森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」を一気読み(^^;)
本当にこの方の京大生(?)シリーズは面白いです。
大学時代を憧憬しつつ、かつ京都の町並みが登場するとあっては
京都好きにはたまりません。
それにしても、こちらは二人の目線で語られ、その少女の方の語り方が
美しく、かつ愛らしく、なんだか本当にかわいらしい女の子(といっても大学生)が
目に浮かぶようなのです。
私も京都の街をまた徘徊したいです。
この方の小説って、現代ものなのになぜこんなにノスタルジックな感じがするのでしょうか。
でも、秋の空気感の描写とか、面白おかしい文体も取り入れつつ、情景描写が巧みで
かつ美しいのがほんとうに凄いです。
憧れの作家さんのひとりです。