4月30日
裏庭にアオイの葉に似た小さな株を見つけました
どんな花が咲くかとそのままにしましたら
花が0・5cmほどで茎が立ち上がるものと地に這うものそして種?
らしきものが付き始めました
フユアオイかなと思ったのですが種の形が違うようで
似た植物で「オカノリ」や「ウサギアオイ」というのがあり
「ウサギアオイ」かと思いましたが
三種類の写真と花の性質など調べた結果を書き留めました
5月16日 調べてみました
フユアオイ 写真は花図鑑からおかりしました
フユアオイ(冬葵)
アオイ科 ゼニアオイ属 1∼2年草 中国原産
日本には食用や薬用とする為に古くに導入された
名前の由来は冬でも枯れないあるいは冬でも花が咲くためとされる
生薬や野菜として利用される 種は生薬「冬葵子(とうきし)」として
用いられ茶として飲用される また葉は茹でて食べる事が出来る
江戸時代中期に日本に渡来し「冬葵」として記録に残る
オカノリ
野田市草花図鑑より
オカノリはフユアオイの変種で葉のしわが多く野菜として栽培されている
ヨーロッパで作られた系統で日本には江戸時代に渡来したと言われます
葉を火であぶるとまるで海苔の様な風味がある事から丘で採れる
海苔としてその名が付けられました
ただフユアオイとオカノリの中間的な姿の物も少なくなく両者の線引きは
難しいかも知れません
フユアオイとオカノリはよく似ていますがオカノリの方がフユアオイよりも
葉がちじれ葉脈(葉柄)に沢山の花芽を付けると言う違いがある様です
ウサギアオイ(兎葵)
アオイ科 ゼニアオイ属 花期:6~9月 草丈:20~50㎝
原産地:地中海沿岸 別名:ハイアオイ
明治年間(19世紀後半)小石川植物園で栽培 近似種:ゼニアオイ イチビ
きわめて丈夫で増える力も強力です
また農薬えの耐性を身に付けている可能性が高く畑の中に入り込むと
厄介かもしれません
もともとヨーロッパ原産で持ち前の環境適応力で世界中に広がっています
花は小さく地味で茎は普通立ち上がりますが地を這う様に生育する事もあり
季節に関係なく生育可能なため通年姿を見る事が出来ます
開花結実は春~夏が中心ですが陽だまりでは真冬でも花や果実が出来ています
※命名は牧野富太郎博士によるものです
中国名のウサギアオイ(トキ)が由来と言いますが動物のウサギとの関係は
不明です
ウサギアオイ(兎葵)
花図鑑から
※類似種が多くて混乱気味
ウサギアオイを図鑑調べすると関連する「ハイアオイ」「ナガエアオイ」
という非常によく似た食物の名前がでてきます
ざっくりと茎が地を這うものがハイアオイで果実の柄が長いものが
ナガエアオイ等とも言われますが研究者の間でも見解が分かれ
あまり釈然としない状態になっています
この三種の扱いは今後の研究で変わるかも知れません
裏庭で咲いたアオイ
くらべて見てどうやら雑草のウサギアオイの様で
ウサギアオイ(兎葵)としました
ウサギアオイの種を拡大しました
フユアオイやオカノリは食用や薬用にになる様ですが
ウサギアオイは雑草で繁殖力が強く厄介者の様です
枯れる前に処分することに(。´・ω・)? 。。。
5月16日に
調べ始めてやっと今日ウサギアオイで更新する事に決めました
ご存じの方がいらっしゃいましましたら
ぜひアドバイスをお願いいたします<(_ _)>
2024.5.18 庭の雑草
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