全日本大学選抜相撲宇和島大会が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年連続で中止となっていたが、今年4年ぶりに開催された。
大学に進学して学生相撲に励む愛媛県出身者にとっては、この大会は晴れの舞台である。
今年開催されなければ、今年の大学4年生は、宇和島大会に一回も出場できないまま、学生生活を終わるところだった。
大学4年生が、何とか1回だけだが出場できたので良かった。
私は、第1回大会の時は、高校3年生。選手招集委員として参加して、第2回大会から第5回大会までは、中央大学の選手として出場した。
大学卒業後、社会人となってからも一回も欠席することなく、第36回まで大会役員として出席。
今回、第40回大会で37回連続の皆勤参加記録(第37回~第39回大会はコロナ禍で中止)を更新した。
団体戦は近畿大学が22年ぶり2度目の優勝。
本県出身選手は、8人が出場。中でも春日館相撲道場出身の久保海心(中央大学3年生)が、中央大学のレギュラーとして団体戦に出場。個人戦でもベスト16に進出する健闘を見せた。
久保海心君の弟の勇斗君も個人戦に出場。学生相撲デビュー戦を白星で飾ったが、2回戦で惜しくも敗退した。
来年は、兄弟揃って団体戦のレギュラーとして、愛媛に帰ってこれるように頑張ってほしい。
ひさしぶりに大学相撲宇和島大会の熱気を感じられてよかった。
来年もまた無事に宇和島大会が開催されることを心から祈ります。