11月5日(日)
散歩で見た荒れ地の雑草
コセンダングサ(小栴檀草) キク科 センダングサ属 一年草
繁殖力の強い雑草として問題視されている外来生物法で
要注意外来植物に指定されている。
名前の由来
葉の形が樹木のセンダンに似ていて同じ仲間のセンダン草より
小さいことから付いたという。
秋になると枝先にアザミの花を小さくした様な形の黄色い花を咲かせます
花が枯れて種になる頃の緑色の実は「引っ付き虫」と呼ばれます。
実が完全に熟すと黒い色の種が球形に開きます。
この種が衣類などに付き嫌われ者の引っ付き虫となります。
ハキダメギク(掃き溜め菊) キク科 コゴメギク属 一年草
花期:6~11月 熱帯アメリカ原産
命名:牧野富太郎氏
世田谷の掃き溜めで発見されたのでこの名が付いた。
植物図鑑によると花期は春から秋にかけてとなっているが
最近では一年中花が見られる様です。日本には明治時代に渡来したという。
現在では帰化植物として定着しており都会地の道端や空き地などに
広がりつつあると言う。
オオオナモミ キク科 オナモミ属 北米原産の帰化植物
開花期:8~10月
オオオナモミは北米原産の一年草ですが日本では1929年に発見され
現在では全国に帰化しています。
雌雄異株で雌花は花後棘だらけの実をつける引っ付き虫の代表です。
楓の様な形の葉を広げ農耕地や空き地などで見られます。
棘のある実がマジックテープの様に衣服や動物の毛に付着し分布を広げます。
オオオナモミの茎に絡んで咲いている花はマルバルコウソウ。
可愛いので一緒に撮ってみました💖
2023.11.5 散歩で見た雑草