かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

伊豆諸島の台風被害も甚大だったようですね

2019-09-17 20:31:52 | ブログ記事
やっと伊豆大島の被害が甚大だったということをネットのニュースで知りましたが、
伊豆大島の被害より、さらにその向こうの小さな島々の被害はもっとだったでしょうね。

現在、千葉県の被害の知らされるのが遅いことがネットで話題になっていますが、
伊豆大島や伊豆諸島もです。

東京より遠い場所、そして人口の少ない場所は、後回し後回しにされてしまうのでしょうね。

阪神大震災のときも、大阪から行ける場所の報道は盛んになされましたが、
建物倒壊等があって、人の近づけない場所の報道は後回しにされ、
支援物資が十分届かなかったとか聞いたことがありました。

物理的に仕方のないことかもしれませんが、
しかし、人の命のかかわる災害ですから、
なんとかもっと迅速な対応ができるようにならないものでしょうか。

今回は台風でしたが、
これが予告なく来る地震、津波となると、もっと迅速な対応が要求されます。

このニュースの偏重は何とかならないかと思うのですが・・・。

最近、伊豆鳥島で生き延びた人を主題にした小説を読んだせいで、
余計これら島々の被害が気になる私です。
 
*
 
★千葉県の被害知らせるニュースよりさらに遅かり伊豆諸島のは
 
★地続きの千葉より困難あるならむ海の隔てる伊豆諸島群
 
★食べ物も水も足らねば生き延びることが難し伊豆の島々
 
★マスコミはまず取材せよ首都よりも遠く離れた東京の島
 
★東京に嵐くるまへ通りこし島であるなり伊豆の島々は

クーラーを入れると寒いけれど、入れないと暑い昼間

2019-09-17 14:16:15 | ブログ記事

朝晩は涼しくなって、我が家は窓を全開にしている。

が、午前10時くらいになると、暑くなってくる。

それでクーラーを入れるのだが、そうすると今度は寒い。

そうでなくても、風邪気味で肩も凝っているから、クーラーは消す。

そうすると、また暑くなってくるのである。

出かけるのも、朝晩は、出かけたくなるほどのいい気候になったが、

実際、買い物とかに出かけるべき時間になると、まだ暑い。

毎年9月という季節はこんなものかもしれないが、

しかし、私は、こんなわがままなことを言っていられるが、

停電になっている千葉県、並びに大島諸島の皆さんのご苦労を思ったら言葉がない。

体力の衰えたお年寄りには、殊に厳しい停電と想像する。

近年は、日本中いたるところで災害が起こる。

安全な場所はなきがごとくに・・・。

よくわれわれ日本人は、こんな災害の多い島国に生きていると感心する。

災害に遭った人々は、神も仏もあるものかと思われたと思います。

無理ないと思います。

頑張れなどとは、とても言えませんが、

しかし、またいいことも必ずあると思うから、頑張ってください。

私も、実は、個人的なことで、現在、耐えかねることがあるのですが、

頑張ろうと思います。

また良き日のくることを信じて・・・。

 

*

 

★耐えかねること多かれどまた良き日くるを信じて生き続けむか

★台風に家壊されて立ち直ること困難な人達おもふ

★わたしにも立ち直れぬと思ふほどの困難ありぬ人に言はねど

★生きてゐる間は修行であるといふ修行をせむか耐えがたき日々

★生きてゐてよかつたと思ふ日もくると信じて生きていやうと思ふ


独りで山口県に車で行った夫は元気にしているだろうか?

