うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

本棚。

2010-07-29 00:17:39 | 読書
先日久々に我が家に来客を迎えることがあり…

自分の本棚を誰かに見られるのって、すっごく緊張する(^^;)

明らかに、趣味がわかっちゃうもんなぁ。

それにしてもなんとも可愛げのない部屋じゃ。
自分で言うのもなんだけど、ご隠居のお部屋だな。
憧れは書生だからいいんですけど。

私の本棚大半は、歴史、古典、神社仏閣系、旅系、入り混じって料理雑誌とレストランサービス指南書…。

逆に人様のお部屋に行くと、やっぱり本棚はチェックしてしまう(^^;)
古典的だけど、辞書はやっぱり入っていてほしいなぁ…なんて。

この時代だけど辞書はやっぱり必須です(^^)
笑われそう…。
最近の使用度は、古語辞典、国語辞典、変体かな字類…
なんだかなぁ…(^^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集い。

2010-07-28 01:00:06 | ごはん
E姉サマと久々のお食事会。

今回はちょっと遠征して浦和のアジオにて(^^;)

アジオ巡りも楽しいです。

しかも昼間からスプマンテで乾杯しました。

合同誕生日会でした。
このお店で二人で誕生日を祝うのは3回目…かな(^^)

二人だけで会うのは久々だったので、ついつい話が長くなり…。
楽しいひと時でした。

マグロのカルパッチョのワサビソース、すっごく美味しかったです。
ソフトシェルクラブも♪

夏バテですが、美味しいものはやっぱり別腹だなぁと実感した一日(^_^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土用。

2010-07-27 01:41:40 | つれづれ
丑の日…でした。

普段はニョロってしているものや、ジューシーっぽいものが苦手で
鰻なんて食べられないのですが…

なんか今年の夏は食べなきゃ死んじゃいそうな気がして…

気分だけでもと思ってオニギリ買ってしまいました(^^;)

でもなんで土用の丑の日に鰻を食べるか…って…

平賀源内考案説だと、鰻屋と結託して無理やり「鰻の日」にしてしまった…という…。

つまり毎月29日は「肉の日」のハシリですね。この商売上手!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期間限定。

2010-07-21 21:20:06 | つれづれ
早上りのときの定番おやつは、いつものお店の鯛焼き♪

期間限定、マンゴーミルク鯛焼きです。

他にも黒蜜わらびもち鯛焼きもあったけど…なんか重そうだから(^^;)

帰宅したら金沢の友人から奈良の参拝報告が届いたいたので
鯛焼きといっしょに美味しくいただきました(^_^)

先日の三連休に行かれたようで…さぞ暑かったものと…。

今回は蓮の花を追いかけたそうです。

いいですね、寺院の黒壁とを背景にすると、さぞ花も引き立つことでしょう。

先日行ったばかりとはいえ、やっぱり人の旅には刺激されてしまうものです。

でも、もう暑い季節は避けようとも思い…
最近の連日猛暑でかなりみなさんお疲れ気味ですね(^^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

料理人。

2010-07-20 01:18:02 | 読書
すっかり体調も回復したところで、久々に読書をする気になりました。
これまた久々の北方謙三さんだったのですが、ついつい一気読み(^^;)

北方謙三さんの「独り群せず」。

「杖下に死す」の続編なのですがこれはこれで楽しめます。

舞台は、幕末の大阪。
武士を捨てて料理人になった男が主人公なので、料理の話が結構詳しくて、
某海原雄山さんがついつい主人公に重なってしまい…(^^;)

自分で釣りをして、ちょっと粋な料理を作って…って、主人公はすでに
隠居で一日3組の料理屋を営んでいるのですが、
まるで「大人の隠れ家」とか「一個人」とか「サライ」の特集に
ありそうなくらいの憧れの趣味人風!

