ススキの穂に乗っても落ちない軽さ。セッカです。
大腸のポリープを切除し、術後の経過は問題なく順調であり、退院したが、自宅に戻って翌朝に発熱があったため、再度外来に行き、検査を受けることになり、採血、採尿、X線撮影を行った。その結果、前立腺のタンパク質の数値が高いことが分かり、泌尿器科での検診を受けることになった。
泌尿器科の担当医は、大腸ポリープを切除したときに周りの臓器にも影響を与えることがある旨を告げられ、経過観察で再検査を行ったところ、腫瘍マーカーの数値が高く、前立腺の生体検査の必要性を告げられた。生体検査のための事前検査は、採血、採尿とMRI画像撮影であった。
1泊2日の前立腺生体検査が終わり無事退院したところであり、ここに至るまでは何度かの事前検査を行ってきた。今後は生体組織検査の結果待ちであるが、疾患部位によっては結構大変な過程を踏むものであることが分かった。生体検査自体はさほど時間がかかるわけではないが、前立腺の組織を採取するため、針を12~14カ所刺す。前立腺の位置を確認するため、肛門から内視鏡を入れ、超音波で特定する。針を刺すには直腸から行う。痛みを伴うため、尾底骨から局所麻酔を行う。30分間ぐらいの組織採取措置であった。
病院の手術室で、手術担当医、看護士2名の計3名で行われ、看護士1名は、パソコンによる体調データのチェックを担当し、他の1名の看護士は、手術に伴う準備や、手術中の介護である。組織採取部位が小さく、正確を期すためか、手術中は患者に寄り添い、動かないように押さえてくれていた。実際に麻酔をしていても痛みは感じていた。無事採取は終わり、病室に戻る前に術後の感染症等の注意を受けた。
後から思ったことであるが、手術中に体を押さえてくれた看護士の役割は、手術への不安を除去し、安心を与えてくれていたようでもあった。考え過ぎかもしれないが、手術という行為は、生体検査であろうと、また、被患部位の除去手術であろうと高性能な医療装置や器具による物理的な医療行為だけでなく、人の温もりというか、まさしく手当が必要なのではなかろうか、今回、期せずして、1名の看護士による寄り添いの重要性を体感して初めて分かったことであった。まな板の鯉には欠かすことができない寄り添いと思った次第である。
患者への励ましや、不安除去は、術後の生活にまで及ぶ。術後の感染症や、血便、血尿、等の症状ばかりでなく、発熱は感染症の症状で、緊急対応を行う必要があるようである。
狩りが始まる前には空中でホバリングをします。目も良いのでしょう、昆虫等を見つけて狩りを行います。尾羽を逆光で広げると絵になります。
今回は上流でアユを捕ったようで、撮影場所近くの高木にとまっていたところ、カラスに追い出されたようでした。しっかり足でつかんだアユを離さずにカラスから逃れました。