ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【夢の】通勤用に増車【2台持ち】

2018-01-14 00:11:27 | クルマ関係の話

嫁のために購入したワゴンR。

自分のマイカーであるエクシーガと比べると、その取り回しの良さや燃費の良さ、レギュラーガソリンである点などがジワジワと「ああ、便利で経済的ななクルマだなぁ...」と思う様になりました。

今はアルファードやノア、セレナなどが跳梁跋扈する大型のミニバンが全盛ですが、私にとってはエクシーガですらその図体の大きさを持て余しています。

やはり私には以前のマイカーであるレガシィB4やP11プリメーラの様な5ナンバー車がジャストサイズ。

エクシーガを、年間を通じて殆ど「通勤だけ」に使うのも勿体ないし、結構狭い駐車場に入れる時などは不便も感じます。

3列目まで使用するのは子供達とジジババを乗せる初詣の時だけ。つまり年一回。

それ以外は「空気を運んで通勤するだけ」。

こういう状況でエクシーガを使う毎日が無駄に思えてきました。

ただ、エクシーガを手放したい訳じゃない。

無為に走行距離を伸ばしても宝の持ち腐れ、イザ!という時だけ乗ろう。

そしてエクシーガとは別にもっと手軽に、もっと気軽に乗れる下駄みたいな車が欲しい、という想いが強くなってきました。

エクシーガを現状のまま温存して、「ただ走れば良い通勤用のアシを買おう」、そう決意しました。

その決意までには逡巡がありましたが、思い立ったら即行動するのが私の流儀。

その「アシ車」となるべき物件を探し始める事になりました。

但し、予算は多くは割けない。30万円前後だから、走行距離はそれなりに走っていてもキチンと手入れをすれば大丈夫だろう。

しかし、ほんの少しでもその車には「趣味性」が欲しい。

この地域は雪が殆ど降らないから、FFでOK。その方が4WDより燃費は良いだろう。

でも、我が家は山の上。登坂で失速するようなアンダーパワーな車はダメだ。よって過給機付き。

そんな条件の元、中古車サイトと睨めっこする毎日が続きました。

そして「これは」と思う中古車のある店に電話をしまくって感じた事。

「車両価格を安く設定して釣り、その実、諸費用でボッタくる店」がなんと多い事か。

17~18万円の車が「乗り出し50万円ですね」とか、正気を疑う返答も(笑)

ざけんなよ(笑)

「支払総額」が明記されてない店は要注意ですね。

私が自分なりに車検の法定費用や24か月点検の額を調べてみた試算よりは、数十万円高く請求されます。

結局、買い手には不要な「サービス」と称してメンテやら点検パックを上乗せして儲けを取る仕組みなんです。

全国展開の店はこの辺がマニュアルで決まっていて、交渉がなりたちません。

「応談」なんて記載する店なんか論外ですね。

 

中古車は店選びが大事です。全国展開してる様なトコロはホント、ボッタくりが多い!

 

で、それなりに距離は走っていますが、電話での対応が好印象で良心的なサービスを提供する店に置いてあった中古車を買う事に決まりました。

 

さて、車種は何でしょうねぇ?(笑)

ヒントはウサギ?(笑)

