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フィンランドのヘルシンキからフェリーで2時間半ぐらいで着くので、日帰りでも行ける。
タリンの宿は「16eur オールド タウン ミュンケンホーフ」。
ドミトリーリーとシャワー共同の個室のある宿です。いわゆる安宿の部類。シングルで約5000円なんで、そんなに安くはないですが。
タリンは旧市街の宿はかなりふさがっていて、安い宿ではここが一番よかった。
やっぱりロケーションが大事です。旧市街に宿泊すれば、時間が節約できます。
部屋の割には値段はたかいように感じたけど、いたしかたない。
広い炊事場があって、自炊するには便利。男性が料理していました。
朝の観光客がいない時間に宿を出る。
昨日夜暗い中到着したからわからなかったけど、タリンはかわいい町でした。
カラフルな家が並んだ旧市街は、中世の面影そのものです。
まるで中世を題材としたというか本物だけど、テーマパークのようです。
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PEPPERSACKというお店に出ているメニューに朝食のセットがあったので、ここに入ることにした。
タリンには中世の雰囲気の内装とウエイターがコスプレしたレストランがいくつかあります。ここもその一つ。
朝なのに中世のドレスを着た女性とシャツとズボンの男性。
朝食のセットは数種類あって、卵とかベーコンとか書いあったのでそれを頼む。安いなと思ったら、コーヒーは含まれてなかった。
コーヒー含めて10ユーロ。朝食にしては高い。
しかし、なかなかヘビーなお肉のセットが来たぞ。結構がっつりな肉。美味しかった。
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色んな所に城塞の入口があって、200mぐらいづつ歩けるみたい。
城塞の壁際には、露店のお土産屋さんも出ています。
北欧らしく、手編みのミトンや靴下なんかを売ってました。15ユーロぐらい。
ムーミンの靴下があって、買おうかどうしようか悩んでるうちに、欲しい柄がなくなってしまったので買わず。
あとは聖霊教会に入ったり、聖オレフ教会の塔に上がったり。
階段が狭くて上がるの大変ですが、聖オレフ教会の上からはタリンの旧市街が一望できます。、
教会のとんがった塔と赤茶色い屋根が続いています。
ヨーロッパの旧市街の風景かな。
建物の間に潜り抜けるような道があって、そういう道を通ったりしてうろうろするのが楽しい町です。
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地球の歩きにあるクルドゥセ・ノッツ・クルツかヴァナエマ・ユーレスに入りたかったのですが、Fullとのこと。
空くまで待っててもよかったんだけど、ヨーロッパのレストランは席が空くまで待つという習慣がないんでしょうね。
他のお店のメニューを見ると高かったので、バカみたいにランチで悩んでしまったが、結局朝に行ったお店に入った。
でもここのお店、良かったな。コスプレしてるけど、対応してくれたウエーターさんが朝と昼,どちらも誠実な印象でしした。
料理も美味しかったし。
鶏肉を焼いたものとライスの付け合わせ。このライスは主食ではなく付け合わせなんだろうか??日本人からしたらちょっと不思議な感じ。
ミネラルウォーター混みで18ユーロ。
エストニアの物価はわからないけど、タリンの旧市街のレストランは観光地だけあって、どこも高めな感じがしました。
この後、旧市街の外にあるバス停からバスでタリンのバスターミナルへ。
今回長距離移動でタリンからリガの間のバスチケットだけは予約してなかった。
タリンの観光がどのぐらい時間かかるかわからなかったし、頻発しているらしかった。
バスターミナルに着くと、LUXExpressのチケットを売っている個室みたいなところ合って、そこでチケットを購入。
17時発ぐらいだったと思う。
「ノーマルとラグジュアリー(のような感じ)とどちらがいいか?」と聞かれる。LUXExpressはビジネスクラスみたいな高い席もあるようですよ。
ノーマルで22ユーロ。
LUXExpressは噂通り、乗り心地最高でした。
座席は広めできれい。
トイレは付いてる。コーヒーや紅茶も飲み放題。Wi-Fiはばっちり使える。Cプラグでの充電OK。パーソナルTV付きで映画も放映しています。英語が出るのかでないのか、現地の言語だったので言葉はわからなかったけど。
翌日はリガからサンクトペテルブルクまでECOLINESの夜行バスだったけど、LUXExpressのほうが乗り心地よかったな。
LUXExpressのほうがおすすめ。
まあ、値段や行き先によってバスのクオリティが違うのかもしれないけどね。
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着いた時は9時半ぐらい。
