早めに起きて、付近を散歩。
ラオアグは早朝しか観光する時間が取れないです。
でも、プラットするだけで十分の町です。
わざわざ観光のために行く町ではない。
州庁舎の周りを歩き、地球の歩き方に載っている聖ウイリアム大聖堂に行く。
かわいらしい教会。正面が三角形になっています。この形は、フィリピンの教会の特徴のようですね。
古めかしい塔などもあった。
ホテルの近くにビガン行のバスがあった。
「ここからビガン行のバスがでるのか。」と思って見てたら、運ちゃんが「ビガン行くのか?乗れ。」という感じだったが、まだ行かないのだ。
世界遺産のサン・オウガスチン教会,通称パオアイ教会に行ってから、ビガン向かう。
ホテルに戻ると、昨日の2人組と遭遇。
彼らは、ビガンで一泊するそうだ。
ホテルの朝食は、フィリピン式の朝食だった。
カップの形のライスと佃煮風のお肉と目玉焼き。
まあまあの味。フィリピンでは「まあまあの味」が多かった。
まあ、宿代3千円での朝食だから、いいほうです。
8時ぐらいにチェックアウトして、ジプニー乗り場を探す。
ジプニーというのは、乗り合いバスのようなもの。
小型トラックの屋根付き荷台にベンチが両脇にあって、お客さんがある程度乗ったら出発する。
いろんな国でこういう乗り物あります。
日本のような細かくてお固い国にはない。
サン・オウガスチン教会はパオアイという所にあって、パオアイ教会と言われていようです。
パオアイへのジプニーに乗ればいいそうです。
地球の歩き方を見てジプニー乗り場を探すが、見つからない。
中学生ぐらいの女の子に聞いてみたら、そのお母さんを連れてきてくれた。
そしたらそのお母さま、なんと!車に乗って近かったけどジプニー乗り場まで連れて行ってくれたのだ。
そのやさしさに感激!感謝!
こうしてなさけない旅人は、いろんなところで人のやさしさを感じる。
情けない英語だけど、「暑いですね」とか、気候の事を話しました。
5月のラオアグはかなりの蒸し暑さだったけど、これでもまだ所の口らしいです。
本当にありがとうございました。
ちょっとした空き地みたいな所に何台かジプニーが泊っています。
車に行先が書いてあって、探すとパオアイ行のジプニーが止まっていて、すでに8割がたお客さんが乗ってた。
ラッキーである。
行先を告げて、35p支払う。
乗り込んでからも次々とお客さんが乗ってくる。
少ししたら出発しました。
ジプニーは教会の前あたりで停まりました。
教会の周りには多くの露天が取り巻いてました。
世界遺産だから観光客用のお土産の露天なのかな、と思ったけど、売っているものはお土産になるようなものではなかったので、地元の人用の露天市みたい。
ここからか柵をまたいで教会が見れますが、武骨な石でできた武骨な形の教会でした。
あのフィリピンの三角形の教会の形です。
大きな三角形が灰色の石でできているので、すごい武骨な迫力!
教会というと豪華とかきれいとか、いろんな表現がありますが、パオアイ教会はそのようなきれいな表現が合わない。
いままで何十という国で教会見てるけど、「こんな教会初めて!」という教会でした。
教会の入口の前はちょっとした公園になっています。
さすが世界遺産だけあって、観光客もちらほら。
中に入ると、豪華でも何でもない、屋根もトタンのような感じでシンプルそのもの。
中はあんまし面白くないかな。
でも、逆にそういうところが今までヨーロッパで見た教会と違って新鮮でした。
教会からでて道路に出る間に、ジュース屋さんがありました。
ココナッツミルクシェイクの写真がどかどかとかかっていた。
もう蒸し暑くて蒸し暑くて、冷たいものがほし~~~という状態だったので、頼んだ。
頼んでから作ってくれる。
このシェイク美味!!
さっぱり目ミルク氷をシェイクにして、その中にココナッツのジュースと細かくしたココナッツの実を入れた感じです。
フィリピンはあんまりこれと言って美味しいものはなかったけど、その中でもこのココナッツミルクシェイクが一番だったかも。
シェイクの実ながらジプニーを探してたら、”ラオアグ”と書いてあるジプニーが来た!
停めて乗り込む。
戻って来たのが11時前ぐらいだったかな?
