ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【エリア51】ロバート・ラザー「博士?」【UFO】

2024-12-25 23:07:49 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

【エリア51とは】

1990年前後、ある一人の科学者を名乗る男が、ラスベガスのテレビ局に覆面インタビューを受けました。

 

それによると、アメリカ・ネバダ州にある空軍の秘密基地(ネリス空軍基地ネバダテストサイト)一帯に広がる干上がった乾湖に滑走路を設けた「エリア51」と呼ばれている広大な敷地内にある「S-4」において、墜落した異星人の乗り物(狭義でのいわゆるUFO)が9機保管・研究されており、自分はそれら異星人の乗り物の飛行原理を研究・解明するために働かされていて、情報を漏らす事を固く禁じられており、家族も人質に取られていると証言しました。

 

飛行原理は全く解明も再現も出来ておらず、この基地から逃げ出したいがどうにも手立てが無い、との発言をしておりました。

それが、「ロバート・ラザー(ラザールとも呼ばれる)」という科学者の告発でした。

後にラザーはどういう訳か基地の脱出に成功し、テレビ局による嘘発見器による測定や飛行原理の仕組み、エリア51で働くキッカケとなった出来事などを語り始めました。

 

結論から言えば、このロバート・ラザーという男の言っていた事は、現在ではガセネタであった事が追跡調査で明らかになっており、今となっては誰も信用していない人物なのですが、ラザーやエリア51、それらに関する周辺情報に疎い人達の間では今でも人気者であり、最近になってロバート・ラザー関連の動画がUPされる事も増えてきました。

これは、当時の事情を知らず「ラザーは真実を語っているのだが、闇の政府がそれを妨害している」という陰謀論を信じる人が徐々に増えてきているためではないか、と私は推察しています。

ですが、ラザーは間違いなく詐話師(さわし)であり、全く信用に値しない人物である事は明らかで、おそらく偏った情報を鵜呑みにしている人が多いからなのでは、と考えています。

 

【真実】

ここからは、散在するロバート・ラザーの経歴と行動を徹底的に調査し、その結果を基に情報が上手く纏められているウィキペディア(英語版)の翻訳版から、真実は一体どういう事なのかをしっかり読んで頂きたいと思います。

まぁ、真っ先に思う事は、最高レベルの国家機密を漏洩させたらタダで済む訳がない、という点ですが、今も主張を変えない所・少しずつ話が増えている事などには苦笑いが出てしまいます。

 

--------以下、ウィキペディア英語版からの引用---------

 

【ボブ・ラザール】

ロバート・スコット・ラザールə ˈ ɑːr / ; 1959年1月26日生まれ)は、アメリカの陰謀論者。1989年、ラザールは、地球外生命体の技術をリバースエンジニアリングする米国政府の機密プロジェクトに参加していたと主張した。また、過去1万年間の人類への異星人の関与について説明した政府のブリーフィング文書を読んだと主張した。自称物理学者のラザールは、エリア51として一般に知られている米国空軍施設近くの秘密施設で働いていたとされている。彼の話により、この施設は世間の注目を集め、地球外生命体に関する政府の知識に関する陰謀論が生まれた。

ラザールはエイリアンの生命やテクノロジーの証拠を一切示しておらず、彼の学歴や職歴に関する主張は捏造だらけだ。また、ラザールは複数の犯罪歴があり、1990年に売春組織への関与で、2006年には違法な化学物質の販売で有罪判決を受けている。懐疑論者から退けられているだけでなく、ラザールは一部のUFO研究家からも否定されている。

 

【背景】

ラザールは高校を遅く卒業し、成績はクラスの下位3分の1だった。彼が受講した唯一の科学の授業は化学の授業だった。その後、彼はロサンゼルスピアス短期大学に進学した。

1982年、ラザールはロスアラモス国立研究所内のロスアラモス中間子物理学施設にサポートスタッフを提供する請負業者会社の技術者として働いていた。彼は1986年に破産を申請し、自営業のフィルムプロセッサーであると自称した。ラザールは、さまざまな材料や化学物質を販売するユナイテッド・ニュークリア・サイエンティフィック・イクイップメント・アンド・サプライズを所有・運営している。

 

【クレーム~教育課程】

ラザールは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で物理学の修士号を、カリフォルニア工科大学(Caltech) で電子工学の修士号を取得したと主張している。しかし、どちらの大学にも彼の記録はない。[ 科学者のスタントン・T・フリードマンドナルド・R・プロセロは、ラザールのような高校の成績記録を持つ者は、どちらの大学にも受け入れられないだろうと述べている。ラザールは、MIT と Caltech での在職中に教えたとされる講師やクラスメイトの名前を明かすことができない。Caltech の教授とされるウィリアム・ダクスラーは、実際にはピアス短期大学におり、Caltech で教えたことはなかった。フリードマンは、「MIT に行ける人はピアスには行かないのは明らかだ。ラザールは、2,500 マイル以上離れた MIT にいたとされる時期に、ピアスにいたのだ」と主張した。

 

【雇用】

ラザールは物理学者であり、ロスアラモス中間子物理学施設に在職中はその立場で働いていたと主張している。この主張は、1982年にジェットエンジン車への関心についてラザールにインタビューした地元ジャーナリストのテリー・イングランドによって繰り返された。 それ以来、いくつかのメディアは彼を「物理学者」と呼んでいる。しかし、2021年に記事について尋ねられたイングランドは、ラザールの主張を額面通りに受け止め、物理学者としての彼の資格を事実確認しなかったことを認めた。 ロスアラモスでのラザールの立場に関する調査により、彼の役割は請負業者会社の技術者であり、物理学者としても研究所のためにも直接働いていなかったことが明らかになった。そのため、施設にはラザールに関する記録が残っておらず、プロセロはラザールについて「要するに、マイナーな人物だった」と述べている。スミソニアン博物館やその他さまざまな主流の報道機関は、ラザールの「物理学者」という称号は自称であると述べている。

1989年以来、ラザールはエリア51陰謀論者として世間の悪名を馳せてきた。その年の5月、彼は「デニス」という偽名で顔を隠してラスベガスのテレビ局KLASの調査記者ジョージ・ナップのインタビューに出演し、「S-4」という補助施設で働いているとされる仕事について話した。この施設はエリア51として知られるネリス空軍基地の近くにあると彼は主張している。彼は、その施設はエリア51の主要施設であるグルーム・レイクの南に位置するパプース湖に隣接していると主張している。彼は、その場所は山腹に建てられた隠された航空機格納庫で構成されていると主張した。ラザールは、自分の仕事は9機の空飛ぶ円盤のうち1機のリバースエンジニアリングを手伝うことであり、その円盤は地球外起源であると主張した。彼は、空飛ぶ円盤の1つ、彼が「スポーツモデル」と名付けたその円盤は、液体チタンに見た目も手触りも似た金属物質で製造されたと主張している。その年の11月に行われたインタビューで、ラザールはマスクを着けず実名で登場し、施設で働くための面接は請負業者のEG&G社で行われ、雇用主はアメリカ海軍だと主張した。EG&G社は、彼に関する記録はないと述べた。ネリス空軍基地の子会社で彼が働いていたという説も、懐疑論者やアメリカ空軍によって否定されている。

ラザールは、研究対象の車両の推進力は反物質反応炉で稼働し、原子番号115の化学元素(E115)で駆動されていたと主張している。この元素は当時は暫定的にウンウンペンチウムと名付けられており、まだ人工的に生成されていなかった。(2003年に初めて合成され、後にモスコビウムと名付けられた。)彼によると、推進システムはE115の安定同位体に依存しており、これが重力波を発生させ、車両が飛行し、周囲の光を曲げて視覚的な検出を回避できるとされている。

モスコビウムの安定同位体はまだ合成されていない。いずれも極めて放射能が強く、数百ミリ秒で崩壊することが証明されている。ラザールは、宇宙船は解体され、彼が研究した原子炉の上には球体または半球体が載っており、人間の肉をはじく力場を発していたと述べた。 彼は、宇宙船は2つの主要な階層に分かれていると説明した。

原子炉は上層階の中央に配置され、アンテナが上まで伸びており、 3つの「重力増幅器」に囲まれていた。これらは下層階の「重力エミッター」に接続されており、180度回転して「重力ビームまたは反重力波」を出力し、宇宙船は「腹部から」この歪み場に突入する。

ラザールは、プログラムに参加した際に、過去1万年間の地球と、双子連星ゼータ・レティキュリ星を周回する惑星から来たグレイ・エイリアンとされる地球外生命体との歴史的関わりを説明するブリーフィング文書を読んだと主張している。 2019年9月現在、ゼータ・レティキュリ星系で太陽系外惑星は発見されていない。

1989年、ラザールは自分が見た円盤の座席はおよそ子供の大きさで、それに相当する大きさのエイリアンの死体も見たと語った。

彼は、S-4の廊下を歩いているときに、ドアの窓からちらっと外を見たところ、白衣を着た2人の男性が下を向いて「腕の長い小さなもの」と話しているのを見たと語った。30年後、彼はエイリアンを見たとは思わなかったが、エイリアンとされる人物の大きさの基準として人形が使われており、彼らには「子供たち」というあだ名が付けられていたと推測した。ラザールのS-4に関する主張は、その親施設とされるエリア51にさらなる世間の注目を集め、地球外生命体に関する政府の知識に関する陰謀説を生み出した。

ラザールは、自分の雇用記録と学歴が消去されたと主張しているが、フリードマン、プロセロ、作家のティモシー・D・キャラハンは、これは信じがたいことだと考えている。

 

彼の話は、メディアの大きな注目を集め、論争を呼び、支持者と反対者を巻き込んだ。ラザールはエイリアンの生命や技術の証拠を持っておらず、 UFO研究家の間では賛否両論の人物であり続けている。

2017年、ラザールの職場はFBIと地元警察の捜索を受けたが、ラザールは政府の研究所から持ち出したという「元素115」を回収するためだったと推測している。情報公開請求を通じて入手した記録によると、捜索は彼の会社がミシガン州の殺人容疑者にタリウムを販売したかどうかを調べる殺人事件捜査の一環であった。ラザールは捜査の容疑者としてリストされていない。

「ラザールの主張は後に(UFO懐疑論者と信者の両方によって)反証された。彼はネリスでの勤務だけでなく、経歴全体を捏造していたことが判明した。彼の言ったことのほとんどが真実ではなかった。それでも、ラザールの嘘はエリア51を一般の人々の意識の中に押し上げた。」

公の場への登場とメディア

ラザールと長年の友人であるジーン・ハフは、ネバダ州の砂漠で花火愛好家のための毎年恒例のフェスティバル、デザート・ブラスト・フェスティバルを運営していた。このフェスティバル1987始まりまし、正式に命名されたのは1991年でした。この名前は、砂漠の嵐作戦に触発されたものです。このフェスティバルでは、自家製の爆発物、ロケット、ジェット推進車両、その他の花火が使用され、化学と物理学の楽しい側面を強調することを目的としています。

ラザールは、プロデューサーのジョージ・ナップとジェレミー・ケニオン・ロッカー・コーベルのドキュメンタリー『ボブ・ラザール:エリア51と空飛ぶ円盤』ジョー・ローガンポッドキャストに出演した。ラザールは、 2004年にニミッツUFO事件を目撃した海軍パイロット兼司令官のデビッド・フレイバーと会って、UFOに関する研究について話し合ったことがある

刑事有罪判決

1990年、ラザールは売春組織を幇助したとして逮捕された。これは売春斡旋の重罪に減刑され、彼は有罪を認めた。彼は150時間の社会奉仕活動、売春宿への立ち入り禁止、心理療法を受けるよう命じられた。

2006年、ラザールと妻のジョイ・ホワイトは、州境を越えて規制化学物質を輸送したとして連邦有害物質法違反の罪で起訴された。この容疑は、2003年にユナイテッド・ニュークリアの事業所が家宅捜索され、化学物質の販売記録が調べられたことに端を発している。 ユナイテッド・ニュークリアは、禁止されている有害物質の州際通商への持ち込み、および州際通商への持ち込みの幇助の3件の刑事訴追で有罪を認めた。2007年、ユナイテッド・ニュークリアは、違法な花火の製造に使用される化学物質および成分の販売を禁止する法律に違反したとして7,500ドルの罰金を科された。

ジャーナリストのスティーブン・ロドリックと作家のニール・ニクソンは、ラザールの犯罪行為により彼の信憑性にさらなる疑問が投げかけられていると書いている。ラザールの物語を語り継いできた作家のティモシー・グッドと映画監督のジェレミー・ケニオン・ロッカー・コーベルもこの主張に同意している。

 

 

--------以上、引用終わり--------

 

【補足】

この引用の中で、

「双子連星ゼータ・レティキュリ星を周回する惑星から来たグレイ・エイリアンとされる地球外生命体との歴史的関わりを説明するブリーフィング文書を読んだと主張している。」

との証言が出てきていますが、UFO事情に詳しい方であれば、この双子星「ゼータ・レティキュリ」という星に関しては、過去一有名なUFOによる誘拐事件である「ヒル夫妻事件」の証言(今では信憑性がゼロと言われている証言、しかも退行催眠下の証言)から持ち出した事は明らかであり、その一点だけでラザーが嘘をついている事が分かります。

 

尚、不朽の名作「エイリアン」において、地球への帰路につく鉱物採掘船ノストロモ号の乗員が、未だ地球が遠いにも関わらずノストロモ号の人工知能「マザー」に人口冬眠を解かれ、その理由が「信号」を発信している星(ゼータ・レティキュリ)の調査をする事を知らせるセリフがあります(英語)。

「ヒル夫妻事件」は、「異星人は果たしてどこからやってくるのか」という疑問に対してハッキリとした答えを最初に提示した点でも有名ですが、それが何故かを知りたい場合は「ヒル夫妻事件 スターマップ」で検索をすれば見付かると思いますので、興味がある方は見てください。

youtubeはたいへん面白いのですが、ことUFOに関する事となると都市伝説/オカルト系、または「○○銀河連合からテレパシーが来ました」「プレアデス人との対話」などというスピリチュアル系(電波系)にカテゴライズされてしまっており、現在では明らかにデマと分かっている事や天文学的進化論的に間違った事を、さも真実の様に吹聴しているインフルエンサーが後を絶ちません(特に「ロズウェル事件はUFOの墜落だ」等)。

真実は、「信じる・信じない」ではなく、「あるか・無いか」です。

有名な事件程、作り話が錯綜します。儲かるからです。

 

※書き込み可能な3000文字を超えるため脚注は省略いたしました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【アメリカで大騒動】ドローンか?UFOか?

2024-12-19 18:44:17 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

 

 

今、アメリカ全土は正体不明の飛行物体騒ぎでもちきりらしいです。

報道を観ると、どうも「ドローンではないか」という話の様ですが、大きさがバスほどの大きさがあるものもある、という事ですので正体がイマイチ分かりません。

トランプ次期大統領はこの件について、「これが何なのかの説明は受けている」との事ですが、アメリカ国防総省(ペンタゴン)の発表によると「我々にとって脅威ではなく」「安心して欲しい」などと、これがなんであるかが分かっている様なもの言いですが、相当数が目撃されており、米軍基地上空にも侵入している模様。

出没地域は東海岸のNY、ニュージャージー州に集中している様です。

 

アメリカ政府が意図的に騒動を起こしている、との見方がありますが、だとしても動機が分かりません。

 

これが仮想敵国(中国・イラン)のドローンであるとすれば、その規模・大きさから艦船・あるいは潜水艦から離陸しているはずですが、ドローンはバッテリーで飛ぶので滞空時間がそれほど長いとも思えませんし、偵察など隠密行動をとるのであれば、UFOの様に光を点滅させて目立つ様な飛び方をしている事の意味が分かりませんが、何も打つ手が無いとなればドローン攻撃に対してアメリカは無力である事を証明したカタチになってしまいます。

アメリカの防衛力を試されている様な気がしてなりません。

 

ウクライナ戦争に見られるように、ドローンは戦争の在り方を変えたゲームチェンジャーでもあります。

集団でやってくるとひじょうにやっかいである兵器ですが、これが敵国のドローンならどうなる?

アメリカは何も対応出来ない事になります。

 

今アメリカに大挙して現れている「物体」の光り方は、航空灯の点滅の様に見えるものもあります。

明らかに夜間飛行する航空機も混ざっていますが、それは既知の航空機であり脅威ではありません。

また、米軍が民間人が住む空域で秘密のドローンのテストをしているとも考えられません。

宇宙からの来訪者か?別の銀河の恒星系の惑星からの来訪者か?