北方さんの小説は、主人公に限らず登場人物ひとりひとりにちゃんと物語が
ある感じなのが、毎回素晴らしいと思います。

しかし、ここに登場する土方歳三…とっても嫌な感じだなぁ~。
本当に蛇みたいでコワイ…。
小説のタイトル「独り」に呼応して、新選組は「群れる」の象徴とされている感じです。
大阪とか、京都の市民にしてみたら、新選組とか江戸から来た幕臣の人たちって、
所詮異分子だったんだろうなと思う一冊。
…幕末小説はよく読んだけど、幕府側、薩長側とはまた違った視点で面白かったです。

最期、結局剣を取って、新選組の集団と斬り合いをする主人公は本当に恰好よいです。
実は前作は読んでいないのに、新刊で平積みになっていたのを思わず買ってしまった
一冊なのですが、大正解でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜伏中。

2010-07-16 17:24:54 | つれづれ
今日も本当に暑い一日。
いよいよ梅雨明けも近いようですね。
今年は、暑い日が多かったのであんまり梅雨っぽい気は
しなかったのですが、確かに湿度は高かったな…。

風邪がなかなか良くならないせいか、
最近はおとなしくしている日々です。

ようやく昨日は一週間ぶりくらいにまともに眠れました。
咳止めを寝る前に飲むように変えたおかげですかね。
でも昨日もらってきた薬が、今までのと変わったせいか、
なんか今日はダルダルです…orz
暑いせいかなぁ…。
とりあえず、お医者さんにはもうこなくていいと言われたので、
あとはおとなしく回復を待つのみです(^^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三井記念美術館。

2010-07-15 00:06:24 | 鑑賞
日本橋の三井記念美術館で開催中の

「奈良の古寺と仏像~會津八一のうたにのせて~」

に行ってまいりました。

正直、ここまでとは思っていませんでした。
東京でこれだけ見られるなんて、本当に素晴らしいです。
この夏の行楽シーズンを前に、これだけのものを東京に連れてきてしまって
いいのでしょうか…(^^;)

主な展示品がどこから来ているかというと…

法隆寺、法起寺、東大寺、岡寺、唐招提寺、當麻寺、西大寺、薬師寺、興福寺、
新薬師寺、元興寺、長谷寺、室生寺、般若寺、秋篠寺…他にもあるのですが、
名だたる古刹からこんなにも。

しかも、時代やテーマに合わせて展示されているので、
普段別々のお寺にあって、決して比較してみることのできない仏様を比べて見られたり、
360度背後から見られたり、もう素晴らしすぎます!

私が大好きな、法隆寺の夢違観音様(観音菩薩立像)も。
あの賢そうで優しい表情と子供くらいの背丈が、本当にかわいくて法隆寺で見たときに
一目ぼれしてしまった仏様です。

東大寺の四天王像の皆さまも相変わらず素晴らしいし、
春に室生寺でお会いしたばかりの衣紋が美しい釈迦如来像。
まだ訪れたことのない、西大寺の塔本四仏像たち。
装飾が美しい舎利厨子…

見学の皆さま、食い入るように見ていらっしゃいました。

そして、これまた私の大好きな會津八一さんのうたが…。
私も歌集を持っていますが、こうしてうたに詠まれた仏様を目前にしてそのうたを
鑑賞するのって、ものすごい感動モノです。
丁度先週奈良に行ってきたばかりなので、その風景も思い出しながら…

仏像が見たくても、奈良まで行くのが億劫な方は、ぜひ一度三井記念美術館にいくと
よろしいかと思います。

特別展 平城遷都1300年記念
「奈良の古寺と仏像 ~會津八一のうたにのせて~」
2010年7月7日~9月20日まで
三井記念美術館 日本橋室町2-1-1 三井本館7F
入館料 一般1200円

ちなみに、すぐお隣の日本橋三越の1Fでは、
連動して入江泰吉さんの写真展もやっております。
7月7日~20日までです。
こちらは、仏様だけではなく、美しい奈良の風景も鑑賞できますのでぜひセットで。

日本橋を満喫し、ついでにまほろば館に立ち寄り、中央通りをひたすら歩いて、
夜の銀座までお散歩したのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日。

