娘は幼稚園の頃から、将来ケーキ屋さんになりたいと話しています。やりたいことがいっぱいで、ケーキ屋さんもやりたいし、洋服をデザインするデザイナーさん、メークアップアーティスト、絵を描く仕事も良いなぁと将来やりたい仕事の話をするときは目をキラキラさせながら話しています。
コロナで授業の開始が遅れましたが、小学校に入り毎日沢山刺激を貰って帰ってきています。担任の先生が1年生にそんな難しい話もするんだぁ~ってびっくりするような話をしてくれるらしく、毎日帰ってくると、こんな話やあんなことがあったよと1時間くらいず~とお話ししてくれます。
さて、昨日は帰ってきて少したってから、「残念なことを知った」とポツポツ話始めました。
「ケーキ屋さんになりたいけど、AI(ロボット)の方が沢山ケーキを作ることが出来るから、ケーキ作りはロボットがやるようになるんだって。だから、大きくなったらお母さんとお父さんの仕事を手伝うことにしたよ。」偶然にも、日曜日の日経が机の上にあり、その一面が「その仕事、AIで」でした。
娘の弱気な発言を聞いて、松岡修造なみに熱い私、思わず語りました。「スーパーで売っているケーキとか、ゼリーは同じものを沢山作って売るから、そういうのはロボットに任せた方が短い時間で沢山つくことが出来ると思うよ。でもさ、例えば、お友達の〇〇ちゃんが大人になって結婚するときの結婚式で出すウエディングケーキはロボットでは作れないと思うよ。〇〇ちゃんがこうしたいなぁ
っていうのを聞いて、一つ一つ飾りも作っていくからさ。そういうのは人間にしか出来ない仕事になると私は思うよ。ロボットに仕事が取られちゃうからその仕事をあきらめるんじゃなくて、あなたにしか出来ないケーキを作るケーキ屋さんになればいいじゃない。自分にしかできないオンリーワンを見つけるのが、学校の授業だったり、お友達や先生とお話しすることなんじゃないかと私は思うよ」
私の熱い話を聞いて、娘が一言。「先生も同じようなこと言っていた。」そして続けて、「〇〇ちゃん結婚するのかな・・・。私は大きくなったら結婚出来るかな?」えー、引っ掛かったのそこですか