道されている。この横断幕に関わっている観客は数人いるとのこと。テレビなどでも大問題として扱われている。スポーツの世界であるまじきことだ、こういうファンをもつチームは制裁をうけなけらばならない。 . . . 本文を読む
少し早めに退勤して、カメラをもって久しぶりに藻岩山山頂まで行った。電車とケーブルカーを乗り継いでの「登山」だからどうということではない。あいにく曇り空だったから見晴らしがいいということでもないし、風がさわやかというわけでもない。それでも観光客なのか、10人以上は山の上で語り合っていた。 . . . 本文を読む
北海道高等学校教職員センター附属教育研究所の会報が送られてきた。この第117号(2014年2月号)に、「戦死せる教え児よ」とタイトルの竹本源治という人の詩が載っている。本当に久しぶりの「再会」だった。その昔、私たちが大学の教育学部で教育の道を進もうかと考えていたころ、よく目にした詩だった。当時、ほとんどの教育学徒は知っていたのではないだろうか。 . . . 本文を読む
私は高校の「日本史」、フリースクールの「歴史」を担当してきた。高校は3年だから先月初めに終わっているが、フリースクールでの歴史も残り1時間を残すだけになった。歴史の授業の基本は、やはり近現代史指導の時間を保障できるようにすることだと思う。どうしても、原始・古代からやってきたら、近現代史は時間がなくなり、形だけ「やった」ということで結着をつける形になりかねない。 . . . 本文を読む
すでに「昨日」のことになったが、わが校の第5期卒業式の第一部が終わった。次の土曜日8日に第二部(月一クラス)の卒業式を、本部校(和寒町)で行う。
「式辞」も5回目になる。いつも何か卒業生の心に残る言葉などを、と考えるのだが、どうだったか心配だ。考えてみれば、私なども小中高大と4回の卒業式を体験したが、校長式辞など全く覚えていない。話した自分の心の記録の一つになっていればいいのか、と思うのだが…。 . . . 本文を読む