2010-07-14 01:38:25 | つれづれ
先週の関西巡礼で引いてきた風邪が、とってもしぶといです(--;)

熱が下がったと思ったら、この3日間は咳が止まらず、夜も眠れない始末…orz

さすがに疲れたので、休日の今日は朝から病院に行って薬をもらってきました(^^;)
これでよく眠れるかなぁ…。

眠れずに朝5時から活動していた本日…。

日本橋の三井美術館に行く約束をしていたので、とりあえず出発です。

まずは眺めのいいお店でランチでもしようということで、
三井美術館と同じビルのマンダリンオリエンタルの上に連れて行ってもらいました。

うす曇りとはいえ、眼下には東京の絶景が広がりながらのお昼ゴハン。

しかもこんなサプライズまで…



このケーキはカットしていただいた後の姿ですが。
今まで、お店でこういうことをする側だったので、されるのって、嬉しくもあり、
なんとなくくすぐったいものですね~。

ロウソクを吹き消したのなんて、何年ぶりでしょう(^^;)

風邪なんて吹っ飛んじゃうようなサプライズでした。ありがとうございます~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良~京都

2010-07-13 06:24:35 | 旅行・参拝
京都に戻ったのは夕方5時くらい。
すっかり雨も上がって、再び日が出ていました。

7月は祇園祭ということで、京都の街もいつになく賑やかです。
それに誘われるように、祇園でバスを降り、久々に八坂神社へお参り。

その後は、鴨川に出て、四条から三条までを、今回は先斗町を歩いてみました。
それから木屋町通りを散策し、
最期は六角通りから頂法寺の横を通過して、烏丸通に抜けました。
旅の終わりはこのあたりの路地をさ迷い歩くのが定番コースです。

新幹線は20時2分、これまた一人旅では定番のお弁当を買って、今回の活動も無事終了。
次の関西遠征は秋ごろの予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良3~安倍文殊院

2010-07-13 06:09:00 | 旅行・参拝
御本尊の文殊菩薩(7Mで日本最大)を見たくて訪れました。
桜井駅から、およそ1.5キロ。石舞台行きのバスで行くことができます。
雨も幸い小降りになりました。



文殊院は、日本三大文殊霊場(安倍文殊院、丹後知恩時、奥州大聖寺)で有名です。

もともとは、安倍倉梯麻呂が安倍寺を建立したのが起源。
一族は隆盛を極め、安倍寺は大寺院となるとともに、一族からは阿倍仲麻呂、
安倍清明等、歴史に名の残る人物も輩出。

安倍清明…伝説の多い人ですけど、京都や、葛野葉狐のエピソードのインパクトが強すぎます。
ここで清明がご出生されたそうですが…。
というわけで、安倍清明の像もあり、その没後には、魔除け、災難除けの神として祀られ、
一層庶民から信仰されました。

安倍寺は、平安末期に消失しましたが、別院の現在の文殊院に統合。
また、安倍清明は「文殊菩薩」の化身と言われたことから、
快慶によって最大級の文殊菩薩像が造られました。
ちなみに戦国時代には松永久秀の兵火に遭いましたが、文殊菩薩像は難を逃れました。



拝観料を払って本堂に入ると、まずはお茶とお菓子を出してくれます。
そして本堂。
正面に文殊菩薩(1220年快慶作)がいらっしゃいますが、本当に大きい。
右手に降魔の剣、左手に蓮華。獅子から降りた御姿で置かれていましたが、
ゆったりとした半跏踏み下げの足元の衣紋もゆったりとしていいです。
迫力のある獅子のお顔もりりしい。
やっぱり来た甲斐がありました。



文殊池には浮御堂。
ここに仲麻呂像、清明像などが安置されています。



敷地内には古墳が3つもあり歴史を感じさせます。
そのうち一つ倉梯麻呂のものと伝えられています。



仲麻呂の歌碑
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも

文殊院を後にし、奈良ともお別れです。
桜井から大和八木に出て、京都へ向かいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする