苦情や内部告発がスルーされてしまったことに思う。

除染作業のインチキもさることながら、苦情や作業員からの内部告発が無視されていたという報道にびっくりした。
しかも元請け会社が日本を代表する大手ゼネコンだっていうので余計びっくりである。
元請けがきっちり管理していなかったら下請けへのただの丸投げ、ただの仲介業。下請け作業員がゼネコンの監督にインチキを訴えても何も変わらなかったという。

結局苦情や内部告発って受け付け段階で無視されていたという報道。元請けが知っていても下請けからは言いづらいだろうねえ。
みんな真面目な人だった可能性もある。
一方で受けた側では、スルーしなければならない理由もあったと思う。
だからこそこの件をスルーしないで、検証することが必要である。
何故このようなことが起こってしまったのか分析することによって今後の除染作業が進むと思う。

ゼネコンを処分するだけで終わりにしてはいけない。
一番いけないないのは国だったりして。
今後について注視したい。