ラパンを購入してからというもの、そのキビキビ感・取り回しのし易さ・ランニングコストの安さ・そしてそのクラシカルな外観にゾッコンです。
通勤は勿論、子供の送迎、買い物、そして最近は遠方のコストコへのドライブと大活躍しています。
ただ、たまに嫁のワゴンRに乗ると、「うわっ、ワゴンRってこんなに高級で造りが良かったか?!」と思う事があり、その後ラパンに乗ってみると、NVH全てに劣り、コラムシフトの入り具合にも軽々しさが感じられやはり中身はアルトなのだなぁ、と感じる事もあります。(気にしてませんけど)
しかし、私達が免許を取った時に最初に運転するような車は、アルトやミラの軽ボンバンでした。
ラパンの安っぽい乗り味も、そういった古き良き時代のノスタルジアな気分にもさせてくれる一種の個性ですね。
(当の本人は和製RENAULT 5 と思ってます!内装は英国調だけど...笑)
さて。
前回は劣化したヘッドライトの換装でしたが、今回はフォグランプです。
最初の写真を見ていただくと解ると思いますが、右側のフォグランプが白く白濁してるんですね。
最初は表面の汚れかと思っていたのですが、雨天の前後などによく観察するとユニット内に水滴が溜まっていて、それが乾燥する→湿気る→乾燥する、を繰り返してレンズの内側に曇りが出来てしまったようです。
フォグランプユニットの防水用パッキンの劣化からくる症状です。
以前、ヘッドライト換装のためバンパーを外した時に少しフォグランプユニット裏側のキャップを開け、構造を確認していたんですが、レンズだけ外して中を磨くというのはほぼ不可能に近く、ここはユニットごと交換した方が手っ取り早いと思っていました。
しばらくヤフオクを定期巡回してみたのですが、出品されているのはクタクタのが多くて値段も高め。
しかし、ある時ポッと、程度の良さそうな中古品が出品されているのを見付けました。
写真で見ると結構綺麗な感じで、即決でこの値段ならバーゲンです。早速ポチッと落札。
片側だけで良いと思っていたのですが、程度の良いフォグランプが2個セットならその方がお得です。
商品が届き、早速交換を実施しました。
この曇っているのがどーしてもポンコツくさくて...
綺麗になったヘッドライトとバランスが取れません。
波状の曇りが元から付いていた「シミ」で、更に水滴も溜まっています。
フォグランプなんて滅多に使うものではないので放置する手もあったのですが、車も人も顔が命...
綺麗なモノに交換しましょう(笑)
前回一度バラしているので、チャチャッとバンパーを外す事が出来ました。
バンパー内側左右に付いているのがフォグランプユニット。
(バンパーに延びているコードは字光式ナンバーのケーブル)
右側。
左側。前日雨が降っていたため、雨水がしたたり落ちています。
左がヤフオクで買ったモノで、右側が取り外したモノ。
ヤフオクのモノは、年式の新しい車体から外されたモノなのか、とてもコンディション良好で良い買い物でした。
並べると違いは歴然ですね。
こっちは左側のモノ。
曇ってはいないとはいえ、これも並べると劣化が進んでいる事が判ります。メッキがくすんでしまっています。
外した右側のフォグランプですが、レンズの中まで水滴が入り込んでおり末期的状況です。
交換といってもビス3本で固定してあるだけなので、作業はいたって簡単。座金・ランプ本体とも左右があり、形状はアンシンメトリーです。
点灯確認。点きました。
アレッ?右側が点かない...
球切れか?と思いましたが...
バンパーが外し易い様に抜いておいたアースを、元に戻すのを忘れていただけでした。
ビフォー。
アフター。
これでやっと灯火類のリフレッシュが完了しました。
年式は古いんですが、古ぼけて見えるパーツを交換し、ボディに磨きをかけてピカピカにすると、そんなに古いクルマに見えなくなってきたのは気のせい?(笑)
先日、鉄粉取り粘土を使ってボディ表面のザラザラを除去したのでコーティング剤のノリも良く、納車の時よりも格段にシャキッとした佇まいになっています。