2022年1月14日(金)から16日まで2泊3日で金沢と京都を旅行してきました。
コースは以下。
2022.01.14 7:25 -8:30 行きは飛行機。小松空港へ。
小松空港からシャトルバスで金沢へ。
金沢1日観光
2022.01.15
午前中は金沢観光
午後 サンダーバード号で福井に移動
福井で用事を済ませてサンダーバード号で京都に移動
2022.01.16
1日京都観光
19:10 のこだまで東京に帰ります
という予定。
福井で予定があったので、金沢から福井が列車の中間点になる京都に行こうか、と立てたスケジュールだけど、金沢からは世界遺産の白川郷ツアーが毎週末でているらしく、これを使えばよかったと金沢でポスターを見て思いました。
次回はこれにしようとメモも兼ねて書いておく。
朝は羽田空港で朝食。
和定食の朝食のなかなかいい雰囲気のお店があって、入ってお粥の定食を頼む。ごはんのおともや、半熟卵やお豆腐など数種類のおかずが、木の箱の中にきれいに並んでる、よい朝食をいただきました。990円。お代わりできるというので、せっかくだからお代わりしてお腹いっぱい。
ここのところ日本海側はすごく雪が降っており、飛行機の欠航や列車の運休も多く、どうなる事だろうとひやひやしていました。前日にJALからメールが来て、着陸できない場合は羽田に引き返すと書いてあったし、羽田でもその旨のアナウンスが。。。
羽田に引き返されたらどうしたらいいのだろう、宿や帰りの新幹線のキャンセル料も取られるからいくらぐらい損するのだろうとか、頭ぐるぐる。
でも、無事に着陸。機内アナウンスで「ご心配を掛けました。」と。
金沢では以下で観光しました。
2022.01.14
ひがし茶屋街 ー> 兼六園->国立工芸博物館ー>石川歴史博物館
ー>21世美術館紀
2022.01.15
武家屋敷観光->近江市場
金沢、観光に力をいれてるのか、観光用の周遊バスもたくさん走ってるみたいだし、食事や体験ができる旅行者用のお得なクーポンも出しているようです。
今、コロナできついでしょうね。
最初にひがし茶屋街を訪れました。カフェや金沢の工芸品を扱う雑貨店が古風な店構えで連なっています。
これがなかなか素敵な造りで、ほかの地域のお店と違って「さあどうぞ!」と間口を空けてたり、ガラス張りで透けるようにして中を見せてお客さんを呼び入れるようなことはしていません。古風な木の引戸をあけないと中に入れない。最初は、ちょっと勇気がいりましたが、どんどん開けて、どんどん雑貨をみて、ぐるっと回ったけど、最初に入った「たまくしげ」というお店で見た起き上がりこぶしを旅の記念に購入。1100円でした。
福井でお金をだ~んと使う予定があったので、ここは抑えて抑えて抑えました。すてきな雑貨や九谷焼などがたくさんあり、さすが加賀百万石の金沢!といった感じ。そんなことをお店で言うと、金沢には工芸の学校があって、若い才能が育っていっているようですよ。
お菓子もおいしそうだった。老舗のお店もたくさんあって、買いたかったけど初日ということもあり、荷物にもなるし何も買いませんでした。
志摩という昔のお茶屋が観光施設になっているところがあり、入場。普通の昔の邸宅といった風情でした。和菓子と抹茶付きがプラス700円というので、抹茶付きの入場券を購入。和菓子は美味しかった。
あとは老舗の和菓子屋さんらしいカフェに入って、ぜんざいを食べました。お餅も大きく、あんこもたくさんで、けっこうボリュームがあった。ものずごい美味しかったです。菓舗Kazu NaKsahimaというお店。
もっと見たかったけど、ここで止まっているわけにもいかず、次は宿に行って荷物を預かってもらって、兼六園に。宿の事は後で書きます。おすすめのいいい宿でした。
金沢にはひがし茶屋のほかににし茶屋街というのもあるそうで、次回来た時はそっちも行ってみたい。
公園系はあまり興味ないけど、金沢来たらここ見なきゃということで、兼六園に。
冬の兼六園はきれいでした。冬だからこそきれいなんだと思います。木に雪よけをしています。白い雪と合間み合って、金沢という風情があって美しい。兼六園に来るなら冬かな、と思いました。(雪が心配ですが...)
