スティーヴ・ガッドとの共演で知られる桑原あい氏のソロピアノによる新作がいい。
最近のお気に入りである。
「結婚できない男」の阿部寛がクラシックを聴きながらタクトを振るんだけれども、そんな気持ちになるアルバムである。
11曲中5曲が有名人の桑原ファンのリクエストによる曲で残りも自身によるリクエスト曲が並んでいる。
やりたいように演奏した作品。
音もいい。jazz雑誌によるとピアノのところじゃなくてコンサートホールのまん中にマイクをセットして録音したとのこと。
雑音がはいるかも知れない緊張感のある音。
演奏者が一人なのに大編成のオーケストラを聴いているよう。
かわパパは上原ひろみのエモーショナルな演奏もいいけれど正直その世界に入り込むには気持ちが必要。
桑原あいにはインテリジェンスが入っているから聴きやすいのかも。