小沢氏が「反対」明言 増税法案、民主分裂含み

朝日新聞2012年6月21日13時33分（記事引用）
「民主党の小沢一郎元代表は２１日午前、国会内で輿石東幹事長と会談し、「増税先行は納得できない」として、消費増税関連法案の衆院採決で反対する意向を伝えた。小沢氏は反対する議員とともに採決後の離党や新党結成も視野に入れており、民主党は分裂含みの局面に入った。」

という報道。

かなり緊迫した政治状況になってきたねえ。
まあ、小沢氏の主張も理解できる。

だってみんな話題にしないが「復興特別所得税」が平成25年1月分から所得税に2.1%が乗っかる。しかも25年間も。もう増税は決まっているのである。
給料から源泉徴収されるのが多くなるのである。手取りが減る。
定期預金の利息からも配当金からも所得税は今までより多く徴収される。
復興のための増税ということで国民も納得しているものと思われるが、今回の税と社会保障の一体改革では相続税も増税が予定されている。

何でもかんでも増税していくというのはいかかがなものかねえ。
赤字の会社はお金を借りれば潰れないが、赤字にならないようにしなければいつまで借入し続けなければならない。
黒字体質への転換を同時にしなければならない。

よって重要なのは、出と入の見直しである。
入の議論ばかりじゃなくて、出の議論も同時にして欲しい。
具体的には公務員給与の２０％減はマニュフェストにあった。
実行すべきではないだろうか。strong>