旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

6日目 ドブロヴニク

2015-05-07 | 2015年05月チェコクロアチアハンガリー
朝10:45のフライトで、ザグレブからドブロヴニクに移動します。
フライトの予約をした塔所、同じクロアチア国内のザグレブからドブロヴニクに行くのにこんなに時間がかかると思ってなかった。
クロアチアは大きな国じゃなさそうだし、国内の移動だから3時間ぐらいバスに揺られていけば付くだろうと、なんとなく想像していた。
でも、クロアチアは海岸線に細長い国なのね。。。知らなかった。
バスだと11時間かかるらしい。
夜行でないとつらい距離。夜行でも11時間もバスに乗ってるのはつらい。。。

それでスカイスキャナーでクロアチアからドブロヴニク飛行機を検索してみたら、なんと出てきたんですね。
これは最初に書いたか。。。
クロアチア航空の子会社なのかな?
料金は7千5百円くらでした。1万円しない!
帰りはスプリットまで風景がいいと書いてあったので、スプリットまでバスで下って、スプリットを観光して、そこから飛行機と思って捜したら、これまたあった。
ザグレブ―ドブロヴニクの線は人気があると書いてあったので、7千円ならいいかと、早めて予約しておきました。

朝起きて、3Fの部屋の窓から下を除くと、そこは青空市場の会場だった。
赤いパラソルが広がってきていました。
この宿は広場に面していています。
トラムはその広場の入り口で止まります。
そして、そのトラムは駅とバスステーションまで乗り換えなしで行けます。
広場の反対側には、たぶんチェーン店だと思うけど、まあまあ品揃えがいいスーパーマーケットもあります。
場所よし、環境よし、買い物にも便利、部屋もかわいくって、それなりに広い。
いい宿です。

7時ぐらいだったかな?もう開いているお店もあったし、まだ準備中のお店もあった。
車で販売してるパン屋さんや、野菜などを売ってる店、手作りヨーグルトを売ってるお店、お花屋さん。
いろんなお店がありました。

そして、カフェがあった。
朝食はそのカフェでいただきました。
オープンテラスのカフェで食べる朝食は、気持ちまでおいしくなります。
Breakfirstは何種類かあったよういだけど、メニューに写真が載っていたものを頼んだら、ボリューム満点で食べきれませんでした。
大きなソーセージ2本とベーコン、2つ卵の目玉焼き。豆の惣菜みたいなもの。
値段が一番高いやつだったみたい。

朝食を食べてから、バスステーションに行って空港行きのバスに乗り込みます。
エアポートバスはきっかり30分毎に出ていました。
そうそう、中欧はヨーロッパだから、バスや列車,飛行機なんかの遅れはしょっちゅうかと思ってた。
確かに飛行機とか列車も遅れたりしたけど、思ったほどじゃなかった。
特にバスなんて、時間どおりに出発して,時間どうりに到着していました。
まあ、たまたま運がよかったのかもしれないけど。
だから、中欧は意外と時間にはしっかりした国なんだなあという印象を受けました。

約1時間ほどでザグレブ空港に着きました。
ザグレブの空港は国際空港で、クロアチアでは一番大きいと思うんだけど、小さな空港でした。
う~ん、地方空港のような感じ。

ドブロヴ二クまでの飛行機はプロペラ機でした。
こういうプロペラ機、最初は踊りたけど、海外ではもう結構のってるかな。
何人乗れるんでしょうかね?100人は乗れないんじゃないでしょうか?
だからすぐ席が埋まっちゃうのね。
まだ計画途中だったけど、早く取っておいてよかった。
席は満席でした。


ドヴロヴニクに到着。
ここからもバスで旧市街に行きます。
空港からはちょっと離れています。
空港では飛行機の到着に合わせて、旧市街のピレ門までバスを走らせています。
乗車時間は50分ぐらいでしょうか?このバスからは、短い時間でしたが旧市街のパノラマが見れました。

