平成29年10月7日から行われた「愛顔つなぐえひめ国体」成年男子・団体戦は、昨年の岩手国体・総合優勝の立役者、中堅・和宇慶が大会1ヶ月前に出場した四国大会で怪我。
4番手となる予備登録の田中も大学での稽古中に肩を怪我と本番直前にまさかのアクシデントが相次いだ。
中堅・和宇慶の代わりは5番手の地元・野村町出身の原井川恵人に託すことになった。
成年男子の予選1回戦は沖縄を2対1で下し、2回戦は徳島。3回戦は東京にそれぞれ3対0で完勝。予選3勝全勝で決勝トーナメントに進出することが出来た。
翌日の決勝トーナメント1回戦でも再度、沖縄県に勝って成年も入賞を確定させた。
準々決勝の対戦相手は強豪・石川県。
先鋒の吉本が突き出しで敗れ、中堅原井川の対戦相手は2年連続実業団横綱、国体個人優勝等の実績を誇る荒木関選手。
他県の役員が「原井川が勝ったら奇跡。もし、勝つようなことがあったら一躍ヒーローですね。」と話しかけてきたが、私は奇跡が起こることを祈った。
原井川は荒木関選手の強烈な立ち合いの当たりで土俵際に詰まりながらも渾身の突き落とし。
土俵に腹這いになったのは荒木関選手だった。
その瞬間、満員の乙亥会館は地鳴りのような音と割れんばかりの拍手、大歓声に包まれた。
1対1の大将戦は由留部が懸命の相撲で寄り切って準決勝進出を決めたが、この相撲で由留部は左肩を負傷。腕が上がらない状態となった。
準決勝の新潟戦。ここでも原井川が下手投げで勝利を収めるも1対2で敗退。
3位決定戦では三重県に2対1で勝って、昨年に続いて団体3位に入賞した。
昨年のいわて国体では初の「総合優勝」という愛媛県相撲連盟として史上初の栄冠を獲得した。
しかし、えひめ国体の本番では、少年団体・準優勝チームの大黒柱だった高校横綱(インターハイ個人優勝)の山口が高校卒業で抜け、成年はえひめ国体前に故障者が続出する厳しい状況の中で、地元開催なので「絶対に負けられない!」という大きなプレッシャーと闘いながら、気迫と執念で入賞(競技得点)を掴み取った愛媛県の成年と少年の監督と選手たちに心から感謝と敬意を表したい。
大会終了後に西予市の国体実行委員会スタッフ、地元ボランティア、西予市相撲連盟役員、愛媛県相撲連盟役員とみんなが集まり、万歳三唱。
えひめ国体までの苦難の5年間。
最後は、えひめ国体の大成功を祝うことが出来た。
成功するイメージは、当初からあったが確信はなかった。
うまくいかなければ、理事長として一人が全責任を負わないといけないという不安。
もう、どうにもならない。八方ふさがり。四面楚歌という状況もあった。
しかし、2年前の中央大学相撲部OB会で T 先輩が
「龍山!いま何歳や?」
「49才です。」
「いい年齢や。国体を理事長としてやったことが、今後の人生に活きてくるよ!」
と言ってくださった時、自分はいま非常に苦しんでいるが、貴重な経験をしているのかも知れないと自分自身を俯瞰して見ることが出来た。
大先輩からの「救いの言葉」だった。
なぜか、私にいつも暖かい言葉をかけて下さります。
みんなの一生懸命が結集して「愛顔つなぐえひめ国体」という一大イベントが成功した。
「よかった。(安堵)」
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春日館 総合型地域スポーツクラブ
4番手となる予備登録の田中も大学での稽古中に肩を怪我と本番直前にまさかのアクシデントが相次いだ。
中堅・和宇慶の代わりは5番手の地元・野村町出身の原井川恵人に託すことになった。
成年男子の予選1回戦は沖縄を2対1で下し、2回戦は徳島。3回戦は東京にそれぞれ3対0で完勝。予選3勝全勝で決勝トーナメントに進出することが出来た。
翌日の決勝トーナメント1回戦でも再度、沖縄県に勝って成年も入賞を確定させた。
準々決勝の対戦相手は強豪・石川県。
先鋒の吉本が突き出しで敗れ、中堅原井川の対戦相手は2年連続実業団横綱、国体個人優勝等の実績を誇る荒木関選手。
他県の役員が「原井川が勝ったら奇跡。もし、勝つようなことがあったら一躍ヒーローですね。」と話しかけてきたが、私は奇跡が起こることを祈った。
原井川は荒木関選手の強烈な立ち合いの当たりで土俵際に詰まりながらも渾身の突き落とし。
土俵に腹這いになったのは荒木関選手だった。
その瞬間、満員の乙亥会館は地鳴りのような音と割れんばかりの拍手、大歓声に包まれた。
1対1の大将戦は由留部が懸命の相撲で寄り切って準決勝進出を決めたが、この相撲で由留部は左肩を負傷。腕が上がらない状態となった。
準決勝の新潟戦。ここでも原井川が下手投げで勝利を収めるも1対2で敗退。
3位決定戦では三重県に2対1で勝って、昨年に続いて団体3位に入賞した。
昨年のいわて国体では初の「総合優勝」という愛媛県相撲連盟として史上初の栄冠を獲得した。
しかし、えひめ国体の本番では、少年団体・準優勝チームの大黒柱だった高校横綱(インターハイ個人優勝)の山口が高校卒業で抜け、成年はえひめ国体前に故障者が続出する厳しい状況の中で、地元開催なので「絶対に負けられない!」という大きなプレッシャーと闘いながら、気迫と執念で入賞(競技得点)を掴み取った愛媛県の成年と少年の監督と選手たちに心から感謝と敬意を表したい。
大会終了後に西予市の国体実行委員会スタッフ、地元ボランティア、西予市相撲連盟役員、愛媛県相撲連盟役員とみんなが集まり、万歳三唱。
えひめ国体までの苦難の5年間。
最後は、えひめ国体の大成功を祝うことが出来た。
成功するイメージは、当初からあったが確信はなかった。
うまくいかなければ、理事長として一人が全責任を負わないといけないという不安。
もう、どうにもならない。八方ふさがり。四面楚歌という状況もあった。
しかし、2年前の中央大学相撲部OB会で T 先輩が
「龍山!いま何歳や?」
「49才です。」
「いい年齢や。国体を理事長としてやったことが、今後の人生に活きてくるよ!」
と言ってくださった時、自分はいま非常に苦しんでいるが、貴重な経験をしているのかも知れないと自分自身を俯瞰して見ることが出来た。
大先輩からの「救いの言葉」だった。
なぜか、私にいつも暖かい言葉をかけて下さります。
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春日館 総合型地域スポーツクラブ
ていねいな指導がうれしい “総合型地域スポーツクラブ” 愛媛県松山市森松町510-6営業時間:9時30分~17時(電話受付) ※予約制 定休日:無休 TEL:089-956-0106 データは2012/07/24現在のものです。 おすすめレビューを見る |