いや、それは無いでしょう。宇宙のスケールを考えると、知的生命体が存在したとしても互いに接触する事は距離・時間・星の寿命から考えて不可能に思えます。

新たな情報が待たれるニュースです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフガンにも現れているUAP

2021-09-07 19:21:27 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

私はたまにネット動画でシリア内戦やアフガン戦争など、進行形の戦争の映像を観る事があるのですが、たまたま

「FUNKER530 - Veteran Community & Combat Footage」

という、米軍のアフガン派遣軍の歩兵が撮影した戦場映像のチャンネルを観ていて、面白い映像を発見しました。

UFO(未確認飛行物体)です。

今風に言うとUAP(未確認航空現象)です。

トランプ政権末期に、突如置き土産として「UFOに関する情報を開示する」として、主に海軍が撮影したUAPの映像をニュースで観た人も多いと思うのですが、これは実際に存在し、航空機の運用上の危険因子・国家安全保障上の危険因子になるからである事は勿論の事、実際にパイロットの多くが目撃し、ニアミスなどの危険な報告もあるからです。

しかし、「UFOを見た」と言っても信じてくれる人はいないどころか、地上勤務にまわされる発言になってしまいます。

しかし、「実際に見たものは、事実としてしっかり報告するように」という風に方針を変える事で、目撃者(主に軍人)が気兼ねなく報告が出来るようにしようという流れになってきています。

さて、問題の「アフガニスタンのUAP」の映像がこれです。全く理解不能で正体の見当すら付きません。↓

白黒映像で昼間の様に見えますが、これはサーマル・イメージャーなどの暗視装置を使っているからで、画面右下に時計があるように夜の映像です。

温度の低いところは白っぽく・温度の高いところは黒く映っています。

物体の下部から何かをポロポロ落としていますが、昔からUFO目撃事例の中には複数ある現象で、目撃者によると「金属片の様なもの」を落としながら飛行する物体の典型例と言えますが、実写として見るのは私も初めてです。

また、途中でミサイルの様なものが当たるシーンがありますが、何事もなかったように浮かんだままです。

綺麗な編隊を組んで浮遊している事から、自然現象とも思えませんし人間の作ったものとも思えません。

不気味としか言いようがありませんね。

こういったものの目撃例が軍の中でもひじょうに多かった事から、アメリカ国防総省(ペンタゴン)では税金を使って正体を探るワーキンググループをつくっていた様です。

皆さんは、正体が何だとお考えですか?

その他、米軍で公式に認められているUAPの映像を貼り付けておきますので御覧ください。

USSオマハ(軽巡洋艦)の周囲を取り囲む様がレーダーに捕捉され、海面から海中に飛び込むUAP

 

早い段階でリークされ、その後海軍が「実写である」と追認したUAPと、その後新たに出てきた映像

 

道路を走る車のヘッドライトがカメラに反射して映った可能性もあるが、未確認の光体

(UFOは核施設上空における目撃情報が多い事は確か)

 

最近また出現した、偏西風に乗ってアジア某国から飛来したと思われるなんらかの気球

 

正体は何なのだろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最初の接触者(レンデルシャムの森-1)

2012-07-18 19:46:16 | UFOの研究(信憑性が高いもの)


ここまで事件の概要の話が続いたので、個々の「UFO」接触者に関しての情報を見ていこう。

一番最初に謎の物体を見たのは、イギリスにあるウッドブリッジ空軍基地(駐留米軍)の警備兵だ。

今回これから紹介する状況は、ホルト中佐の報告書の第1番目に書かれている事の詳細である。

その前に、もう一度ホルトメモの第1章を見てみよう。

1.

1980年12月27日早朝(午前3時頃)、アメリカ空軍の警備兵二人がウッドブリッジ空軍基地の裏門の外に、異常な光をいくつか目撃した。

航空機の墜落か不時着と思った二人は、調査のため裏門を出る許可を求めた。

当直の司令官は、三名の警備兵に徒歩で偵察に向かうことを許した。

彼らは、森のなかで奇妙な光体を一つ見たと報告してきた。表面は金属のようで、形は三角形、直径は二~三メートル、高さは約二メートル。

森全体を白い光線で照らしていた。上端は赤く、下端は青く光っていた。その物体は浮かんだり、着陸脚で立っていたりした。

接近してみると、物体は樹木のあいだを進路変更して姿を消した。

同時刻に近くの農家の家畜が何頭も狂乱状態になった。

物体は約一時間後に裏門近くで目撃された。

この報告書のくだりはひじょうに簡潔な文面となっており、詳細が判らない。

しかし、退役した当時の警備兵たちが徐々に口を開いており、この時の状況がどのようなものであったのかが、近年明らかになってきた。

アメリカのドキュメンタリー専門チャンネル、「ヒストリーチャンネル」では、これらの将兵に聞き取りを行い、「イギリスのロズウェル事件」として番組で紹介している。

以下、事件の詳細・証言はその番組からの抜粋であることをあらかじめことわっておく。

二人の証言が真実なのかどうかは、当事者二人にしか判らない事である。

真実なのであれば、二人が見たものを合理的に説明出来る人間はいないであろう。

事件が公文書で報告されている以上、事件当夜「何か」が起こったのは間違いのないところではあるが、また、他の天体からの訪問者が来る確率が、この宇宙という想像も出来ないようなスケールから考えた場合、限りなくゼロに近い事を考えると、まったく理解に苦しむのである。