そしてトライシクルでパルタスのバス会社まで行ってもらった。
フィリピンではバス会社ごとにターミナルをもっています。自分とこのバスは自分とこのターミナルから発着する。
ビガン行のバスは数社であって、ホテル近くのバス会社もあったけど、フィリピンウオーカーでこのバス会社が書いてあったから
このバス会社のバスで行くことにした。
変なところで降ろされたりすることもないと思うけど、確実だしね。
ターミナルに着いて、窓口でチケットを買おうとするも「あっちだ。」と言われ、そちらに行くとビガン行のバスは今にも出発する様子だった。
乗り込む。
料金はバスの中で集金に来た。125Pだと思う。
ハッキリした金額はわからない。なぜかというとお札で200P払って、おつりがなくて、最後におつりをもらったけど、2回もらったような気がします。
わからなくてもらってしまった。(悪人)
バスに揺られること1時間半ぐらいかな?ビガンに到着。
パルタスのターミナルからトライシクルで旧市街に向かいます。
ビガンには昔のスペインが統治した時代の建物が残った道が残っていて、だいたい200mぐらいでしょうか?
その道の建物はお土産屋さんや食べ物屋さんになっています。ホテルなんかもあります。
う~ん、やっぱり往復フライトで高い料金出さなくてよかった、という感じもしなくもない。
こんなふうに思ってしまうのは、年末年始に南米に行って素晴らしい風景や建物を見て、その印象が残っているからでしょうかね。
静まりかえったその場所を写した写真と、人がたくさんいてお土産屋さんになっている道を歩くのとは、少しニュアンスが違いますね。
観光は後回しで、お昼を食べる店を探す。
どんとしたお肉がメインの店ばかりであんまりこれといった店もなく、しばらく探して、横道に入った所にあった店に入る。
写真メニューがあったので、適当に選ぶ。
まあまあの味でした。
その後、お土産屋さんを除いたりして、道をのんびり歩く。
地球の歩き方に「アンヘラ・ヘリテージ・ハウス」というホテル兼ミュージアムがあると書いてあるので、そこに行こうと思って探したが、見当たらなかった。
”?”という感じ。
そんなに広くない範囲だし、見つからないことはないと思うのだが、見つからなかった。
閉まってたんでしょうか。
その途中、Syquiq Mansionという地球の歩き方に書いてないミュージアムがあったので、そこに入る。
昔のお屋敷をミュージアムにしたものでした。入場料100P。
たぶんメインの通りを1本外れた道にあった。
この後もでふらふらしたけど、もう2度とこのミュージアムに出会うことなかったなぁ。
どこだったか不明。
googleで探したらあった。フィリピンの以前の大統領の邸宅だそうです。
ノスタルジックな感じがして、昔のお金持ちの暮らしも垣間見れて、よかたったです。
「アンヘラ・ヘリテージ・ハウス」の代わりでしょうか。
もしかしたら、ガイドにあるのがココなのかも。今でもナゾ。
マニラ行の夜行バスは夜10時半の出発です。
約10時間観光時間があって、ビガンだけの観光だと結構時間があります。
あんましこれといったお茶をするところもない。
お土産屋さんをのぞきながら、あてもなくふらふらする。
でも200mぐらいだから、何周もできてしまう。
あんまりこれといったお土産もない。キーホルダーとかマグネットとか、そんなもんしかないです。
6枚100Pの布が売ってて、お土産につかえるので購入。
馬が馬車を引いてるキーホルダーも記念になるので購入。35p。
わらで編んだうちわがあって、Lccだから小ぶりリュックに入るだろうかと思ったけど、すごくほしくて買った。35p。
ぎりぎり入りました。
ラオアグで出会ったあの2人組ともばったり。
「暑いですね」の挨拶。
ほんとうにすごい暑かった!ものすごい汗の量。
腕とか見ると、汗が毛穴から噴き出すみたいな感じでして。
糖分が入った飲み物のペットボトルを持ち、ハンドタオルをポケットに入れてふきふきしながら歩いていた。
Tシャツとか、汗でびちゃびちゃ。絞ればでるかもぐらい。
彼らと少し話す。
ブルゴス国立博物館はクーラーがきいてるらしい。
「それほどみるととこないですねー」というと、4時から馬のパレードがあるとの事でした。
パレードまではまだ時間があるので、クーラーが入ってる国立博物館に行こうと。
ここは2つの建物にわかれているようです。
一つはホセ・ブルゴスという方の住居だった建物。
最初ここに入ったけど、クーラーなしだった。がっかり。。。
昔の邸宅を見学。
出ると「奥のほうにもあるよ。」と言われて、隣の建物に入る。
こちらに入るとほどよくクーラーが聞いてました。
おお~、天国~~~すずし~~~
なにが展示されていたかは、もう忘れた。
ともかく涼めてよかった。
4時になってしまうので、後ろ髪引かれながらも出た。
既に馬のパレードは始まっていた。
このパレードはビガンの観光用の馬車をおもいおもいに装飾して、審査員が審査するというもの。
馬車は1から順に番号が付いてあって、100以上の馬車が通っていきました。
見てる人も投票できるのかな?
