かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

裏に植えた木が大きくなりすぎて

2019-02-15 11:58:26 | ブログ記事
私が現在の家に来たのが、2006年12月だった。

その翌年の春だったと記憶するが、川西市役所で植木市をやっていて、
少ししゃれた鉢植えの木を買った。

木の名前は「メラレウカ・マウンテンファイアー」

オーストリア原産の木と説明がついていたと思う。



葉から芳香が漂うというので、気に入って買ったのだった。

最初は私の背よりも低い木だったから、芳香を楽しめた。

が、だんだん背が高くなってきたので、
裏の庭ともいえない狭いところに植え替えた。

日もよく当たらないのに、さらに大きく育ってくれた。

が、この木の幹はしなうので、
いつのまにやら裏のマンションの自転車置き場の屋根に覆いかぶさっていた。

これもご迷惑ではあるが、自転車置き場の屋根なので、様子見をしていた。

が、自転車置き場だけならまだしも、昨年の台風のとき、この幹の柔らかさのせいで、
大きくしなって西隣の家に倒れ込んだ。

夫が近所迷惑になるからと、のこぎりを出してきて伐ろうとしたから止めた。

その後、私が夫の二階の書斎の窓の金具に荷造り用の紐をかけて支えた。

が、こんなことをしていると、窓の金具に負担がかかる。

それで、さっき、一階の窓から、この木をどうしようかと思案した。

せっかくここまで大きくなった木を伐りたくはない。

が、大きくなりすぎて倒れる心配もあるし、
第一、背が高くなりすぎて、一階の窓から、その葉が見えなくなってしまった。

夫の書斎からは見えるのだが、この書斎の窓は小さな風通しの窓だから、
眺めるとかいうことはしない。

もうこうなれば、抜いてしまうしかないか。

と思って、夫にメールすると、今日の午後帰宅してくれることになった。

私がOKを出せば、夫はすぐに抜くか伐るかしてくれるだろう。

が、この家に来て10年以上楽しませてもらった木を死なせてしまうことは悲しい。

*

★伐りたくはなけれど伐らねば近所には迷惑かける木が裏庭に

★木には木の気持ちもありて裏庭に生きてゐる木は伐りがたきかも

★川西に来て買ひ愛でしメラレウカ・マウンテンファイア伐るしかなきか