ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

宇宙戦艦ヤマトのパチモンプラモ

2011-06-29 20:32:29 | パチモン/類似品等、超絶バカプラモ

昨年末劇場公開されて、新たなファン層を開拓した「宇宙戦艦ヤマト」。

私が子供の頃は物凄い人気で、「波動砲」なる響きに、独特の郷愁にも似た感情の昂りを覚える方も多いと思われます。

今回は、アニオタが口から泡を飛ばして熱弁するような、そんなマジメなハナシをする気は毛頭なく(笑)、久々にパチモンプラモの話題、それも「宇宙戦艦ヤマト」のパチモン(当時の言葉で言ういわゆる類似品)、「宇宙戦隊」です。

実はこの「宇宙戦隊」のあまりにリアルな怪しさに魅せられ、コツコツとシリーズの収集を行っていたのですが、今回新たな逸品が入手出来ました。

「ヤマト」艦載機で、コスモタイガーに主力の座を明け渡すまで幾多の海戦をくぐりぬけてきた名機、「ブラックタイガー」のパチモン、「バトルタイガー」笑)です。

まずはボックスアートを。

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「ヤマト」に激似(笑)。

そしてお約束ですが、著作権上ヒジョーに問題のあるこの二人。

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ヲイヲイ(笑)、これはないでしょう(爆笑)。

どっからどうみても、あのふたりでしょう!

髪型といい、まつ毛の生え方まで・・・メーカーのプライドもへったくれもない真似っぷりに脱力です。

そしてこちらがホンモノ。

Yamatopb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バトルタイガー」はこの戦闘機の名前、機体の色、マーキングなど、あらゆる点でパクっているのが判ります。

機首の目玉とか、矢印のマーキングとか・・・・

でも「バトルタイガー」は、これはこれで重戦闘機っぽい感じがしてカッコイイ。

長年この「バトルタイガー」を追ってきたのですが、数年に一度、突然某オクに出品される事があり、結構な高値で取引されるのを遠い目をして傍観していました。

今回は「ここで入手出来なければ、この先出てこないかもしれん、是非とも」という想いでオクに挑み、落札出来た次第です。

ギリギリ過ぎてとうぜん、再販が望めるアイテムではありませんので(笑)、もちろんホンモノよりズ~っと価値が高いプラモデルです。

と、思っている私は阿呆ですかそうですか。

以下、その他のおバカなラインナップをご覧ください。

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良く見ると「パートⅡ」とか「パートⅢ」とか・・・

だまされて買った子供とか、いないですよねぇ・・・

メーカーは、今はエアガンのトップメーカー?たる「マルイ」。

昔はこんなもの作っていたのか、と8時間位社長に問い詰めたい。

素晴らしいですね!とか・・・

センス抜群です!とか・・・

いい味出てますわ!とか・・・あ、褒めてるわ(笑)。

これらは全て、「宇宙戦隊」として新規開発された商品ではなく、繰り返しパッケージを変えながら売られ続けているメーカーオリジナルの「スーパーメカ」で、いわゆる「輪廻転生」型のプラモデルです。

ゼンマイで走行するギミックのある、子供向けです。

それが、ボックスアートを変えるだけでここまで「ヤマト」っぽくなるなんて、楽しい、いい時代でしたね。

金型あるなら再販してね!あ、無理か著作権で(笑)。

 

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震災で破損した屋根瓦をDIYで修理する

2011-06-21 19:42:49 | DIY

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震災(本震では耐え、4/11の余震で落下)で被害のあった我が家の瓦。

破損した直後に、津波被害により取り壊しの決まった家から、許可を貰って瓦を剥ぎ取り、リペア品として仮載せした件については以前書きました。

瓦を載せておけば、とりあえず雨漏り等は防げるのですが、しっかり固定してやる必要があります。

しかしこの手の被害は今回多かっただけに、瓦屋に頼むとなったら相当な順番待ちになるのは必定ですし、頼む金も無い(笑)。

最近、この手の修繕に関する飛び込みの営業も多いと聞きますが、業者として信用出来るかどうかの判定材料がありません。

となれば自分で修理してみよう、というのがいつもの流れです。

しかしネットで色々調査しても、なかなか屋根瓦の直し方というか、修繕の方法が見つかりません。

なんか、「腰痛を治す体操」のサイトを覗いても、肝心な事が載っておらず、この先はこの本を購入してください、みたいな感じで、修繕の方法をUPすると瓦屋の商売あがったりになってしまうのか?