軽自動車はダイハツも検討しましたが、馴染みがあり勝手知ったるスズキの車にしました。

私はこれまでマイカーの殆どを通販で買ってきました。これは一種の博打です。

それを踏まえた上での買い物ですから、実物を目にして文句は言いません。

ただ、買う前に車両の状態はなるべく詳細に聞く様にはしています。

今回購入するのは、カラーNo.Z7T(つまりウチのワゴンRと同じ)のパールホワイトです。

ホワイト系の車って、写真だとハレーション(露光過剰)を起こしがちになるので凹みとか傷を直した跡とか解りにくいんですよね。

電話による回答によると、この車には目立った凹みは無いらしいのですが、フロントフェンダーにタッチペン跡を伴う傷(擦った?)があるそうで、

「ウチは板金屋もやってますから、買ってくれるならサービスで塗装しますよ」との事。

買うので、それを御願いしました。パール塗装はやっかいですから助かります。

それから、こういった買い方で大きい出費が陸送費。

店の話では35,000~45,000円かかるとの事で、私としては「無駄にデカい出費だな」と思い、店には「直接取りに行きます」と返答。

この額だと結構大きなパーツ代になりますしね。

嫁とワゴンRで引き取りに行き、帰りは私が買った車に乗って帰る事にしました。

そのため、別料金でETCを取り付けてもらうと共に、痛んでいるステアリングを程度の良い中古品に替えてもらう事に。

帰りの高速道路で煙を吹いたらイヤだなぁ、という若干の不安もありますが、人生初の夢の2台持ち。

年間のガソリン代ですが、エクシーガとこの軽自動車の差額をザックリ計算してみたのですが、片やハイオク・片やレギュラーという事と燃費の差などもあり、その差額は5万円弱になる事が判明。

この差額がそのまま2台目の任意保険の加入代金とほぼ一緒なので、経済的に大きな支障は無いと判断しました。

車検の出費が1台分増える事は確かですが、軽自動車の自動車税は10,800円ですし、酒もパチンコもギャンブルも株も何もしない私にとっては大きな影響はありません。

購入時に車検を付けるため、エクシーガとワゴンRの車検と被らない年度に次の車検が来るので、1年に3台車検を出すという事も避けられます。

毎年きちんとボーナスが支給される会社に勤めているので、2台持ちで経済的に破綻をきたす事は無いと判断しました。

エクシーガは、専用のボディカバーを被せて普段は動体保存にし、今回購入する軽自動車は近い将来に子供達に譲るつもりです。

そう考えれば、あながち無駄な買い物でもないでしょう。

納車まで3週間はかかるでしょうね。

それまで、どんなカスタマイズをしようか今から愉しみにしています。

単なるアシ車なのに(笑)

結局、なんだかんだ理由を付けて2台持ちたかった、ってのが本音なのかも(笑)

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【謎の】ヨコハマIG52cを試す【スタッドレス】

2018-01-04 18:13:16 | スバル エクシーガ

※2024/10/08追記

このページは最近たいへんアクセス数が多いページですが、これは2018年1月現在の記事ですので御留意ください。

 

皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今後とも、皆様を退屈させないようなブログを書いていきたいと思います。

 

さて、昨年のこの記事↓

http://blog.goo.ne.jp/kawayukawayu2436/e/47a4011dd56f34a1b3071bd07d1326c4

で明らかにしました通り、エクシーガのスタッドレスタイヤの買い替えをし、その際、ヨコハマタイヤのカタログにも載っていない「謎のスタッドレスタイヤ」、「ヨコハマアイスガードIG52c」についての考察を行いましたが、装着したのが時期的に遅かったため実際に雪道を走ってみてのインプレッションが出来ずにいました。

購入した私としてもこの点がこの一年間、実に歯がゆかったところでもありましたが、今回、念願叶って(?)思う存分このタイヤで雪道を走ってきましたので、今回はそのリポートをしたいと思います。

まず、おさらいとしてこの「IG52c」に関する販売業者作成の能書きを見てみましょう。

別バージョン

前回のこのタイヤについての考察で明らかになった様に、この製品は国内用IG5PLUSやIG30とほぼ同様のナノテクノロジーが投入されており、違いはコンパウンド位だろうという事が分かっています。

このタイヤの仕向地はカナダ・中国とされていますが、北米やヨーロッパに輸出しているかどうかまでは確認出来ませんでした。

同じメーカーのスタッドレスタイヤでも、価格の安いエントリーモデルから値段の張るハイエンドなモノまで、消費者の財布に合わせたラインナップを揃えている訳ですが、国内用のスタッドレスタイヤでは、各メーカーとも特に「氷上性能」が重視される傾向があり、輸出用IG52cと国内向けIGの「コンパウンドの違い」というのは、恐らくこの辺の特性に関する事なのだろう、と推察されます。

