kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

咲いてくれたよ、良かったよ~。

2007年03月01日 | 「花」の彩り
昨年、印刷屋の奥さんが下さった花の苗。
無事に花を咲かすことができました(よかった、よかった
(いきさつは昨年10月18日の“土が運んでくれた、花の苗”をご覧下さいませ)
実は、パンジーなどはもう昨年のうちから咲いていました。
早々と咲いて、もう散ってしまった花もあります。



先日、その奥さんが今年になって始めて私の仕事場に、
依頼の仕事を持っていらっしゃったので、話しのついでに
「去年いただいた花の苗!スクスク育って、
きれいな花を咲かせてくれましたよ~!」と
多少自慢げに報告を。ところが奥さんは
「・・花の苗??・・エ?・・エ?」とお忘れのご様子。
ほらほら、去年土のお礼にとおっしゃって・・と
事のいきさつを説明し、やっと思い出して下さった。
(ま、世の中こんなものかも・・?
というか、欲の無い方ってこういう感じの方が多いですよね。
人生にがっついてない、と言うのか・・。



「あ~、あの時の苗。そぉ~、きれいに咲いたんだあ?」
「ハイ!庭のプランターに咲きました!」
「じゃ、見て帰らなくちゃ!」と嬉しそうにそう言って
仕事場から離れ、通りに面した庭の方へと帰って行かれた。
(仕事場と自宅は隣り合わせなのだけれど、
自分はちょうどバタバタしてた時だったので同行はしなかった)
ひょっとしたら「少しこれは植え込み過ぎね」とか
「これは肥料が足りないわね」などとお思いになったかも・・。
けれどもまあ、それはそれで、きっと喜んでもらえたに違い無いさと、
自分勝手にそう信じております



さてさて、今はきれいに咲き誇っているこの花も
しばらくすると枯れ果てて、だれにも見向きもされなくなる・・。
きれいなものを愛でることは簡単だけれど、
そうではなくなったモノを愛でるのはむずかしい。
たとえばウチのカミさんも昔は・・(いや、これ以上は何も言いますまい



想像だけれど、この印刷屋の奥さんは、
枯れ果ててしまった花にすら、愛情を注いでいらっしゃるのでしょう。
枯れた花に向かい、きれいに咲いて自分の目を楽しませてくれたことへの感謝をし、そのタネを大切に保管して、季節が来るとそれを蒔いて苗を育てる・・。
そしてその苗を、またいろんな方々に配って差し上げる・・。

花を育てるのは苦手だと思っていた自分だけれど、
今咲いているこの花たちのタネを残しておいて、
今度は自分で苗を育ててみようと思う。
そしてまた来年の今頃になったら印刷屋の奥さんにこう言うのだ。
「去年、きれいに咲いたあの花のタネをとり、今度は自分で苗を育て、
今年もこんなにきれいな花が咲きました!」と。

たぶん、奥さん、
また忘れていらっしゃることでしょうけどね



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2 コメント

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JUNKOさんへ! (kaz)
2007-03-02 08:25:08
一人でもそんな風に気にかけてくれてた方がいて下さったということを知って嬉しいです。

けれども、綺麗に咲いてくれたから記事にできたワケで、もし咲いてなかったら、この件は何事も無かったかのように、闇に葬り去られてたことでしょう・・

うちの庭もそうですが、JUNKOさんのお宅のお庭にもチューリップなどが芽を出して(ホントに誰に教えられたワケでもなく・・)いるようですね。
花好きのJUNKOさんの、地植えの花のアップ、是非是非!

楽しみにしております。

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Unknown (JUNKO)
2007-03-01 20:45:59
あれから花の苗はどうだったかなぁ~!と時々思い出して
いました。
咲いたらお知らせして下さるとの事でしたので楽しみに
待っていました。
見事に綺麗に咲きましたね。

次回は家のブログにも地植えのお花をアップしょうかなぁ~
なんて思いました。
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