その後、国立工芸館に。外観が古く、中が改装してある私好みの博物館。中には工芸品があったと思うけど、印象薄くて覚えてない。それほど広くなく、思ってたより作品数がないとうい印象でした。国立が付いていたと思うけど、本当に国立なんだろうか。。。?研究に重きを置いているのかもしれないですね。
金沢のガイド本によると、赤レンガ倉庫のような博物館があるということだったけど、気が付いたら国立工芸博物館の隣にありました。(ガイドよく見てない)
2つ赤レンガの建物があり、それぞれが異なる博物館です。何が展示されてるのかよくわからないけど、両方の共通券を500円で購入。単に中に
入りたかっただけ。展示品は記憶にないです。
記憶にあるのは、2つの赤レンガの間にある休憩室。カフェの自動販売機もあります。一面ガラスで椅子に座って赤レンガをながめられます。白い雪と赤いレンガの建物、正面にあるシンボルツリー、お茶を飲みながらしばしくつろぐ。
つぎは鈴木大拙館に。鈴木大拙さんは仏教哲学者だそうです。建物を知るまで知らなかった。
ことりっぷに乗っていて、建物がすばらしかったので行きたいなと。世界的な建築家、谷口吉生氏の設計だそうです。(だから、鈴木大拙さん自体はどうでもよかった。すみません。)
なかは哲学者の個人館らしく迷走するだけの部屋などもあり、水を張り巡らした中に部屋があったり、面白い作りです。小粒ながら建物が堪能できる博物館でした。それに、混んでないしね。
次は、21世紀博物館に。私の金沢でのメインイベントは21世紀美術館です。前から行きたかった世界的な建築家、SANAAの一風変わった設計です。SANAAはフランスのルーブル美術館別館を設計、プリッツカ―を受賞した建築家です。
ここのメインはプールかな。プールの下に入るには予約が必要です。この日は金曜で、金曜は20時までオープンしてるので、18時の予約をしていました。
美術館の外にも芝生や椅子や展示があって、中に入らなくても楽しめます。16時半ぐらいに着いたので、時間まで中を回る。冬の常設展は、BULEを主題にした展示。企画展もあって、せっかくだから、両方見れるチケットを購入。
21世紀美術館は、今はやりのアート系の美術館。21世紀美術館以降、こういうアート系の美術館がいくつか設立されているような気がします。青森とか。時代かな。それと作品の収集が幾分楽なのではないでしょうか?
展示しているものが新しい感覚で、古い頭には受け入れがたいかもしれない。3mありそうな大きなブルーのぬいぐるみやピンクのお人形があったり、わけがわからないゴミみたいなものが陳列されて、それに対してTVで説明したり。エッチな写真や、QRコードが合ってそこからURLで電話の会話の録音を聞くとエッチ系女性との会話だったり、性的な部分を表現したものもありました。
私はこういうアート系は好きです。いったいどこをどうやったらこういう発想がわくのだろうと、日ごろ普通に硬く生きている私には想像もつかない斬新さ。そして、面白いです。
金沢観光のいいところは、見どころがコンパクトにまとまっている事。博物館も歩いていかれる距離にあります。観光用のバスもたくさん走っていましたが、こんなにいるの?と。
私は、全部歩きでまわれました。
この後は宿に。
金沢での宿は「すみよし家」で、宿に入って宿のリーフレット見て知ったのだけど、創業370年という、老舗中の老舗の宿。金沢らしい古い建物、部屋で安かったので選んだのですが、そういう宿だったのね。
リーフレットには天井に大木の梁などの柱がある写真が載っていたので、チェックアウトの時に言って見せてもらいました。すごく古くて立派な美しい木でした。そして、壁が赤の部屋と青い部屋があります。金沢の伝統な家屋には、壁を赤く塗った部屋があるそうです。ひがし茶屋に志摩という重要文化財の昔のお茶屋の家があるけど、そこにも赤い壁の部屋がありました。青の壁の部屋もきれいな青。赤と青の和室なんですよ、和室!これまた必見です。
素泊まりだと5600円ぐらいです。ビジネスホテル並みの安さ。食事の評判がいいので食事付きにして12000円でした。部屋は、値段相応かな、でも広いので5600円では安いです。
ここは家族経営らしく、おかみさんが切り盛りしているという感じでした。
近江市場はすぐそこだし、兼六園にも歩いて行かれるいい位置にあります。
食事はすごかった!すごい量。宿のリーフレットにあったけど、近江市場に近いのでそこで仕入れているとの事。
写真の他に、金沢名物鳥のじぶ煮が付きます、というか蓋開けて写真取るの忘れた。おっきなぶりの焼き物、家の近くのスーパーで買うペラペラの切身とは違います。サトイモの汁、お刺身。このお刺身がまたこりこりして新鮮でおいしかった。東京で食べるものとは違います。その他いろいろで、かにもちょっとついてきます。
朝は朝で、朝にしては豪勢な和食でした。
お風呂も個別の浴場があって、とろとろしたお湯で気持ちよかった。なんとかのお湯と書いてあった。普通のお湯ではないようです。
しかし、しかしですよ、こんなにいい宿なのに私一人しか泊まっていなかったようで。。。大丈夫かしらこの宿。コロナだからかしら。。本当にいい宿なので、これ見た人は気に留めておいてください。
翌日は、見ていなかった武家屋敷のほうに行きます。
途中で偶然にもガイドに載ってた尾山神社に遭遇しました。ステンドグラスの三門?がある、けっこう有名な神社みたいです。
しかし武家屋敷、あまりこれといったものはありません。カフェやお店もそれほどない感じ。冬なので、武家屋敷の壁に藁が巻いてあり、趣はありました。
武家屋敷跡野村家がここのメインだと思います。いい和風住宅でした。あとは資料館とかもありましたが、まあ時間があればといったところ。足軽資料館は無料です。あと2館有料の資料館がありましたが、1館は改修中でお休みでした。2館セットの入場券買ったけど、係の人が気が付いて払い戻し。
時間があったらでいいかな、といったところ。
あとは近江市場で、ランチに海鮮丼を食べまそた。武家屋敷跡界隈はあまり人はいなかったのですが、近江市場は混んでいました。お刺身系の食事どころが多く、行列のお店もとらほら。
どこにしようか回って、それほど混んでいない1軒にはいる。一番安い海鮮丼で1600円。お寿司やのどぐろの焼き物もありました。あとから、のどぐろにすればよかったかな、と後悔も。
歩いて3分の宿に戻って、荷物を取って、列車で福井によって京都に行きます。
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