斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

さようなら蒙古斑

2025年02月06日 | 自己満

2025年1月30日(木)のキャナダ トロントに於ける公演にて蒙古斑=SUM41は解散致しました。

 

SUM41とは人気パンクバンドである

 

2023年5月に解散宣言をした。

 

蒙古斑(仮)の解散宣言💔 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

遂にこの日が来てしまうとは

 

1/30のトロントライブが蒙古斑の永遠に最後のライブであった。

 

今年3月にはPunk Springに蒙古斑が来て、その翌々日Zep YOKOHAMAでTHE SETTING SUMのライブもあり、それにも参戦した。

 

蒙古斑Live - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

 

蒙古斑の曲の紹介

 

蒙古斑Live参戦前に - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

モンゴル音楽・トゥヴァ音楽・アルタイ音楽・ハカシヤ音楽・タタール音楽 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

蒙古斑は今年4月に“Heaven :x: Hell”を発売

 

フロントマンのデリック氏は今年10月に“Walking Disaster”という題名の回顧録を出版した。

 

2024年に入ってから、終わりに向けて活動をしていた。THE SETTING SUM自体が、終了する為のライブであった。

 

アジアツアー、アメリカツアー、ヨーロッパツアー、キャナダツアーで最後のトロントのスコティアバンク・アリーナでで2度ライブをやって終焉した。

 

その後日、2/3、蒙古斑の故地とされるトロント近郊のAjax(エイジャックス)でトークショーライブが催された。

 

蒙古斑のキャナダ横断ツアーの追っかけ参戦してツイートしていた日本人の情報によると、トークショーライブでは、メタルギター担当のデイヴ氏が高校の時の先生のモノマネをしたり、Zummo氏の蒙古斑への憧れや熱意を語ったという。Zummo氏は始めから蒙古斑にいたわけではない。蒙古斑の昔のドラム担当が抜けた後、新たなドラム担当として入って来た。

 

その翌朝、現地トロントのテレビで蒙古斑のトークショーの事が放映され、昔撮られたPV映像も放映されていたという。

 

 

Ajaxに2025,3/30までの一時的な期間、“SUM41 Street”なるものが爆誕した。

 

2025年3月30日に、バンクーバーで開催されるThe JUNO Awards 2025で行われる特別パフォーマンスと式典で、キャナダ音楽の殿堂入りを果たす。

 

 

 

蒙古斑終焉後、世界中のファンの心の中に永遠♾️に灯り続けますよう🙏

 

世間で風化されても、共に歩んだ楽しい歳月を私は決して忘れません。

 

 

でも終焉という実感が湧かない。来年か再来年あたりのPUNK SPRINGで来日しそうな気がするし、殿堂入りしたのだから、武道館公演をする為に来日しそうである。

 

蒙古斑、本当にありがとう🥹そしてさようなら👋

SO LONG GOODBYE

 

ニワカだけど、自分も二十数年来の愛好者の一員であるかのように錯覚してしまう。蒙古斑界隈がアヴリルと遊んでた時期や、消化器でイタズラしてた時期がとても懐かしく思える。❌マークのついたギターも懐かしい。

 

バンクーバーの殿堂入り迄は、まだ少しある。

 

蒙古斑の殿堂入り後、彼らは故郷へ帰ってゆく。そんな感じだ。

 

本当に寂しい💔

 

 

今は終焉したという実感はないが、これから1年ぐらい経つと、終焉した事が身に染みてじわじわと悲しくなるのだろうか。

 

自分にとって、蒙古斑は本当の友達だった。

 

自分は元々パンクロックなど好きではなかった。そもそも、とりわけ音楽好きというわけでは無かった。J-POPとロシアのクラシック音楽(グリンカやボロディンやリムスキー=コルサコフなど)さえ聴いていれば満足だった。

 

英語至上主義の洋楽、ましてやロックなど、うるさい以外なにものでもなかった。

 

コロナ禍が無ければ、蒙古斑に目覚めて掘り起こし、出会うなどという事は無かった。コロナ禍は人生の時間を奪い、ロクなことは無かった。しかしこれだけはコロナ禍による予期せぬ副作用というか、天恵であった。

 

蒙古斑は遊牧民や突厥族、トゥヴァ人というものに対する興味関心の起爆剤となった。これが無ければ、遊牧アディクト(中毒)である自分は無かった。自分は彼らによって、遊牧民の生き方に自分を変えていこうと思えるようになり、今も変わろうとし続けている。

 

蒙古斑の曲はオタ芸のようなリズム、ノリがあり、トゥヴァ、更には古突厥のメタルとリズムがあり、トゥヴァ特有の美しい和音、旋律があり、デリックのフーメイ(モンゴル語ではホーミーという喉で出す倍音歌声法)ボイスがある、自分にとって右に出る者のない完璧な音楽であった。多分これ以降も未来永劫彼らの右に出る者などいないだろう。

 

例え右に出る者がいて、自分がそれらを聴こうとも、蒙古斑が上書きされる事は無いだろう。

 

蒙古斑の故郷が辺境であることも、えぐられる。トゥヴァ共和国という辺境から世界へ。そしてまた故郷へと帰っていく。

 

蒙古斑というグループは紆余曲折の道を歩んできた世界最強のヘビメタである。世界最強になる為の道のりだったのかもしれない。蒙古斑の歌詞は、苦難を乗り越えた“悟り”である。

 

デリックの追体験をしたくはないが、苦難の時に“これは修行だ“と思い、”悟り“を期待して生きる事も悪くはないと思えるようになった。

 

 

 

 

デリック・ウィブリー。東海オンエアの”しばゆー“みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SO LONG GOODBYE🥺🙏

 

 

 

長文のご精読ありがとうございました

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