↑いやぁ、いいわぁ昔のSUBARU.。
そんなわけでエクシーガ、社外マフラーに交換です。
これはなんというか、想定外の今年の震災やその他で色々困難に直面し、苦労した自分自身への「よく頑張ったで賞」みたいなもんです(笑)。
福島第一原発の放射性物質もたぶん吸い込んでるし・・・
椎間板ヘルニアにもなっちゃったし・・・
さてさて・・・エクシーガの純正マフラーは静かです。
ミニバン(車検証にはツーリングワゴンと書いてありますが)というキャラクターから考えると、また、今までのSUBARUには無かったファミリー志向の快適性を持つ、という点でそれは間違いの無いセレクトだったでしょう。
走りのグレードたるターボGTにおいてもそうであり、以前乗っていたB4ほど勇ましい音量ではありません。
マフラーは静かなものに限る、確かにそうですが、古いSUBARUのボクサーサウンドを知る世代としては、静か過ぎるのも物足りない・・・
私の友人の兄はかつて、AB型レオーネのRXに乗っており、その「バラバラバラ」というサウンドからディーゼルと思われ、スタンドで給油の際、店員から「軽油ですか」と聞かれたという(笑)。
これは今でも語り草。
要するに何が言いたいかというと、「SUBARU乗りたるもの、ボクサーサウンドをよりハッキリと聞きながら、ドライビングの悦びを味わいたい」、そういう事です。
つまりSUBARU色の薄い純正マフラーを交換する事により、ボクサーサウンドを強調させ、より「濃い」SUBARUにしようという目論見です。
特にエクシーガは、これからは貴重になる?非等長エキマニなので。
さてマフラーの選定ですが、エクシーガ用のものは結構市場に出回っています。(自然吸気エンジン対応に関しては判りません)
①ガナドール
②APEXi
③HKS
④Sti
⑤フジツボ
⑥湾岸
⑦柿本
などなど・・・
欲しいマフラーの条件としては、「砲弾型ではなく」、「音は純正プラスアルファ」で、「車検をパス」し、「さりげなく」、「お手頃価格」である事。
あと見た目・音質的に下品なのはダメです。
特に砲弾型は、その見た目の下品度(DQNの軽に多い)、音の下品度(ブーというデカイだけの音)、そこから導き出されるドライバーの民度の低さ(近所迷惑を気にしない)という観点から絶対パス。
あくまで「アンダー・ステイトメント」の大人仕様で。
現在、ネット動画上では色んなマフラーの音が試聴出来るので、大変参考になりました。
そこで、自分的に快音と感じたのは、乾いた感じのAPEXiと湾岸のモノでした。
そこでそれぞれ調査したのですが、どうもこの二つ、どこをどう見ても造りが同じなのです。
つまり、消音にグラスウールを使用せず、隔壁構造だけで音を創っているところ。
しかし・・・湾岸の方は価格が高い!APEXiと同じようなモノなのに・・・
更に調査すると、どうも湾岸のマフラー、APEXiのOEM品らしいのです。
は?どうりで同じなワケだわ・・・
当初湾岸に気持ちが傾いていただけに、更に安く買えるならAPEXiの方が得なわけで、危うく高い買い物をするところでした。
そこで「APEXiハイブリッドメガホン・エボリューション」に決定!
楽天経由で一番低価格なショップから通販で購入。
在庫が無く、受注生産でひと月ほど納期がかかるとの連絡があり、承諾。
念には念を入れ、更に事前調査を続行すると、どうも気になる問題が浮上してきました。
APEXiのマフラーは、エクシーガの常用域である1300~1500回転付近で、不快なコモリ音が発生するというのです。
コモリ音とは、耳を圧迫するような音で、気持のよいものではありません。
すでに発注した後だけに、少し不安になりました。
そこで購入したショップを通じてこの件についてメーカーに問合わせを御願いしたところ、「初期ロット(2008年発売当初のもの)において確かにそういう声があり、その後改善して現在のものは問題なく、今回納品されるものは大丈夫」との事。
このコモリ音がクレームとなり、メーカーに対策品との交換を依頼した人がいたらしく、改善されたようです。
まぁ、それで一安心して数週間、やっとブツが届きました。
でか!1か月待っただけに、ドキドキです。
中身はこんな感じです。
エクシーガは2本出しなので当然リアピースも2個。
パイプ内はマットブラックに塗装されています。
先端は折り曲げ加工されており、パイプをカットしただけのものより見た目がGood!で安物感がありません。
各部の溶接も綺麗で、品質の高さを伺わせます。
吊り下げフックは中空パイプになっています。
全面ポリッシュ仕上げで鏡のように輝き、非常に美しい外観。
オーソドックスなタイコ型が良いですね。
タイコの底部には「日本スポーツマフラー協会」のプレートが付いています。
これが落っこちると車検が通らないとか・・・
これが純正マフラー。すでに錆が出てきています。たぶん融雪剤の影響でしょう。
予想通り中に水が溜まってました。
APEXiのマフラーに交換。
ビフォー。
アフター。写真だと判りにくいかもしれませんが、出口径がでかいので、かなり迫力が増しました。
まさにジェット噴射口!という感じ。
横からもチラ見。
今回、交換はDIYでやろうと思っていたのですが、折悪しく台風の影響により天候が不安定で、作業中ドシャブリになる可能性があったので、ディーラーで交換してもらいました。
(時間:約30分 工賃:9450円)
【感想】
エンジンを始動した時、純正との違いがハッキリ判る程、音量が大きくなりました。
懸念材料であるコモリ音ですが、確かにIモードの常用域である1300~1500回転の間にピークがあり、ギリギリ許せるかな~・・・微妙だな~・・・といったレベルで、耳触りではないと言えばウソになるような感じです。
ただ、エンジンが温まってくると(というかリアピースが温まると?)コモリ音も若干低くなります。
どちらかというと窓を開けているほうがコモリ音が強調され、窓を閉めているほうが気にならないような感じ。
まぁ、その辺はスポーツマフラーですから仕方ないですね。
使い続けると音質が変わってくるかもしれません。
吹かすとボクサーサウンドの低音が強調され「ドロドロドロ・・・」と、こちらは快音です。
アイドリングは純正と変わらず、近所迷惑にはならんと思いました。
見た目は純正の次くらいに地味(というか普通)だと思いますので、子供っぽくなく、さりげない感じが良いと思います。
こういうパーツはいつか飽きがくるものなので、それまでこの仕様で走ってみます。
※110918追記:暖機が終わるまでは「ボボボボ」という低音で響きますが、走り出すと純正プラスアルファ位で、うるさくありません。慣れてくるとなおさらで、今は物足りなく思うほど違和感を感じません。1700回転位が一番、「ボクサー」な音です。
静か目のマフラーが欲しいという人にお勧めです。
また、ちょいとオシャレなシートカバーも発注してますので、それはまた近日中に報告します。
※購入価格:62000円
※130621追記
最近このページへのアクセス数が多いので追記します。
SiドライブのIモードで普段走っているのですが、やはり常用域でのコモリ音が耳触りになり、純正マフラーに戻しています。
遮音が考慮されたクルマなので余計気になるんですね。
それさえ無ければ、良いマフラーなのですが・・・
全くグラスウールを使っていないのが、やはり問題なのだと思います。
ただ、純正に戻すとまた物足りないとか・・・悩ましいところですが、その時の気分で取っ替え引っ変えするのも一興かと。