「関ヶ原」を観てきました。
久しぶりに司馬遼太郎テイストに触れてちょっと感激!
キャスティングとか豪華だし、関ヶ原の合戦シーンはかなり迫力あるので、そちらが楽しみで観にいったのですが、思いのほか司馬遼太郎さんの原作に忠実で、最近忘れていた司馬さんの小説の面白さを思い出しました。
「関ヶ原」原作を読んだのはもう、20年近く前だし(汗)、三部作とも思える(?)「覇王の家」、「城塞」を貪り読んだあの頃…。
仕事の合間にサボリーマンして本屋行ったのよね(^^;)
人間関係とか、それぞれの立場の人間の感情とか、性格とか、その辺りを描くのが司馬遼太郎さんは本当にすごくて…。
…と言うわけで、三成はやはり真面目過ぎるし、家康はやっぱりタヌキなんだな(´`:)
ふたりのやりとりは面白い…。
やられたらやり返す、先にやったもの勝ち…な所が面白いですね。
関ヶ原至る経緯、そして結果に関しては、誰もが三成かわいそう…って思うだろうけど…今回もやはり最後は何とも言えない気持ちになって悲しくなりましたね(´・_・`)
「城塞」(大阪の陣の話で、豊臣方につい感情移入してしまふ…)でも思ったけど、家康ってなんかずるがしこいんだよなぁ…(´`:)
ちなみにこれらの本は本棚にあるので読み直してみようかな。