「情けは人のためならず」

このことわざの理解がある種の「常識」の有無を評価するバロメーターになっているきらいがあるらしい。昨日、うちの娘との会話である。「これは他人に情けをかけてはならない、という意味だよね」と娘。「反対だ。他人への情けは結局は自分にとってプラスになる、という意味だ」と私。「どこにそういう意味があるの?」と娘。「人を助けると、助けられた人は苦しい世の中をしっかり生きていく力をつけることができないのじゃない? 渡る世間は鬼ばかり、なんだから」と娘。 . . . 本文を読む
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