ちょっとした息抜きに読める小説を書店で探していたら、ありました東野圭吾の連作短編集「歪笑小説」。
本当は新刊の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」にするつもりだったが、出だしのところを読んだら“青”過ぎて私にはダメだった。ジュニア小説のようで人生経験豊富なベテラン読書家には合わなかった。
その点「歪笑小説」は業界モノ小説で、マンガチックに軽く読めそうなので、購入。
結局2日で読了。通勤電車内で読むつもりが家でも面白くて読んだためである。
出版業界の内幕が描かれている。
文学賞創設、小説家の結婚話、編集者の苦労、子供が職場見学に来る話等興味深く読めた。
そしてこの本の面白さを高めているのが巻末の登場作家たちの本の広告である。
これを「へえー」「なるほど」「よかった」と思うために本編がある、といって過言でない。
最後にひとつ、お前なんかに言われたくない、ことを一言。
それぞれの作品が間延びした感じなのである。あと2ページづつスリムにしたら贅肉が落ちて傑作短編集になったと思うんだけどなあ。
まさか原稿料稼ぎでページを増やしたわけではないだろうけれどね。(笑)人気ブログランキングへ/strong>>
本当は新刊の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」にするつもりだったが、出だしのところを読んだら“青”過ぎて私にはダメだった。ジュニア小説のようで人生経験豊富なベテラン読書家には合わなかった。
その点「歪笑小説」は業界モノ小説で、マンガチックに軽く読めそうなので、購入。
結局2日で読了。通勤電車内で読むつもりが家でも面白くて読んだためである。
出版業界の内幕が描かれている。
文学賞創設、小説家の結婚話、編集者の苦労、子供が職場見学に来る話等興味深く読めた。
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これを「へえー」「なるほど」「よかった」と思うために本編がある、といって過言でない。
最後にひとつ、お前なんかに言われたくない、ことを一言。
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