旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
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そんな旅行を書いていきます。

2023年2月24日 鞆の浦

2023-03-05 | 国内旅行


この日はホテルで朝食を食べようとしたが、前日までの予約制だと知り、がっかり。「ホテル パティオドウゴ」の1Fにはお寿司屋さんが入っており、そこで850円ぐらいででおいしそうな和定食がいただけるそうです。予約していれば!
 朝食はあきらめて、道後温泉本館で温泉に入りました。なんたってホテルの斜め前。予約のチケットもらって、ホテル戻って、TVみながらグダグダして、時間になって温泉に入りに行きました。朝ぶろは気持ちいいです。
 この日は、予約済みの松山市駅から福山行きのバスに乗って移動です。路面電車の駅に行く間においしそうなパン屋さんがあったので、ハムエッグパンと愛媛らしいミカンの果汁が入ったミカンフランスパンを購入。2個買ったのは選べなかったからです。朝食には1個でちょうどいい大きさ。これが後々この旅で尾を引くことに!?(大げさ)
 市電の乗り場に着いたらちょうど市電が来て「松山」の文字が見えたので乗ってしまったが、なんだか変な気がして隣の方に「松山市駅に行きますか?」と聞くと行かないとの事。なんでも「松山市駅」と「松山駅」は違うんだそうです。松山市駅からバスが出るのですが、この市電は松山駅に行ってしまうそうです。まぎらわしいです。でもその親切な方に、乗り換えポイントを教えてもらい、若い運転手さんに「松山市駅に行きたい」と意うと運賃なしで降ろしてくれました。運賃なしで降ろしてくれるって、そういう制度なの?それとも運転手さんの親切?どちらにしても東京じゃありえません!絶対お金取られます。人がよいところです。
 次に来た松山市駅行きに乗って、到着。到着したはいいが、駅がどこかわからない。バス停が離れてるかもしれないし、初めて来た人にはわからなくて、いつも焦ってしまう私。降りて人が歩く方に進みましたが駅はなく、戻ったら市電の前だった。(^^;)でもバス停は駅から離れてるかもしれません。長距離のバス停を駅員さんに聞くと、本当に駅の前だった。。。さすが、視野が狭い私。
 待合室で買ったパンをぱくついて、時間になってバスに。オレンジパンはかじった時に、ミカンの香りと味がして、他にはない味で本当に美味しかった。雑誌を作る人だったら、「ほんとうに美味しいご当地パン」で紹介した~い。でも、食べきれずに持ち歩きです。
 3時間バスに揺られて福山に。途中風光明媚なしまなみ海道を通過します。バスから見る海の風景はきれいで、海の水も見えると透き通っています。でもその時は今にも雨が降りそうな曇りでした。晴れてらた青い空が海に映えて、きれいなんだろうな。ちょっと残念。福山からはローカルバスに乗り換え。約30分で鞆の浦に到着。
 鞆の浦は想像以上に風光明媚な所でした。昔ながらのな港町の風景で、「崖の上のポニョ」の舞台と呼ばれているのがわかります。古くからの家々も連なり、漁村の船着き場のような小さな埠頭もあり。古い日本の風景。伝統的建築物群保存地区になっているそうです。移動の時間が長くてもったいないかな、とも思いましたが、来てよかったです。天気も晴れたし。
 着いたのが2時近くでおなかぺこぺこでした。4年ぐらい前のガイドによると、埠頭のところにロケーションのよい昔からの家屋を使ったおしゃれなカフェがあるというので、そこを目指す。というか、バス停から6分ぐらいのところにそのレストランがありました。ランチは2000円以上でちと高いですが、ほかに食事ができるようなところはなさそうだし、おなかぺこぺこなので、入りました。パスタランチです。この日は金曜で平日でなので待たずに入れましたが、座席数がすくなくて食事するところも少ないので、休日は混むのでしょうね。生パスタというのを頼みました。まあまあで、おいしかった。
鞆の浦はふらふら散歩するのが楽しい。小さな範囲なので、2~3時間あれば十分まわれると思います。崖の上のポニョの男の子がお家のような階段と、階段の先に見える海の風景があります。ゆっくりと時間がながれている所。
 鞆の浦の見どころの一つは、太田家住宅という保命酒という鞆の浦の名産を商いして栄えた商家の邸宅があって、見学ができます。ちょうどお雛様の時期で、お雛様をかざるもようししをしていました。どこのお店にもお雛様が飾ってあります。太田家のお雛様はこれでもか!というぐらい、すごい数のお雛様が飾られていました。歴史的価値がありそうなものから、現代のもの、民芸系、アート系、キャラクター系、ガラスとか、ありとあらゆるタイプのお雛様が部屋の中はもとより、廊下や棚の隙間やお庭の石の上に飾られていて、圧巻でした。屋根の梁や柱なども見れ、庭には大きな蔵があり、当時の繁栄ぶりを感じます。そこにもお雛様が飾られていました。隣にも日本家屋を使った坂本龍馬関連の資料館のようなものがありましたが、なぜか受付の人がおらず、入れませんでした。無賃で入ってしまおうかとおも思ったけど、そんな悪いことはせず、あきらめました。(あまり面白くなさそうだったし)
 もう一つの見どころは福禅寺というお寺。とくに何があるというお寺ではないですが、海側の高台になるので、部屋から窓を額縁にした美しい海の風景が見れます。
 鞆の浦は、あまり観光地化されていない、人々が普通に暮らしている所です。たぶん、崖の上のポニョによって、観光客が増えたのでしょうね。まだ少ないですが、観光客目当てのカフェもちらほら。細い道路には「車が通るので並んで歩かない」の張り紙があったり、会館のようなところには環境客との共存を考えなくてはならない、といったようなビデオが流れていました。観光客が来ると、狭い道で並んで歩いたりして地元の人の車が通れなかったり、大きな話し声などで問題も多いのかと思います。観光地と地元の人の生活、ここらのバランスのとり方、大変難しそうです。今はまだ大々的に観光地化されてはいませんが、いつまでもこの姿を残してほしいとい、旅人は勝手に思いました。
 宝銘酒は今でも鞆の浦の名産で、お店が固まっている一角があります。もしかしたら同じ会社のお店がいくつもあるのかもしれないですが。試飲させていただいたら美味しかったので、一番小さな300mlの物を購入しました。重くなるので、このサイズが限界です。甘いお酒で、ミルクティーに入れると美味しいですよ、とお店の人は言ってました。そんな味のお酒です。
 この後、バスで福山に戻り、電車で乗り換えなしに尾道へ行けます。尾道では駅前のグリーンヒルホテルに泊まりました。本当は近くのさくらホテルがよかったけど、取れなかったのよね。旅行支援があって朝食有で1万ちょっと。私にしては高め、そして部屋の割には高めです。尾道はホテル少ないから、相場より高いのでしょう。仕方ないかな。
 この日は駅近くにあった尾道ラーメンとおでんのお店で夕食。尾道ラーメンはまあまあだったかな。せっかくだからもっと美味しいところで食べたかったけど、札幌でラーメン食べるのに2時間以上並んで、もうラーメンで並ぶには凝りました。

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