この事件に関しては、様々な否定論が出た。

人工衛星の墜落・・・灯台の見間違い・・・流れ星・・・

それらがこの状況にあてはまるか、考えてほしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Tmreastgate
深夜、ジャック・バローズは底冷えのする基地東ゲートで警備の任にあたっていた。

そこへ、上官のスティーブンス軍曹がピックアップトラックでやってきた。

「ちょっとその辺を走ろうぜ」。

バローズはピックアップに乗り込み、退屈しのぎに丁度良い、と思った。

車は走りだした。

東ゲートからの道は、森の中を通る。

しばらくすると突然、茂みの方を見て「何だあれは?」とスティーブンスが言った。

バローズが目をやると、怪しい光が森に降下してゆくのが見えた。

Rendleshamforestufo

嫌な予感がした。

クリスマスのイルミネーションのように、様々な色が点滅していたのだ。

二人は急いで東ゲートへ戻ると、飛行指令室に電話をかけた。

無線では大勢に聴かれてしまう危険があるので、バローズはCSC(中央保安指令部)に電話を転送するよう、依頼したという。

当日の当直士官は、ペニストン軍曹(当時26歳)を現場に急行させた。

James_dan_john

ペニストンは軍歴7年の野戦憲兵(MP)である。

ペニストンは、当夜の状況をこう証言した。

「問題が起きたので、東門に行くよう、命じられました。どんな問題か質すと、それは現場の警備兵が説明すると言われました。緊急ですか、と聞くと、今すぐ行けと言われました。」

ペニストンは数分で東ゲートに到着すると、バローズとスティーブンスは後方の森を指差した。

「200~300m先の森の中に、黄色や赤などが混じった光が見えたので、すぐに航空機が墜落したのだと思いました。それは、チタンや燃料が燃えるときの色とよく似ていたのです。」

中央保安指令部に状況を報告したペニストンは、上官の指示を待った。

「航空機の墜落なら、救助に向かい、周辺を警備するよう命じられました。」

ペニストンは憲兵の職務として、スティーブンス軍曹から話を聞いた。

「墜落する音が聞こえたか、と聞くと、墜落ではなく着陸したというのです。」

あまりに恐ろしいものを見た恐怖から、スティーブンス軍曹は自分の持ち場に逃げ帰ってしまった。

そのため、その「着陸現場」には、ペニストンとバローズが行く事になった。

森の中を、クルマで入っていけるところまで行き、途中から徒歩で森に入った。

森に入ってゆくと、トランシーバーに雑音が混じってきた。

Photo

バローズはその時の事をこう話す。

「どんどん森の奥に入ってゆくと益々電波状況が悪くなり、通信が困難になりました。」

突如、ペニストンは異様な空気を感じた。

「以前にも任務遂行中に、何度もこういうアドレナリンが噴き出すような状況に遭遇していましたが、この時の感覚は別格でした。身体全部で何かを感じたのです。」

光に近づくほど、その現場の状況は墜落事故とは異なっていた。

「煙も、破壊の爪痕もありませんでした。ただ、丸い光があったんです。」

バローズは言う。

「開けた場所に到達すると、目がくらむような光が辺りを照らし出していました。」

Uforendleshamforest_2

ペニストンが物体まで3mくらいのところまで来たとき光は弱まったが、彼にはこの物体が何なのか、見当もつかなかった。

「私は合理的にものを考えるタイプの人間なので、納得のゆく回答を探しましたが、ダメでした。」

ペニストンは携帯している軍用のカメラで写真を撮った。

「形状は3角形で、大きさは幅2.7m、高さ2.4mくらいで、機体の前後の区別はつきませんでした。エンジンや操縦席のようなものが無かったからです。また、表面はとてもスベスベしていました。」