というのは下衆の勘繰りでしょうか。

「とにかく雨漏りせず、地震で落ちなきゃいいだろう、最後は塗装で誤魔化せば良い」

と考え、屋根瓦の修理をDIYで行う事にしましたので、参考にしてください。

「屋根瓦のDIYは危険、プロに任せた方が無難」という見解も多いですが、この「無難」というキーワードに、生き方に対する攻めの姿勢を感じず、「けっ」と思っちゃうのが私の性格。

「一家の主として、このくらい自分で出来なきゃどうする!」というのが率直な気持ち。

ただし高所作業なので当然、危険です。

しかし危険を予知しながら作業をすれば、リスクポイントはある程度ですが下がります。

私は高いところが平気、というわけではありません。

素人ですからやっぱり怖いです。しかし結論から言えば、最後には慣れます。

必要に駆られた作業ですので。

注意する点としては、

①地下足袋を履く・・・裸足の方が滑りにくそうですが、日差しで瓦は相当な温度になりますので、裸足だと熱くて立っていられません。

靴とかサンダルの類は滑るのでOUTです。

②急動作厳禁・・・特に屋根から降りる時はそ~っと動きましょう。

作業服が突起物引っ掛かったりして、思わぬところでバランスを崩します。

③ハシゴの固定・・・これが一番大事です。昇降時これが倒れたら完璧に死にます。

④帽子をかぶる・・・屋根の上は日影が無いので、帽子着用の有無で体力の消耗度が全然違ってきます。ホントです。

⑤KY(危険予知)・・・「~したら~という事になり、~となる」と言う風に、常に落下・転落の危険を念頭に動作を行います。

⑥出来れば安全帯を付けて・・・これを着用すればBESTです。

一般家屋の2階屋根はロープを掛けるトコロがアンテナの支柱位しかありません。なので私は付けなかったのですが、そこをKYでカバーしました。

⑦セメント類はゴム手袋で扱う・・・アルカリ性が高いので、手荒れを起こします。

躊躇したらダメ!以上を踏まえ、いざDIY!

 

 

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とにかく気になるのは、このしっくいとも言えぬ粘土のようなものです。

で、調べていきました。すると、ここで色々なものがある事が判りました。↓

http://www.diy-net.jp/SHOP/g63822/list.html

そこで、なんとなくこれっぽいな、というものを購入しました。

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屋根を事前調査したところ、相当量必要な感じがしたので、これを10袋(15kg)買いました。

しかし、後から足りなくなって更に5袋、追加して買いました。

この製品は「ねんど」という言葉から想像するような粘度ではなく、わりと水っぽい。団子状に固められる粘度ではありません。グチャグチャした感じ。

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仮置きしたのし瓦をどけてみて、この粘土をよく観察すると、細切れの「藁」が入っていました。

おそらく、粘土の崩れを防止する目的で「つなぎ」の役割を果たすものとして混合されたと思われます(たぶん)。

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粘土から飛び出ているヒモみたいなのがそうです。

そこで、嫁の親戚に百姓がいるので、そのルートから藁をGET。

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こんなにいらん、ちゅうねん(笑)。

粘土はのし瓦の固定に使うのですが、その前に古い粘土を取り、綺麗にする必要があります。

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粘土の塊を大雑把に除去し、さらにワイヤーブラシと箒で掃き掃除します。

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テキトーですが下準備完了。

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先ほどの藁を、5cmくらいに切ります。

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瓦粘土を洗面器にあけて・・・

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何度かに分けて「つなぎ」の藁を適量入れ・・・

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隠し味でセメントを少々・・・あとから判ったのですが、粘土だけだと防水性が無いので、ここでセメントを混ぜた方が良いようです(硬度・密着性も上がります)。

棒などでよくコネコネして混ぜ合わせます。

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のし瓦を載せる部分に粘土を盛って行きます。

この間、屋根と庭を行ったり来たり、しかも屋根の上はある意味命がけなので、写真を撮る余裕がありませんでしたが、とりあえず瓦を載せるところまでいきました。

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粘土が乾いたら、側面からセメントを塗りたくり、固定を万全なものします。

粘土を盛り過ぎたところがあり、持ち上がってますが気にしない!

下からは見えませんから(笑)。

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いかにも素人の仕事だな~。

きれいに仕上げるのが案外、難しかったです。

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でも、地震やゲリラ豪雨が来ても、これで暫くは大丈夫でしょう。

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その他、大きな隙間・ひび割れなどは瓦用のコーキング剤をこれでもかと充填し、接着剤がわりにしました。

乾くと弾力性の強いゴムのようになるので、これもたいへん有効です。

休みの度に雨が降ったりして、なかなか作業が出来なかったのですが、なんとか梅雨入り前にここまで出来ました。

最期に防水シーラーと瓦用塗料で塗装をすれば完成です。

震災以降、屋根にブルーシートを掛けたままの家がなんと多い事か・・・

ブルーシートは風雨にさらされると劣化が早いので、一時しのぎです。

自分で出来る事は早めに自分でサクサクやらないと、豪雨が来た時目も当てられなくなります。

それにしても今年こんな事をするなんて、予想もしてなかったです。

※この後の塗装も記事としてUPしてますのでご覧ください。↓

http://blog.goo.ne.jp/kawayukawayu2436/d/20110703

 

 

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