ただ、私見を述べさせていただけば、凍った路面ではどんなスタッドレスタイヤを履いていても滑るので、基本的に路面の凍結が予想される場面においてはスピードを出さない、というのが一番の安全策と言えましょう。

従って、少なくとも国産のスタッドレスタイヤに関する限り、私の乗るSUBARUの様に4WDであれば、殆どの降雪地で使い物にならないタイヤというものはまず無いでしょう(耐久性はまた別)。

さて、今シーズンの売れ筋スタッドレスタイヤの相場を見てみましょう。(青線カコミ)

どれこれも結構なお値段です。これは一本あたりの価格です。

私が購入したIG52cは7,800/1本でしたから、かなりのバーゲンだと言えます。

但し、これを販売している業者の「但し書き」によると2015年製しか在庫が無い様で、私のも2015年製です。

この辺は、安いから割り切っています。

これは装着直後の写真です。

装着を頼んだスタンドのアンチャンが回転方向(の指定マーク有)を逆にして取り付けるというアクシデントがありましたので、回転方向を間違えない様にしましょう。

さて、とある豪雪地帯(笑)にて息子が大学生をしており、実家に帰省していたのですが、正月明けから授業があるとの事で、車に乗せて送っていくのを利用して、これ幸いとばかりにIG52cの「実証実験」を行う事になりました。

これは息子のアパート前にマイカーを停めた写真ですが、ご覧の様にアパートに着く頃はかなり雪が降っていて、タイヤのテストには持って来いの路面状況でした。

大雪警報が発令されていたので、ボタ雪がガンガン降っています。

あらためて地元との気象条件の違いに驚きました。

このアパートの近傍に公設市場の駐車場があるのですが、正月休みで休業中である事を良い事に、ここでタイヤの観察やグリップの感覚などを試してみました。

 

この轍の状態から、このタイヤのいわゆる「シャーベットグルーブ」という大きな切れ込みが雪をしっかり噛んでいる事が伺えます。

 

タイヤはこの様な状態です。

細かいギザギザの細いスリット、いわゆる「トリプル3Dサイプ」にもしっかり雪が入り込んでいるのが解ります。

これがエッジ効果を発揮し、それプラス「マイクロ吸水バルーン」によりミクロレベルのエッジ効果も発揮するとの事。

この「トリプル3Dサイプ」ですが、あまり柔らかくもないと言えるこのタイヤのこんな細いミゾに雪なんか入るのかね?と思っていましたが、ちゃんと入ってます。

 

この後の帰り道、圧雪の国道を延々と走りました。

上りもあり下りもありカーブもあり車線変更もありでしたが、滑るという事は全く無く、スタッドレスタイヤとして基本的な性能は優れていると感じました。

特に一番大事な「止まる」という事に関しては、全く不安を感じませんでした。

 

私自身は一年に一回雪が降るか降らないかの地域に暮らしているのですが、このタイヤはドライでの印象も夏タイヤと大きく変わるところが無く、総合的に考えるとコストパフォーマンスがとても高い製品と言えるでしょう。

ただ、元々SUBARUの車は雪道に強く、低重心かつ、私のエクシーガはVTD-AWD(バリアブル・トルクディストリビューションAWD)という、後輪の駆動力の方が大きいAWDシステムである点を勘案する必要もあります。

上り坂や下り坂の走行、それに伴って行うエンジンブレーキの際、単なるFRやFFでこの様に安定したハンドリングを維持し、滑らないとは断言できません。

が、エクシーガと相性が良く、ブリザックなどの超高価なスタッドレスを購入しなくてもシッカリと「効く」事が確認出来たので、満足しました。

必要な性能が満たされており、ドライでも快適でしかも安価。不満はありません。

しかし何と言っても、凍っていたらどんなタイヤでも滑るでしょう。

どんなに高性能な四駆やスタッドレスにも限界はあります。

ドライバーが自覚を持って安全運転を心掛けるのが交通安全の基本でしょうね。

 

 

 

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