民族衣装を着た人や豪華装飾をした馬が町を練り歩くパレードを想像していたが、手作りのかわいらしい心温まるパレードでした。
お店とかが協賛している馬車もあります。
馬車からはキャンデーが投げられて、子供たちはきゃっきゃしながら嬉しそうに競って拾います。
馬車の装飾はさまざま。
屋根や車に藁をつけたり、お花を飾ったり、民族衣装を着た女性が1乗っていたり、屋根から1mぐらいの飾りをつけたり。
一生懸命考えて、作ったんだろうなぁ、と。
どの馬車もかわいくて、けっこう写真撮ってしまいました。
ビガンの役所におくろうかな、と。なんてね。
この後は時間をつぶす事がなんにもなくなってしまった。
しかたなく、目貫通りにある適当な1件のカフェに入る。
このカフェにはジェンダーな方がいました。
Wi-Fiが使えるので、アイスコーヒー1杯で時間をつぶす。
味はインスタントコーヒーでした。
しばらく時間つぶして、出てまたふらふら。
夕食どきになり、空が少し暗くなり始めた。いくぶん気温も下がった感じ。
そしたら、目貫道りにテーブルが出てきた。
テラス席に早変わりするらしい。
私もどこかで夕食を食べようと、お店を探す。
しかし、どこもお肉料理のお店らしかった。
あんまり脂っぽいお肉は食べたくなかった。
さっきコーヒーを飲んだお店に再度入って、夕食。
なんか美味しくなかったな。ちょっと残しました。
フィリピンでは、一軒家のレストランより、チェーン店のファーストフードのほうが美味しいのかもしれない。
そのことは後で。ともかく、ビガンで食べた昼・夜の食事は美味しくなかった。
時間になり、トライシクルでパルタスのターミナルまで行って、バスを待ちます。
パルタスのバスターミナルには、お菓子や飲み物を売る売店もありました。
私はネットでマニラまでの夜行バスを頼みました。
メールで送付された予約書を窓口に出して、チケットが渡されます。
そこにバスの番号があって、その番号がバスの正面の下側に書いてありました。
スケジュールを見た時、そのバスがデラックスで一番いいバスだと思って予約してた。
でも、Wi-fiフリーの奇麗な大きなマニラ行のバスもあった。
いいバスだと思ってたので、これかな?と思ったけど、違いました。
ガッカリ。。。
バスの番号の見方がわかってなく、次々とマニラ行のバスが出るので、乗り過ごしたらどうしようと思い、そのたびに係りの人に聞きまくる変な客でした。
10時半すぎてバスが来て、乗りこむ。
まあまあのバス。
リクライニングは壊れているらしく、倒れませんでした。
途中で何回かトイレ休憩もありました。
しかし、フィリピンのバス、噂のとおり寒かった。
「冷房きかせすぎで寒くて寝られなかった」というブログもどこかで見た。
乗り込む人は、みんな長袖の上着もち。
外は夜中でも、昼間ほどではないけどまだまだ蒸し暑い。
半袖でも、動けばジトッと汗が出る。
でもバスに乗りこんでしばらくすると寒くなり、長袖の上着を着ました。
地元の人でさえ、みなバスの中では着込みます。
日本で来ていた薄手のカーデガンとユニクロのたたんで小さくなるジャケット。
今回、このジャケットユニクロで買って持っていったけど、なかなか便利ものでした。
たたむと小さくなるので、バックにポイっと入れておける。
年末年始の南米ではユニクロのたためるダウンが役に立った。来ていない時は小さくして、バックに括り付けていた。
いやーユニクロさん、いい仕事してますな。
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