遅いし、タリンの宿では着くまで苦労したので、リガではタクシーに行こうかと思ったけど、リガではぼられたりするらしい。今まで何回もタクシーでぼられた経験があるので、そう知るとタクシーには乗りたくない。
だからバスの中で行き方を必死でチェック。
バスターミナルの外に出て、映画館の前からバスに乗って2つ目で降りて、歩いて3分。
しかし、方向音痴な私。バス停もバスから降りても逆方向に歩いてしまっていた。
地元の人に何回か教えてもらい(言葉通じないからホテルの紙見せたりして)、今回もスムーズには付かなかったけど、ホテルに到着。
繁華街からはちょっと外れた所にあるので、あんまりわかりやすい所ではない。
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朝食込で約7500円。
ここは朝食が豪華で、部屋もきれいで、バスタブもあり、値段からしたらお得なホテルでした。
だだ、初日のレセプションの人が、ティーンエイジャーの男の子だったのが何とも。
あと、バスタブにお湯ためようと思ったけど、なかなかあったかいお湯が出なかった。
10分以上出してやっと温かいお湯がでて,いまいちの温度ではあったけど、バスタブにつかる事でできました。
リガの旧市街は、タリンのような観光地に特化した町造りになっていないようです。
昔ながらの教会などの建物も沢山ありますが、見どころも限られていて、観光地としてはいまいち感がありました。
タリンとリガ、どちらかしか行けないのだったらタリンのほうがおすすめかな。
ヘルシンキに滞在するのだったら、タリンも日帰りでいいような気がする。
翌朝、ホテルの朝食。
バイキング形式で、種類も多い。ハム、チーズ、野菜、ゆで卵やスクランブルエッグなど。
ジュース,コーヒー,ヨーグルト。パンも数種類。
北欧とロシアは黒パンを通常食べているのかな。この旅行で、すっかり黒パン大好きになりました。
黒パンおいいし。でも日本にはないですね。
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ブラックベッドの会館。この会館の写真を見て、リガに行ってみたくなったのだ。
ガイドには修復中と書いてあったけど、修復は終わって中に入ることができました。
以外と高くて9ユーロだったかな?
中は博物館になっています。会館の歴史のビデオや,昔の装飾のままの美しい部屋などが展示されていました。
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地球の歩き方によると「初期ユーゲントシュティールの旗手ミハイル・エイゼンシュテインの独創的な建築群」だそうです。
ユーゲントシュティールというのは聞いたことなかったんですが、観に独特の装飾がある建物の事をいうのかな?
見た感じ、ちょっとおどろおどろしいグロテスクな装飾もありました。ロココだけどゴシックな感じもする装飾。
青や赤のタイルがポイントで埋め込まれているものもありました。
アルベルタ通りは細い横道ですが、その通りにはそのような建築物が数件固まっています。
観光客も結構います。
普通の住居などに使われているようで内部は見れないのですが、横道の最後に博物館があり、そこだけは入ることができます。
入口の装飾されたきれいならせん階段だけは無料で見れます。入場料は9ユーロだったと思った。メモってなかった。
中に入ると、ミハイル・エイゼンシュテインさんの歴史やユーゲントシュティールと思われる家のビデオが流れていました。
ここで面白かったのが、パソコンでユーゲントシュティールの家やブックカバーのような図を自分好みにカスタマイズできる装置。
何か所かの色や柄を選んで枠にのせて、自分の名前を入れて、プリントしたA4サイズの紙を持ち帰ることができます。
これ面白かった。
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観光客にも人気だそうです。
ドーム型の屋根の建物がいくつかあって、売っている種類で区分けされています。
ここでは観光客相手なのか、飲食できるブースもあります。
私のお目当ては、「Silkites un Dillites」という魚料理のお店。
着いたのが4時半ぐらいですが、5時ぐらいにはほとんどのお店は閉まってしまいます。
来た時は市場がどんな風になってるのかわからなかったので、どこにこのお店があるのかわからなくて、5時に閉まってしまうのであきらめようかと思ったら、あったあった。
飲食のブースや魚市場の中でなはく、魚ドームをつなぐ通路の所。
ファーストフードみたいに、魚料理のセットメニューがカウンター上に表示されています。
5種類ぐらい。
そのうちの1つを頼む。いわゆる2種類の魚のムニエルと野菜、上げたポテト。約16ユーロ。
ボリュームありそうですが、魚は軽く、ペロッと食べれます。
腹ごしらえも済んで、予約している20:20発の夜行バスでサンクトペテルブルグに向かいました。
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