花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

イシミカワ(石実皮)

2022-10-24 14:01:06 | 花の名前
イシミカワ(石実皮)
 学名:Persicaria pertoliata
 科名/属名:タデ科 イヌタデ属 蔓性一年草 開花期:7~10月
 和名:石見川 石実皮   分布:日本 朝鮮 中国 印度
 花ことば:正体不明の 謎に包まれている 気まぐれ

 河原や道端に見られる蔓性の一年草
 茎は他のものに絡み付きながら1∼2㎝に伸び鋭い下向きの蔓が生えます。

 葉は互生する単葉で長さ2∼4cm幅3~5cmの三角形で
 基部近くに盾状に葉柄が付きます。葉柄にも下向きの棘が生えます。
 托葉鞘は葉状で大きく円形で茎を抱きます。
 茎先または葉腋に短い総状花序を出します。
 イシミカワ葉
                   イシミカワ葉
花は淡い緑色で花冠はありません。花序には丸い盾形の苞葉が付きます。
              イシミカワ花
     果実は径2∼3mmで球形の痩せ果で光沢があり黒色です。
  果実の時期まで残る萼が鮮やかな瑠璃色になって果実を包みます。
 
 ※利用
   全草をコウバンキ(杜板帰)と呼び薬用に用いる。
   効用は解熱や解毒、利尿 下痢 腫物などに用いられる。

                 2022.10.16  散歩で見た実
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