龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

朝青龍問題、私はこう思う

2007年12月02日 | 相撲
最近、相撲のことが、週刊誌やテレビのワイドショーで取り上げられる事が多いが、相撲のイメージ低下につながる事件ばかりが続き、非常に残念である。

横綱朝青龍関が怪我の治療のため、巡業を休みモンゴルでサッカーをしていた事件について、個人的に意見を述べるならば、2場所出場停止、減棒処分、マスコミによる徹底的に精神的に追い込む報道と充分に社会的制裁を受けたので今回は、もう許してあげて欲しいというのが私の意見です。

(財)日本相撲協会は、お客様に高い入場料を払って興業(相撲)を見に来ていただいて成り立っている組織なので、協会の看板である横綱が出てこないというのは、お客様を裏切る行為である。よほど身体の故障がひどい状態でない限りは、横綱土俵入りだけでも行うべきだと思う。本場所のお客様も巡業のお客様も貴賤はない。同じ相撲を楽しみに来ていただく大切なお客様である。

朝青龍関の中に「巡業軽視、本場所重視」していた部分があったのかも知れないし、地元モンゴルでの義理や政治的なしがらみもあったのかも知れないが、協会のトップとして当然出場すべき巡業を欠席しながら、モンゴルのイベントでサッカーをしてしまったことは、どのような理由があったとしても軽率であったと思う。驕りがあったのかも知れない。しかし、本人もバッシングを受けて大失敗、大きな判断ミスであったことに気づいたはずである。

いままで独り横綱として相撲界を一生懸命に牽引してきた朝青龍関をこのまま引退に追い込むのは、あまりにもひどい様に思う。再度、今回の失敗を肥やしにして再起をするチャンスを与えて欲しい。

以上が、私の考えである。コメントして欲しいという要望があったのでコメントしたが、朝青龍関のことを私ごときが論評する前に「自分だったらどうしていたか」「自分の立場に置き換えたら」ということの方が先に頭に浮かぶ。

「他人のフリみて我がフリ直せ」で、自分は今後の人生でこのような失敗をしないように気をつけたいと思う。


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