kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

息吹きの“風”

2008年05月05日 | 「想」の彩り
泊まり掛けでカミさんの実家、大口市へ。

近頃、何かとバタバタとしている自分なので、
カミさんの父親(以下、おやじ様)に会ったのは久しぶりのこと。
相変わらずのご様子のおやじ様を見て少しほっとした。

相変わらずなのは、おやじ様だけではなく、
周りの山々も相変わらずだった。



近くを流れる川も・・。



大きな椎木(しいのき)の姿も。



何もかも相変わらずの景色の中で、一つだけ変って見えた風景が・・
隣に住む親戚の方が今年も高く上げた鯉のぼりの泳ぐ姿だ。



風の無い時には、ダラリと尾びれを垂らしているが、
ざわざわと風がそよぎ始め、ひとたび力を得ると、本当にそのまま空を泳いで行ってしまいそうな勢いでバタバタとはためき出し、そしてまた風が止むとピタリと動きを止めていた・・。

「あ~、自分の暮らしぶりもこれと同じだなあ。
今はゆとりも何も無いけれど、待って耐えれば、
きっとまた追い風が吹いて来る・・。」

鯉のぼりと一緒に風に吹かれながら、
神様が営んで下さっている、“相変わらず”の有難い景色の中で、
自分に言い聞かせるように、ふと、そんなことを思った・・。




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