私はすでに家帰ってしまっていた時間だったのですが(夕方5時くらい)、小学校4年か5年生くらいの子がお母さんと一緒に直売所に来たそうです。多摩川梨のことを調べているらしく、松屋梨園のことを教えてほしいと言われたそうです。旦那さんが店番をしていたので、松屋梨園の歴史について10分くらい話したそうです。色々調べた多摩川梨について私も知りたいです多摩川梨に携わっている者として、とてもうれしく思いました。
今日は沢山お客様が沢山いらっしゃいました。
九州の方に発送したいというお客様がいらっしゃって、『どの梨が良い?長十郎は無いの?』と聞かれました。たまに長十郎が欲しいというお客様がいらっしゃるのですが、長十郎の木は持っていないんです。
旦那さんが『今だったら八達(はったつ)がお勧めですよ』と言うと何だそれは?という顔をされました。私がちょうど傷梨でB級品としても売れないほど傷んでいる梨を配送の方に差し上げるように剥いていたので、八達を剥いて試食をしていただきました。その八達がまたびっくりするほど美味しかったんです。もう中心部分は腐っていたので本当に熟れ熟れな状態だったのだと思います。お客様もびっくりして目が大きくなっていました他にも南水、秀玉を食べていただいたのですが八達が一番美味しいと仰ってくださり発送の依頼を頂きました。南水も美味しかったのですが、本当に今日の八達は美味しかったんです。たまたま私が剥いていた秀玉が熟していなかったのであまり美味しくなかっただけで、熟すと秀玉も美味しいんですよ
買いに来て下さった方が試食したいと言われた時に、試食用の梨があれば食べていただけます。今回のように売り物にならない傷梨を剥いている現場に居合わせた場合はいろんな梨をご試食いただけます。ただ、今回のように熟す前に傷梨になってしまったものに当たる場合もあります(本当はそんなものを試食させてはいけないのですが。。。)
今日は本当に忙しくて、旦那さんが毎週土曜日に楽しみにしている「パカパカ行進曲」を聞く事が出来なかったと隣でぼやいています