ペニストンは、物体の特徴をメモ帳に書き記した。

1980

「『表面の材質・・・不明、国籍・・・不明、着陸装置見当たらず。音はしていないが機能は維持しているようだ』。」

物体に近づくほど、ペニストンの筆跡はグニャグニャに乱れていった。

物体からの作用か、異常に興奮した状態だったためかは判らない。

「どんな種類の飛行物体なのか、まったく判りませんでした。『不明』という言葉を繰り返すだけで、物体が何なのか理解に苦しんでいたのです。」

更に近づき、手を伸ばし触ってみたという。

「材質はガラスのようで、滑らかでした。暖かく感じましたが熱いわけではなく、熱源は物体の中から出ているようでした。」

ふと、ペニストンは物体の表面に奇妙なシンボルが描かれている事に気づき、これもノートに記録した。

Byjamespenniston2_2

「何かの記号のようでしたが、数字とも文字とも違いました。全部で6つほど、横幅90cm程度の範囲に描かれていたのですが、専門家ではないのでよく判りません。」

その時、ふいに物体から強い閃光が発せられ、ふたりは物陰に身を隠した。

バローズは言う。

「謎の物体はスーッと宙に浮くと、木々の上まで上昇していきました。」

ペニストンもこの状況を見ていた。

Colhaltandrendleshamforestinterview

「そこから浮き上がって飛び去った時のスピードといったら、正に瞬きした瞬間に消えたも同然でした。あれほど早い航空機を見た事はありませんし、これからも無いでしょう。」

ゆっくり立ち上がった二人は、別の光にギョッとした。

800pxorford_ness_lighthouse_suffolk

最初は、例の物体かと思ったが、すぐに8km先にあるオーフォードネス灯台の灯りである事に気付いた。

無線機が正常な状態に戻っていた。

時間は5:00。謎の光を見てから2時間が経過していた。

無線で中央保安指令部に状況を報告すると、東ゲートで警備部隊と合流するよう命じられた。

バローズは、今見てきた事をどう説明すればよいのか戸惑っていた。

二人は本部に出頭したが、ペニストンは包み隠さず報告する事に躊躇した。

「ありのままを話すのは賢明ではないと思いました。そこで、バローズと共に当直士官のもとへ行くと、昨夜の出来事について当たり障りのない報告をしたのです。」

それでも当直士官は、二人に露骨な警告を発したという。

「諸君。プロジェクト・ブルーブックは1969年に終了している。あまり事を荒立てないように・・・!いいな!」

(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イギリス政府がUFOを真剣に調査

2012-07-14 17:21:08 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

現在このブログでは、イギリス・サフォーク州のレンデルシャムの森で起こったUFO事件を取り上げていますが、そんな中、タイムリーなニュースが飛び込んできました。

「イギリス公文書館は12日、未確認飛行物体(UFO)に関するイギリス政府の調査記録を公開した。

 

政府担当者が偵察や調査、観光を目的に飛来している可能性を指摘するなど、同政府がUFO問題に真剣に取り組んでいた事実が垣間見える。

 

資料は国内のUFO証言を中心に、約6700ページに及び、国防省には「UFOデスク」と呼ばれる担当者がいたことも明らかにした。

 

1995年の資料によれば、担当者はUFOが存在する確かな証拠は見つかっていない

 

とする一方、UFO目撃がもし本物であれば、

①軍事的偵察

②科学的調査

③観光

などが目的として考えられると分析。

ブレア政権当時、首相に報告されたものもあった。」

(参照元:日本経済新聞)

Logouforendleshamforest

と、いう事で、UFOについて何らかの調査を行っていた事は確かで、その中にはレンデルシャムの事件も含まれていると思われますが、今のところ証拠は無いとの事。

だったら「証拠ではない証拠」があるはずなんだから、それも公開しろ!

と思うのですが、今のところこの速報だけで、詳細は不明です。

何年か前にもこういう事があって、「そんなものは無い」と言い張っていたホルト中佐の報告書が出てきたり、ちょっとイギリス政府は信用できません。

イギリスは歴史的に高度な諜報戦を得意としていますので、「そんなもの知りません」という態度をとっている時は怪しいと思わざるをえません。

しかし6700ページもの資料、しっかり税金を使って調査はしてるんですね~。

イギリス人は、紅茶と同じ位、オカルトが大好きな国民なんですよ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする