適切に対応＝円高進行で野田財務相(覚悟はあるのか！）

景気動向見守り、適切に対応＝円高進行で野田財務相
8月12日18時15分配信 時事通信

　野田佳彦財務相は12日、東京市場でも1ドル＝84円台後半まで進んだ円高を受けて記者会見し、「過度な変動や無秩序な動きは経済、金融の安定にとって悪影響を与える」と懸念を示した上で、今後の為替動向を「重大な関心を持って極めて注意深く見守る」と述べた。
　円高対応の具体策については、「景気動向を注意深く見守りながら適切な対応をしていく」と語る一方、市場介入の可能性については「コメントは控えたい」と述べるにとどめた。

　きっと適切な対応策なんてないのだ。その場しのぎで言ったのだと思う。
　覚悟があっての発言ではない、と感じた。

　日本政府はきっと今後も何もしないと思う。
　世界的にみたらこの状態がいいと神の見えざる手が働いているのだ。
　円売りドル買いなんてできない、逆らえない。
　だから円高対策を日本政府に期待できない。

　そこで日本政府が動きやすい提案をします。
　前から言われてなかなか進まないものの、大きい考えとしては　
　輸出大国から輸入大国へ転換！開発・研究立国を目指す
　そこに資金を投入する。
　
　ただ今できる具体策として決定すべきは
・恒久減税としていた所得税の定率減税を復活することである。
　なーんだと思われるかも知れないが結構消費者マインドを刺激する。
円高メリットを享受できる。国民は円高もいいねえ、なんて思うかも。
　今の日本は納税してない人のほうが声が大きい。手厚い保護がある。
　これは納税者の理解が得られる。不公平感の是正が図れる。
　景気回復は、結局、可処分所得を増加させるか、人口を増やすしかないんだから。

　これを政府が決定することは、世界の賛同を得られるのではないかねえ。

　亡き小渕首相はバラマキと言われたけどなりふり構わず景気回復のためにいろいろな対策を打ったからねえ。人気が後から上がっていったよねえ。
　ストレスで夜眠れなくなっているのか！野田大臣。白川日銀総裁。
　そのくらいの覚悟があって、初めて「適切に対応」と言って欲しいよ。strong>