今日の宿は旧市街の中にあるアパートメントです。
旧市街にはホテルは2件ぐらいしかないそうです。
でも、部屋を提供しているようなアポートメントホテルはいくつかあります。
小道に入ったところに、その宿はありました。
迷うかと思ったけど、旧市街自体小さいので、住所からだいたいわかりました。
管理人さんと会い、部屋のカギとドアカギがついたキーホルダーをもらいました。
部屋はコンパクトでよくまとまっまっています。
大きなダブルベットがどーんとあって、小さな台所もあります。
小さなテーブルもあります。
バルコニーもついてました。
長期滞在もできそう。
日本のワンルームのまどりとして、お手本にできそうな感じ。

荷物を置いて、観光に出ます。
ドブロブニクカードというものをインフォメーションでまず購入しました。
1日だと150HRKです。
まずピレ門の近くにある城壁から観光しました。
城壁の入り口は、他にも2か所ぐらいあるようです。
城壁だけでも100HRKなんで、得なんでしょう。
この城壁は旧市街をぐるっと囲っています。

前に塩野七生さんの「ローマ亡き跡の地中海世界」という歴史小説を読んだ。
10世紀ぐらいでしょうか?
このころはイスラムの海賊が地中海を荒らしまわってて、海岸線にある村々を襲って、女性と子供の拉致と略奪を繰り返していたそうです。
村の人も物も、根こそぎ持って行かれたそうです。
だから、海岸線ある村や町は頑丈な城壁を築いたんだそうな。
城壁を巡っていたら、そういう小説を思い出した。
それでこの城壁を築いたんだろうか?
昔に思いをはせる。。。なーんちゃって

城壁から見る旧市街は、赤い屋根とその向こうには青い海が見えます。
歩くとその風景が変わります。
ぐるっと一周できるのかなと思っていましたが、途中で切れてしまいます。
この日は、海とは逆側の城壁を歩きました。
ピレ門から反対側に行くと、海側の城壁も歩けたようです。
海とは逆のほうがメインのようですが、海側も歩きたい人は最初にそちらを歩いて、戻ってから海とは逆側を歩いたほうがいいでしょう。
ちなみに、この日はすごく暑かった。
真夏!日差しも強いし、気温もすごい高い。
半そでTシャツ1枚でも汗ダラダラ。
まだ5月初旬なのにこんなに暑いので、真夏に行く人は帽子と日焼け止めとお水は用人したほうがいいでしょう。
やける~~ しみになりたくない~~~ ってな感じです。
ちなみに、城壁では中国人の団体旅行者、韓国の女の子グループ、日本人の団体さん、でした。
欧米人もいたようないなかったような。。。
東洋人の印象しかのこってないからかしら。。。

城壁を出て、旧市街をぶらぶら。
旧市街は1時間あれば一周ができる範囲で、遺跡でできているようなところです。
メインの通りがあり、多くの横道があり、横道にはレストランや階段や住民が住んでいる家があります。
メイン道りにはレストランやお土産屋さんがあるけど、お土産はどうもこれといったものがなく、結局なにも買わずでした。
先端には船着き場があり、これまたきれいな風景です。

城壁の次は、フランシスコ修道院へ。
ここには、世界で3番目に古い薬局があるとのこと。
本当かどうかは知らないけど、昔からのレシピのコスメを販売しているそうです。
そんなこと見たらほしくなって、ここでコスメ買おうと思ってたのだ。
しかし、ここでも中国人観光客が爆買いしてました。
お土産にするんでしょうねえ。
クリーム10個ぐらい買ってた。
だから、販売員さんなかなか相手にしてくれない。
ここの販売員のおねーさん、すごいぶっちょうずらで、にっこりが全然なかった。
ちょっとぐらい、営業スマイルしてもいいのになあ。

ようやく、販売員さんに聞く。
ローズウオーターが有名とどこかで読んだけど、そういうものはんないそうです。
クリームが何種類かあって、マルチで使えるのはバラの香りのクリームと言っていたので、それを2個購入。
あと、かわいいパッケージだったので石鹸2個セットも購入。
目的を果たす。

