また今日も「思い出を振り返ってみる」という1年前の記事が届きましたよ。(2019 4/16開設)
【レコード針】
今では全くといっていいほど、使われなくなりましたが(マニアの人だけ?)、前はレコードで音楽を楽しんでいました。
レコード針からもれる小さな針音さえも、今では懐かしく、愛おしく思い出されます。
レコードをターンテーブルに乗せ、スタートすると、レコード針のアームが下りて来て(それ以前は自分で乗せていました)、音楽が始まります。
レコードが廻り、針は同じ位置で溝をなぞってゆきます。
これを歌に例えてみましょう。
レコードでは針は同じ位置で溝をなぞり、決して針が廻ってゆくわけではありません。針を押さえつけたり、動かしたらレコードは壊れてしまいます。
歌で“力む”というのはそういうことですよ。皆さんの歌では針を押さえつけたり、無理に動かしていませんか?
メロディに乗っていればいいのですよ。針という“声”が!!
【相模原市民交響楽団のチェロ奏者】
以前(2年前)相模原市民交響楽団のチェロ奏者から「ご相談があります」という電話がありカヌマの教室にきていただきました。
ものすごく分厚い楽譜持参で「実は次回の定例コンサートでチェロのソロパートがあるのですが」といいドレミでソロパート部分をものすごい速さでそのメロディを聴かせてくれました。
「みんなと一緒に弾くところは楽譜通りでいいのですがソロパートをどう表現すればいいのか」自分のチェロの先生は「自分らしくお弾きなさい」というのですが・・・
〈カヌマ〉
もうソロパート部分を暗譜しているのでしょ。でも弾くとき頭の中ではドレミで歌っているのではないですか?それではやっぱりただ楽譜通りに弾くことしか出来ないと思いますよ。
そうではなくそのメロディに合った“歌詞”を考えて その歌詞を頭の中で歌いながら、もしくは口ずさみながら弾いてごらんなさい。
言葉には情景、例えば「港」と思えば誰だって港の景色を思い浮かべるでしょ。もちろん音符はものすごく大事ですが言葉は“明確に”メロディを表現すると思いますよ。
わかりました、と彼は目を輝かせて帰っていきました。
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【love letters/さえ先生のピアノでカヌマが】2020 4/1 カヌマ開校記念日に
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【さえ先生andカヌマ】ikaw lamang
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