kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

みんな違って、みんな良かったヨ!

2007年06月04日 | 「想」の彩り
昨日日曜日は、娘(小3)の授業参観日でした。

国語の時間では、詩人・金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」という
詩を例題にして、それに習って子供たち一人ひとりが同じような詩を書き、
発表するという授業が行われ、興味深々で見学。

とりあえず、手本になった金子みすゞさんの
「私と小鳥と鈴と」をご紹介。

「私と小鳥と鈴と」 作:金子みすゞ

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面を速くは走れない。

 

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように

たくさんな唄は知らないよ。

 

鈴と、小鳥と、それから私

みんなちがってみんないい。



でもって、下はウチの娘の作。

「わたしとアシカとケシゴム」

わたしが、はなにボールをのせても

アシカのようにはのせられないが、

のせられるアシカは、わたしのように

ボールをけることはできないよ。


わたしが字をまちがえても、

体でけすことはできないけど、

けせるケシゴムはわたしのように、

たくさんな字はかけないよ。


ケシゴムとアシカと、それからわたし。

みんなちがってみんないい。



漢字が少なく、ひらがなばかりなのが気になりますが、
まあまあの出来でしょう?

ウチの娘に限らず、どの子も発想が豊かで傑作ばかり。
文字通り、“みんな違って、みんな良かった”。
やっぱり、子供はみんな詩人だなあ・・。

ついでに下は、壁に貼って有った娘の絵。



授業参観に行って良かったのは、のびのびと楽しそうに
授業を受けている娘の姿を見ることができたこと。
そして、もう一つ。
担任の先生が、なんと22才という若い女性の先生で、
しかも美人だったということ。
こんな先生に勉強を教えてもらえるなんて、ウチの娘は幸せ者だなあ~と
思ったけれど、考えてみたら、娘にとってはそんなことは、
まあどうでも良いことで、鼻の下のばしてヨロコンデいるのは
中年オジサンの、自分だけなのでありました。
まあ、いいじゃござんせんか。そんなにしかめっ面なさるな。

“みんなちがってみんないい”のだから・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みんな違ってみんないい (yumemiru)
2007-06-05 10:40:07
金子みすゞの「みんな違ってみんないい」は心に残っていて、好きな詩です。
20数年前の子育てのときに、この詩に出会いホッとしたのを思いだします。
その子なりの個性を伸ばして育てようと思ったものですが、その子達が親になり、こんどは再び孫育てです。

小学校でも、みすゞさんの詩がとりあげられていること、ファンとしても嬉しい!です。
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yumemiruさんへ! (kaz)
2007-06-05 13:26:44
(“みすず”さんではなく、正しくは“みすゞ”さんでしたね。訂正しておかねば・・。)

そうでしたか~。
金子みすゞさんの詩に、思い入れがお有りなのですね。
説教臭い詩などは嫌ですが、みすゞさんの詩は
嫌味がなく、童心に満ちていていいですね。

やがては、お孫さん達が国語の教科書を開き、
yumemiruさんのために「みんな違ってみんないい」を
読んでくれる日が・・。楽しみですね~。

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