2019-09-17 08:03:22 | ブログ記事

夫は昨日の朝、車にいっぱい荷物を積み込んで一人で山口県方面に出かけた。

独りで車中泊をするのだそう。

私も一緒に行ってもよかったのだが、

まだ暑さが残るから、ひょっとして暑かったら嫌だからやめておいた。

夫とは何度か車中泊をしたことがある。

いつもお盆のころである。

お坊さんに盆経をあげてもらったら、急に片付いた気になってどこかに行きたくなるのである。

早めに予約しておけばいいが、いつもその日になって行くことを決める。

夫の予定が立たないことが多いから。

高野山に行ったときはお寺に泊めてもらおうとしたが、

あまりにも宿坊代が高いので、竜神温泉の近くで車中泊をした。

あのときは、その後、北山村に回って、やはり車中泊をした。

いずれも山の中だったから、涼しかった。

道中、熊野神宮とか那智大社とかを巡って有意義な旅であった。

これに味をしめて、

その次の年は、日本海に向けて車を走らせて、城崎温泉の近くのキャンプ場で車中泊をした。

が、車を停めた場所がトイレの近くだったため、臭くて私は眠れなかった。

その次の年は小浜に行ったが、

岸壁のそばなら涼しいだろうと、確か小浜の岸壁だったと記憶しているが、

車を停めて車中泊をしたが、これが暑くて暑くて・・・。

海から熱風が吹いてくるのだ。

私の育った高知県では、昼間は暑くても、夜になると海からくる風は涼しかった。

私のような暑がりではない夫は眠れたようだったが、

暑がりの私は一睡もできなかったから、それ以後、車中泊はやめた。

実は、今年のお盆のときも、

私は、どこか涼しいところをと思って、急遽、奈良県天川村の旅館を予約した。

夫は、出発前に、

天川村で泊まった後、奈良県の山の中で車中泊をしようと言ったが、

私は断った。

そうすると、

夫がつむじを曲げて、車では行かないと言い出して、電車で行ったものだから、

道中の電車、バスの乗り換えのときの暑かったこと。

天川村は、さすがに朝晩涼しかったが、私には道中の暑さが堪えた。

そういうわけで、

夫は今回の山口行も私を誘わなかった。

私も、夫がいると、なかなか読書が捗らないから、読書するチャンスだと思い、

昨日の朝は、夫を見送った。

夫は秋芳洞とか出雲のほうとか回ってくると。

ところで、昨日は75歳のタクシードライバーの事故がニュースをにぎわせたが、

私の夫も来月75歳になる。

私の娘は先月帰省したとき、「お父さんも、そろそろ免許返上を」などと言っていた。

と言いながら、孫の歴史の勉強のためと2日間奈良、京都を夫に運転させて巡った。

暑い時期だから電車で回ると大変だが、車だと効率的に巡れる。

こういうときのために、やはり運転免許は更新したほうがいいかもしれない。

止め時の難しい最右翼が運転免許かもしれないなどと思ったりする。

年を取れば取るほど、電車、バスで出かけることは身体に負担になるから。

★もってゐて悩み手放し後悔をするのが運転免許証か

★夏昼間暑いホームで電車待つ辛さよ座れぬときの辛さよ

★本数の少なきバスを待つ田舎暮らしはわれに最初から無理

★田舎こそ車が要ると八十に近き従姉は今も運転


四万十川のヤイロチョウ(短歌)

2019-09-17 08:01:59 | ブログ記事

★水蒸気吸はせ大雨ふらせるは太平洋の仕業なるべし

★大雨は四万十川の森に降り数多のミミズを太らせ増やす

★真みどりの水を湛へて四万十川(しまんと)は四国山脈湿らせる川

★ヤイロチョウやつつの色を身に纏ひ森の緑に紛れてゆけり

★見た目には雌雄の区別あらぬ鳥は雌雄で作るその愛の巣を

★母鳥の産みし卵は食べられる母鳥その巣を離れしときに

★赤き口あけてミミズの餌を待つ八色(やいろ)の鳥の産みし雛鳥

★餌はこぶ母鳥もどりきたるとき雛は食はれて一匹もゐず

★禽鳥に襲われ八色(やいろ)の母鳥の羽根は散りぼふ山の傾(なだ)りに

★幼鳥は地面で育つゆゑ羽は地味であるなり見つからぬやう