次は、総督邸へ。
ここの入場料は100HRKなようです。
ドブロブニクカードは入れないところもあるけど、城壁とここで既に元取ってます。
他にもいっぱい入れるところあるみたいだけど、わからなかった。
だだし、旧市街の全ての有料施設に入れるわけでわないようです。
フランシスコ修道院も入場料かかりますが、カードは使えないようです。

総督邸は、昔は総督の住居だった由緒正しいお屋敷だとのこと。
中庭の階段などは、そういう感じがしました。
展示物もあったけど、忘れた。

海洋博物館もは入ったな。
昔の海洋関係の展示があった気がします。
あまり興味のある展示はなかったので、覚えてない。
聖母昇天大聖堂も入りました。
あまりにも暑いんで、アイスがうまかった。
昼は「地球の歩き方」に出てた「ドルチェ・ヴィータ」というところで買いました。
夜は、船場にあったアイス屋さんでまた食べる。
暑いんで、アイス屋さん繁盛してました。
ドブロブニクにはたくさんアイス屋さんがあります。

船場では、ボートで島をめぐるツアーが何種類かありました。
勧誘をうけて、値段も安かった思う。1000円しないぐらいだったかな?
すっごく参加したかったけど、明日のスプリットまでのバスのチケット買いに、バスターミナルまで行かねば。
明日満席とかでスプリットに行けないと、戻れなくなります。
ここはぐっとあきらめて、ピレ門からバスターミナル行きのバスに乗る。
そして着いて入口正面の窓口で無事明日10:00発14:50着のバスのチケットを購入しました。
だいたい5時間かかります。
8:00発もあったけど、スプリットはドヴロヴニクより小さい範囲に見どころがあるので、3時間あれば十分かなと。9時発はなかった。
バスに乗って戻って、時間があればボートに乗りたいと思っていた私。
しかし、ぽかミスをしてしまいました。
バス番号はあってたんだけど、逆行きのバスに乗ってしまったらしい。。。
変だな?と思って、周りの人に聞いたら逆向きでした。
「そのまま乗っていれば着くから」と言われて、地域一周しました。
ぶじ旧市街に着きましたが、けっこうな時間をくってしまいました。
この季節でももう日が傾いており、ボートはオジャンに。。。
残念でした。さすが方向音痴。
まあ、旧市街以外の町の風景も見れたかな、と自分を納得させる。

だんだん暗くなってくるとライトアップが始まります。
ライトアップした風景もきれいです。

この後は夕食にしました。
ドヴロヴニクのレストランは観光地だけあって、高いそうです。
その中でも「ロカンダ・ペシュカリヤ」という船着き場にあるシーフードレストランがよいとのことで、そこに行きました。
船着き場のオープンエアに多くの席がありました。
各国語のメニューがありました。日本語もある。
ここは種類はそんなに多くないですが、ナベでド~ンと出てくるのが特長だそうです。
ムール貝とかあって悩んだけど、「地球の歩き方」に人気と書いてあったことだし、いろんなシーフードが入ってるんでシーフードリゾットを頼みました。
飲み物込で103HRKでした。
しかしこのリゾット、ナベで来るだけあって量がすごい。
二人だったたらシーフードリゾットとムール貝を1人前づつ頼んで、付け合わせのパンを食べないで半々で食べるのがちょうどいいかな。
だんだん暗くなっていく海を見ながら、気持のよい中で、リゾットをいただきました。
全部食べきれなかったけど。


その後は、いったん宿に戻り、再び夜の旧市街をふらふらと。
遅い時になっても、観光客はまだまだ夜の風景や食べ物や買い物を楽しんでいました。
ライトアップされた建物も船着き場もきれいです。
10時ころまでぷらぷらしてました。
さすがにこの時間を過ぎると、とどんどんお店も閉まっていきます。

宿に戻り、プラハでカーデガンをなくしたので着たきりすずめとなってしまった汗まみれのシャツを洗濯して、ベランダに干しました。
ここなら明日には乾いてるかな?


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