![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/03/1522fca206014acb9caf228bede93ea4.jpg)
ひっそりとありました、これも世界遺産です。
ひとっこ一人いません。さすがシーズンオフ。
ちょっと、朽ち果てたような、哀愁ただよう空気。
もともとは役行者の庵室跡だったそうです。
拝観したくても、だぁれもいないので、「呼び鈴を押してください」の張り紙のとおりに押してみると…。
おっと、表から、なにやらとても綺羅綺羅しい神主さんがやてきました。
ちょっとドキドキしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/d6/c33d8ada5b6d5ed625018b1c03774652_s.jpg?random=3c28d386fb9345d02a905f55c9e90e94)
中に入ると、中には録音の解説案内が流れていて、ありがたいです。
桧皮葺、入母屋造りの最古の書院建築だそうで、本当によく残っていてくれた、と感動してしまうほどです。
これは、多分実際に中に入って見ないと、体感できないことだと思います。ぜひ!!
表から見たのでは想像できないほど、中は入り組んで広いのもまた驚きでした。
まずは、源義経と静の潜居の間があります。横には弁慶思案の間も!
都を追われた義経は、吉野で静と別れ、奥州へと落ちてゆくのでした。
本当に、静かで、鳥のさえずりと、下を流れる谷川の音だけしか聞こえません。
そう、入り口側からは気付きませんでしたが、谷の斜面にせり出すように立てられた、高床式だったのです。
窓からは、対面の山の斜面、中千本の桜が美しいそうです。今はまだ冬枯れていますが、まもなくでしょう。
次の間は、後醍醐天皇の玉座の間。
後に豊臣秀吉が、花見の際に修理し、今は桃山時代風の書院になっています。
それにしても、帝の玉座にしては、やっぱりひっそりとして寂しいですね。
こんな歌がありました。
花にねて よしや吉野の吉水の 枕の下に石走る音
本当に、先ほども書いたとおり、鳥の声と川の音しか聞こえません。
そして廊下を進むと、次は美術品の展示。
後醍醐天皇の筆によるもの、義経の鎧、後年の秀吉花見の時のもの。
どれも興味深く、空間を贅沢にも独り占めして、じっくりと拝見させていただきました。
廊下から、お庭を眺めるとこんな感じです。
なんとなく、空気に沈丁花の花の香りがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/27/8baa1f96c528cbc641030c21a6201f01_s.jpg?random=9a1f68443ffa3e7a9de1ec2aa3fbe7da)
最期は、秀吉が花見の本陣として、数日間滞在したというエピソード。
秀吉って、お花見大好きだったんですねぇ(^^;)
醍醐寺とか、竜安寺にも花見の記録がありますもんね。
悲しい歴史ばかりのここも、このときばかりは華やかだったんでしょうね。
時代を超えて、今も残る吉水神社、忘れられない場所になりました。
多分、また来てしまうと思います。
ひとっこ一人いません。さすがシーズンオフ。
ちょっと、朽ち果てたような、哀愁ただよう空気。
もともとは役行者の庵室跡だったそうです。
拝観したくても、だぁれもいないので、「呼び鈴を押してください」の張り紙のとおりに押してみると…。
おっと、表から、なにやらとても綺羅綺羅しい神主さんがやてきました。
ちょっとドキドキしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/d6/c33d8ada5b6d5ed625018b1c03774652_s.jpg?random=3c28d386fb9345d02a905f55c9e90e94)
中に入ると、中には録音の解説案内が流れていて、ありがたいです。
桧皮葺、入母屋造りの最古の書院建築だそうで、本当によく残っていてくれた、と感動してしまうほどです。
これは、多分実際に中に入って見ないと、体感できないことだと思います。ぜひ!!
表から見たのでは想像できないほど、中は入り組んで広いのもまた驚きでした。
まずは、源義経と静の潜居の間があります。横には弁慶思案の間も!
都を追われた義経は、吉野で静と別れ、奥州へと落ちてゆくのでした。
本当に、静かで、鳥のさえずりと、下を流れる谷川の音だけしか聞こえません。
そう、入り口側からは気付きませんでしたが、谷の斜面にせり出すように立てられた、高床式だったのです。
窓からは、対面の山の斜面、中千本の桜が美しいそうです。今はまだ冬枯れていますが、まもなくでしょう。
次の間は、後醍醐天皇の玉座の間。
後に豊臣秀吉が、花見の際に修理し、今は桃山時代風の書院になっています。
それにしても、帝の玉座にしては、やっぱりひっそりとして寂しいですね。
こんな歌がありました。
花にねて よしや吉野の吉水の 枕の下に石走る音
本当に、先ほども書いたとおり、鳥の声と川の音しか聞こえません。
そして廊下を進むと、次は美術品の展示。
後醍醐天皇の筆によるもの、義経の鎧、後年の秀吉花見の時のもの。
どれも興味深く、空間を贅沢にも独り占めして、じっくりと拝見させていただきました。
廊下から、お庭を眺めるとこんな感じです。
なんとなく、空気に沈丁花の花の香りがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/27/8baa1f96c528cbc641030c21a6201f01_s.jpg?random=9a1f68443ffa3e7a9de1ec2aa3fbe7da)
最期は、秀吉が花見の本陣として、数日間滞在したというエピソード。
秀吉って、お花見大好きだったんですねぇ(^^;)
醍醐寺とか、竜安寺にも花見の記録がありますもんね。
悲しい歴史ばかりのここも、このときばかりは華やかだったんでしょうね。
時代を超えて、今も残る吉水神社、忘れられない場所になりました。
多分、また来てしまうと思います。
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